風呂場にできる赤カビの正体と、赤カビを掃除する方法。
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風呂の赤カビの正体と掃除方法!おすすめの洗剤を紹介
風呂やキッチンなどの水まわりで、ぬめりのある赤い汚れを見たことがある人も多いだろう。赤い汚れは一般的に「赤カビ」と呼ばれ、繁殖力が強いのが特徴だ。風呂に発生する赤カビの正体や効果的な掃除方法、おすすめの洗剤を紹介する。
1. 風呂に赤カビが発生する原因
赤カビは水分がある場所ならどこでも発生するが、風呂場ではとくにシャンプーボトルの底など、水切れの悪い場所に多く見られる汚れだ。赤カビの正体と発生する原因を知ろう。
赤カビの正体
赤カビの正体は「ロドトルラ」という菌である。赤カビと同じく水まわりに生えやすいカビに「黒カビ」があるが、黒カビは根を張るのに対し、赤カビは根を張らないという違いがあり、深く根を張った黒カビは落とすのに苦労するが、赤カビは比較的簡単に落とすことができる。
赤カビが発生する原因
赤カビの原因菌は、目には見えないが空気中に存在しており、多湿の環境を好みエサとなる汚れが多い場所で活発に繁殖する。風呂の場合は、水垢や皮脂などが赤カビのエサになる。赤カビは水分だけでも繁殖することができるので、風呂に水気が残っているとすぐに発生してしまう。
赤カビは気持ちの悪い存在だが、人体への影響はない。しかし、赤カビを放置していると有害な黒カビが発生するおそれがあるので、赤カビを見つけたらしっかり掃除をしておこう。
赤カビの予防法
赤カビは水分がある場所で発生するので、水分を取り除くことで予防できる。風呂を出る前に壁や床の水気を拭き取っておくといいだろう。繰り返し赤カビが発生する場合は、赤カビの原因菌をまとめて除菌すると予防になる。
2. 風呂の赤カビが取れない時の対処法
ほとんどの赤カビはこするだけで簡単に落とすことができる。赤カビが取れない時や、何度も赤カビが繰り返し発生する場合の掃除方法を紹介する。
赤カビは熱に弱い
赤カビの原因菌は25〜30℃程度の温度で活発に繁殖するが、それ以上の温度になると活動が弱まるので、風呂に入った後は高温のシャワーで床や壁を流して、赤カビの原因菌を弱らせるといいだろう。高温のシャワーを流すことで、赤カビのエサとなる石鹸カスや皮脂も洗い流すことができる。
なかなか取れない赤カビにはスチームクリーナーが有効だ。高温のスチームを当てることで赤カビを弱らせ、高圧噴射によって赤カビを弾き飛ばすことができる。赤カビの原因菌の殺菌にもなるので、予防効果も高いだろう。
アルコールで除菌する
赤カビが取れない時や赤カビが繰り返し発生する場合は、原因菌を除菌するといい。アルコールを染み込ませたキッチンペーパーなどを赤カビに貼り付け時間をおくと赤カビが落ちやすくなる。アルコールは赤カビの原因菌の除菌にも効果的なので、風呂全体にアルコールスプレーをして、タオルで拭き取るといいだろう。
肌が弱い人はアルコールで手がかぶれてしまうことがあるので注意が必要だ。ゴム手袋を着用し、アルコールが皮膚についた場合はすぐに水で洗い流すようにしよう。アルコールを使う時は、窓を開けたり換気扇を回したりしてしっかり換気するのを忘れてはならない。
3. 風呂の赤カビ掃除におすすめの洗剤
赤カビの掃除にはアルコールや重曹、漂白剤などの洗剤がおすすめだ。それぞれの性質や特徴を紹介する。
アルコール
除菌効果が高いので、赤カビだけでなく赤カビの原因菌まで取り除くことができる。赤カビの予防におすすめで、とくにドラッグストアなどで「エタノール」として販売されているものは除菌効果が強力である。
重曹
赤カビは酸性の性質があるので、アルカリ性の重曹を使うと中和させることができる。洗浄効果は穏やかだが、環境にやさしく安全性が高いのがメリットだ。強力な洗剤を使いたくない人におすすめである。
重曹はスプレーにすると使いやすい。水100mlに小さじ1杯の重曹を溶かし、スプレーボトルに入れておけば、風呂だけでなく家中の掃除に便利である。掃除方法は赤カビに重曹スプレーをかけてこするだけなので、手軽に掃除できる。風呂に入ったついでに掃除するといいだろう。
塩素系漂白剤
塩素系漂白剤は漂白効果や殺菌効果が高いことで知られる洗剤だ。強力な洗剤でにおいも強いため、取り扱いには注意が必要だ。黒カビにも効果的なので、赤カビや黒カビなどをまとめて掃除したい時におすすめである。
酸素系漂白剤
酸素の力で汚れを落とす洗剤で、つけ置きに適している。シャンプーボトルやおもちゃなど、風呂で使う小物に発生した赤カビをつけ置きするのにおすすめだ。
結論
風呂に発生するぬるぬるとした汚れの正体は赤カビである。風呂場は赤カビにとって水分や温度、エサの条件が整っていて繁殖にはうってつけの場所といえる。赤カビ予防のためには風呂に水分を残さないように注意し、赤カビの原因菌を除菌するといいだろう。赤カビ対策をしっかりと行い、ぬめりのない風呂を楽しもう。
投稿者:
オリーブオイルをひとまわし編集部
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