
簡単きれい♪カビ臭いバスタオルの原因と取り方・対策は?
バスタオルにいつの間にか付着し、イヤな臭いの原因にもなるカビ汚れ。今回は、重曹でのカビ臭さの落とし方や、バスタオルがカビない方法、漂白剤とバスタオルの色の関係を紹介! 干し方のポイントや便利グッズも紹介するので、参考にしてみてくださいね♪
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バスタオルの黒い斑点と臭いの原因はカビ!
お風呂上がりの体を拭くためのバスタオル。常に清潔であってほしいはずなのに、いつの間にか「カビ臭い!」「黒い斑点がついている!」などの経験はありませんか?
実は、バスタオルはカビが発生しやすい環境におかれていることが多くあります。
カビは、「気温0〜45℃」「酸素」「湿度70%以上」「垢などの栄養」の4つがそろっているときに発生します。お風呂上がりに使ったバスタオルを換気しないままのバスルームに放置したり、洗濯機に入れてそのままにしておいたりすると、バスタオルにカビが発生する条件を満たしてしまいます。
これによって、バスタオルに黒い斑点が現れたり、カビの臭いが発生してしまうのです。
【正しいカビ取り方法】漂白剤はタオルの色で変えよう
頑固なカビの汚れは、通常の洗濯洗剤では落とすことができません。カビの汚れを落とすために漂白剤を使って洗濯している、という方も多いのではないでしょうか?
タオルのカビ汚れにも漂白剤は有効です。しかし、色落ちや生地の劣化を防ぐために、バスタオルの色によって使用する漂白剤を変える必要があります。
ここでは、バスタオルの色別に使用する漂白剤とその使い方を紹介していきます。
白基調のバスタオルには「塩素系漂白剤」
白基調のバスタオルは、「塩素系漂白剤」で洗います。
45〜50℃のお湯に、ハイターやブリーチなどの塩素系漂白剤を混ぜて、バスタオルを1時間程度浸け置きしましょう。塩素系漂白剤の使用量はパッケージの記載に従うようにしてください。
そのあとは漂白剤をしっかりと流します。塩素系漂白剤は臭いが強いので、よく洗い流してくださいね。また、強力な薬剤なので多少生地が傷むおそれもあるため注意してください。
色物・柄物のバスタオルには「酸素系漂白剤」
色物や柄物のバスタオルは、「酸素系漂白剤」で洗います。
粉末の酸素系漂白剤を溶かした45〜50℃のお湯に、バスタオルを2時間程度浸け置きするだけ。酸素系漂白剤の使用量は、パッケージの記載に従うようにしてくださいね。そのあとは、漂白剤をしっかりと流します。
黒い斑点が濃い場合や、臭いや汚れが十分に落ちなかった場合は、大きめの鍋を用意し、沸騰させたお湯に酸素系漂白剤を入れ、15分ほど弱火で煮た後さらに3時間置きましょう。
液体タイプに比べて、粉末タイプの方が漂白力や除菌力が強いので、できるだけ粉末タイプの酸素系漂白剤を使用することをおすすめします。
カビ臭いバスタオル! 重曹での落とし方は?
漂白剤を使用する以外に、重曹でもバスタオルのカビを落とすことができます。漂白剤に比べると殺菌効果は劣りますが、黒い斑点が薄い場合や、汚れはなく臭いだけが気になる場合には重曹でも十分な効果が得られますよ。
また、重曹は比較的安く手に入れることができ、洗濯以外の掃除にも使用できる優れもの。天然素材なので人体にもやさしく、色物や柄物のバスタオルにも使用できます。一家に1袋は持っておいてもいいかもしれません♪
ここでは、重曹を使ったバスタオルのカビ取り方法を2パターン紹介します!
お湯と重曹でカビ取り
バスタオルが入る大きさの鍋にお湯を沸騰させ、そこに重曹を加えます。目安は大さじ2杯ですが、鍋の大きさやお湯の量によって調節してください。
重曹がお湯に溶けたらバスタオルを入れ、弱火で30分〜1時間ほど煮ます。その後はしっかりと水でバスタオルをすすぐだけ。この際火傷に十分注意してください。
洗濯機に重曹を直接入れてカビ取り
洗濯機に直接重曹を洗濯機に入れて洗うだけのこちらの方法。量の目安は大さじ4杯程度。洗剤や柔軟剤をいっしょに使用しても問題ありません。
洗濯槽や他の洗濯物も同時にきれいにできるので、一石二鳥の方法ですね♪
ただし、熱湯に重曹を入れるやり方に比べると洗浄力や殺菌力は劣るので、臭いだけが気になる場合や黒い斑点がそこまで濃くない場合におすすめです。
バスタオルがカビない・臭わない方法は?
ここまでは、バスタオルにカビや臭いが発生してしまったときの、対処法について紹介してきました。カビや臭いは紹介した方法で除菌消臭できるものの、できることなら、カビや臭いは発生しないことが一番ですよね。
バスタオルの扱いに少し気をつけるだけで、カビや臭いは簡単に予防することができます。日頃から、以下のポイントに注意してみるよう心がけてみましょう。
濡れたまま放置しない
バスタオルを濡れたまま放置すると、生乾きの状態になりカビが発生しやすくなります。洗濯が終わったらすぐに干す、繰り返し使うバスタオルは乾きやすいところに干すなどしてカビの発生を防ぎましょう。
洗濯機の中に長時間置かずなるべく早く洗濯する
使用済みのバスタオルを洗濯機の中に入れたまま数日放置、なんてことはありませんか? 洗濯機という密閉空間の中で使用済みのバスタオルについている汗や垢がエサとなり、カビが発生しやすい環境を作ってしまいます。
使用済みのバスタオルを洗濯機の中に放置するのはやめましょう。
洗濯機を清潔に保っておく
洗濯機そのもののカビも、バスタオルのカビ臭さの原因となります。月に一度は洗濯槽の掃除を行うのが理想です。
最近では、「洗浄コース」のボタンを押すだけで槽洗浄を行ってくれる便利な洗濯機がほとんど。このような場合は塩素系クリーナーを入れてボタンを押すだけなので、簡単に洗濯槽を掃除できますね。
洗浄コースのボタンがない場合は、酸素系クリーナーを使って洗浄を行います。40〜50℃のお湯を洗濯機いっぱいに入れ、酸素系クリーナーを入れて3時間以上放置するだけ。その後浮いたゴミを網などですくってすすぎと脱水を行えば完了です。
洗濯機そのものがきれいでないとバスタオルもきれいに保つことができないため、こまめに掃除するよう心がけてみましょう。
洗濯槽の掃除について、詳しくは以下の記事も参考にしてみてください♪

捨てるのはもったいない! 正しい洗濯で長持ちさせましょう
バスタオルのカビは、環境次第で新しいものにでも発生します。せっかく買ったばかりのバスタオルやまだ十分に使えるバスタオルを、カビが原因で捨ててしまうのはもったいないですよね。
正しい洗浄方法を知っておくと、お気に入りのバスタオルも長持ちさせることができます。
カビや臭いに困っている方は、この記事を参考にしてぜひ試してみてくださいね♪
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