トイレのつまりは洗剤で解消できる？予防におすすめの洗剤も紹介

トイレがつまる原因

トイレのつまりは、トイレットペーパーの流しすぎや汚れの蓄積、過度な節水、異物を流してしまったことが主な原因です。

トイレットペーパーだけでなく、トイレに流せると書いてある製品でも一度にたくさん流すとつまりの原因になるので、使用したときにはこまめに流しましょう。また、尿石や汚れがたまっていると水の流れが悪くなり、つまりやすくなるので洗剤を使って1週間に1回の頻度で掃除するのが理想的です。

ほかにも、トイレのタンクにペットボトルを入れるなどの過度な節水は、排泄物などを流す水量が不足して、つまる原因になります。携帯電話やおもちゃなどの異物を流したときにもトイレはつまるため、注意しておきましょう。

トイレのつまりは洗剤だけでは直せない

残念ながらトイレのつまりを洗剤だけで直すことは難しいです。水に溶けない異物がつまっているケースだと、異物を取り除く必要があるため、洗剤だけでは解決できません。

また、尿石や汚れがつまりの原因である場合でも、つまってからでは十分に効果を発揮できず、洗浄力の強い洗剤であれば短時間に繰り返し使用することで便器が傷つくこともあります。

トイレのつまりの原因を取り除くには、ラバーカップ（スッポン）などの道具を使用するのがおすすめです。

トイレのつまりを洗剤を使わずに直す方法3つ

トイレのつまりを直す前の準備

トイレのつまりを直す前にいくつか準備が必要です。まずは誤作動を防ぐために、トイレに電源がある場合は電源プラグをコンセントから抜くようにしてください。

次にマイナスドライバーを使ってトイレの止水栓を閉めるようにしましょう。止水栓を閉めないとつまっている状態のトイレに水が注がれ、水が溢れる原因になります。

そして、トイレに水が溜まっている場合は、灯油ポンプなどで水を汲み上げてバケツに移し替えておくのがおすすめです。水が溜まっている状態でつまりを直そうとすると水が跳ねて便器や壁、床などを汚してしまう可能性があります。

【1】ラバーカップで直す

トイレのつまりを直すためにまずはラバーカップ（スッポン）を使ってみましょう。ラバーカップ以外にも似たような作用のある、真空式パイプクリーナーを使うのもおすすめです。

また、ラバーカップを使用するときには、透明のビニールシートを便器を覆うようにしてラバーカップに被せることで、便器内に溜まった汚水が飛び散るのを防ぎ、トイレの壁や床を保護してくれます。

必要なもの

つまりを直す手順

【2】ペットボトルで直す

ラバーカップがない場合、500mLのペットボトルで代用できる場合があります。

ペットボトルの底を切るときには、カッターやハサミでケガをしないように注意しながら作業を行ってください。

必要なもの

つまりを直す手順

▼ラバーカップの代用品を使ってトイレのつまりを直す方法はこちらもチェック！

【3】ワイヤー式パイプクリーナーで直す

ワイヤー式パイプクリーナーは、パイプクリーナーブラシやワイヤーブラシとも呼ばれている製品です。その名前の通りワイヤーにブラシがついており、トイレのつまりの原因をほぐして流してくれることに期待できます。

ただし、トイレに無理矢理差し込むと、つまりの原因が奥でつまって悪化したり、便器が破損する可能性もあるので、様子をみながら慎重に使用してください。

必要なもの

つまりを直す手順

トイレのつまりが自力で直らないときはプロに依頼しよう！

自力でトイレのつまりが直らないときにはプロに依頼して直してもらいましょう。

「水の110番」は、24時間365日電話とメールで無料相談を受け付けています。対応エリアであれば30分で駆けつけて、つまりを解消してくれます。

また、対応エリアであればクレジットカードの使用もできるので、手持ちがないときにも助かります。

トイレのつまりを予防するおすすめの市販洗剤

ここでは、尿石や汚れなどによるトイレのつまりを予防するのにおすすめな市販の洗剤を紹介します。

KINCHO（キンチョー）／サンポール

花王／トイレマジックリン 強力クレンザー

和協産業／デオライトL

▼トイレ掃除におすすめの洗剤はこちらもチェック！

トイレのつまりに洗剤を使うことに関するQ&A

Q1. トイレのつまりは洗剤だけで直せる？

A. 洗剤だけではトイレのつまり解消は難しい

残念ながらトイレのつまりを洗剤だけでは直すのは困難です。

トイレのつまりを直すためには、ラバーカップ（スッポン）やワイヤー式パイプクリーナーなどを使用して、つまりの原因を取り除くのがおすすめです。

水に溶けない異物の場合にはこれらの道具を使っても解消が難しいので、専門業者に依頼して取ってもらうようにしましょう。

Q2. トイレのつまりを予防する方法は？

A. 汚れを落として過度な節水やトイレットペーパーの使用量に注意する

トイレの汚れが溜まるとつまりやすくなるため、こまめにトイレの掃除をして汚れを落としましょう。

また、過度な節水をすると水量が足りず排泄物などを流せなくなります。トイレットペーパーも一度にたくさん流すとつまる原因となるため、使用する量には注意しましょう。

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※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果（2023年3月）に基づいたものです。
※一部の画像はイメージです。
※お掃除の際には、ゴム手袋をつけてしっかりと換気を行い作業をしてください。
※製品によって、お手入れのしかたは異なるため、必ず製品の取り扱い説明書に従って作業を行ってください。
※お手入れをする際は、必ず電源プラグを抜いてから作業を行ってください。
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