トイレのつまりの原因は?自分でできる対処法や業者に頼むべきケースも解説

トイレのつまりの原因について解説します。つまりが疑われる症状や、自分でできるトイレのつまりの解消方法、業者に依頼した方が良い判断基準などもまとめました。

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トイレのつまりの症状3つ

  1. 1.水が流れない
  2. 2.異音がする
  3. 3.水位が多いor少ない

【1】水が流れない

トイレつまりの症状といえば、トイレの水が流れないこと。

排水管に問題がある場合は、タンクから便器に流れる水が排水管に流れていかず、便器内に水があふれてしまいます

タンク内に問題がある場合は、流れる水量が少なくなり排泄物を流すために必要な水量が足りないので、結果的につまりを引き起こします。

【2】異音がする

便器から「コポコポ、ゴボゴボ」という音がする場合があります。これは水に空気が混ざっているときに起こる音で、この音がした場合にはつまっている可能性が高いでしょう。

トイレはトラブルによってさまざまな異音を発します。異音ぐらいと放置せずに原因を確認しましょう。

【3】水位がいつもと違う

トイレの排水管の奥がつまっていると、便器の水位が上がったり下がったりすることがあります。

いつもより便器の水が多かったり少なかったりする場合は、試しにレバーを一度回してみて、水位が上がる場合はつまりを疑った方が良いといえます。

トレイのつまりの原因4つ

  1. 1.大量のトイレットペーパーや排出物を流す
  2. 2.お掃除シートや生理用品などの異物を流す
  3. 3.水量が少なく水の勢いが足りない
  4. 4.尿石が便器や配管に溜まっている

【1】大量のトイレットペーパーや排出物を流す

トイレがつまる原因として多いのは、排泄物やトイレットペーパーです。

トイレットペーパーや排泄物は、普通にトイレに流せるものですので油断しがちですが、一度に流せる量は限界があるので注意しましょう。

【2】お掃除シートや生理用品などの異物を流す

流せるタイプのお掃除シートや猫砂でも、一度にたくさん流すと詰まりの原因になることがあります。

ほかにも、生理用品やおむつも詰まる原因になるので、異物を落としてしまった場合は必ず拾ってから流しましょう

また、カップラーメンの食べ残しのような食品は、油などが排水管で固まってつまりの原因になるので、トイレに流すのはやめましょう。

【3】水量が少なく水の勢いが足りない

水量が少ないと水の勢いが足りず、配管に排泄物やトイレットペーパーが残り、つまりやすくなることがあります。

大便を小洗浄で流したり、節水になるからとタンク内にペットボトルを入れたりして、水量を減らすのはやめましょう

【4】尿石が便器や配管に溜まっている

異物を流していないのに流れが悪い場合や、嫌な臭いがするという場合は、尿石が溜まっていることがあります。

便器や配管に尿石が溜まるとつまりや臭いの原因になります。尿石を溜めないためにも、こまめな掃除を心がけましょう。

トイレのつまりを解消する方法

作業前の準備

  1. 1.電源プラグを抜く
  2. 2.止水栓を閉める
  3. 3.換気を行う

トイレのつまりを対処する前に、上記3つを必ず行いましょう。汚水で汚れてしまわないように、床や壁にビニールを貼り付けておくのもおすすめです。

【1】バケツで水を流す

バケツやペットボトルなどで、便器の排水口に向かって水を流すと、水圧が加わりつまりが解消することがあります。一度にたくさん注ぐと水が溢れることがあるので、様子を見ながら注ぎましょう。

必要なもの

  • バケツやペットボトル

掃除の手順

  1. 1.便器より少し高い位置から水を流す
  2. 2.水位が正常になるまで繰り返す

【2】ラバーカップor真空式パイプクリーナーを使う

ラバーカップor真空式パイプクリーナーを使う方法もおすすめです。ホームセンターや100均などでも買えるので置いておくと安心です。

必要なもの

  • ラバーカップor真空式パイプクリーナー

掃除の手順(ラバーカップの場合)

  1. 1.ラバー部分を排水口に当てる
  2. 2.柄を排水口に向かって強く押し込む
  3. 3.すき間がないことを確認する
  4. 4.柄を一気に引っ張る
  5. 5.流れがよくなるまで繰り返す

掃除の手順(真空式パイプクリーナーの場合)

  1. 1.ハンドルを引く
  2. 2.ラバー部分を排水口に当てる
  3. 3.ハンドルを押し込む
  4. 4.流れがよくなるまで繰り返す

▼トイレのつまり解消方法をもっと知りたい方はこちら

トイレのつまりで業者へ依頼する判断基準

  • 原因がわからない場合
  • 自分でやってもつまりが解消されない場合

トイレのつまりは、自分で解決できる場合と、業者に連絡したほうがよい場合があります。業者に頼むつまりの判断基準は上記の2つ。

つまりの原因がわからないまま自己判断でやってしまうと、かえって状況が悪化する場合があるので注意しましょう。

また、原因がわかっていても自分では解決できなかった場合も、速やかに業者に依頼しましょう。

トイレのつまり解消なら水110番がおすすめ

トイレが詰まってしまった……という人は、「水110番」の利用がおすすめです。

トイレや風呂、キッチンなど水回りのトラブルに関して8,800円(税込)から依頼でき、相談から最短30分で対応してくれるスピード感が魅力です。電話・メールでの相談は24時間365日受付中のため、トイレの詰まりにお困りの人はまずは気軽に事前見積もりの相談をしてみましょう。

※ご依頼内容・対応エリア・加盟店により、記載されている価格では対応できない場合があります

トイレのつまりの原因に関するQ&A

Q1. トイレのつまりは自然に治る?

A. 水に溶けるものが詰まっている場合は自然に治ることがあります

トイレットペーパーや排泄物などの水に溶けるものがつまっている場合は、自然につまりが治ることがあります。しかし、固形物がつまっている場合は自然には治らないので、早めに業者に依頼しましょう。

Q2. トイレのつまりが頻繁に起きる場合は?

A. 業者に掃除を依頼したり、トイレを買い替えたりする必要があります

普通に使っていてもトイレが頻繁につまるという場合は、一度業者に依頼して高圧洗浄機で排水管内をキレイにしてもらうのがおすすめです。

また、10~15年程経過していて頻繁につまり起きるという場合は、排水管が劣化している場合もあるので新しいトイレに取り換えることも検討してみましょう。

トイレのつまりの原因に関する記事はこちら

※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年3月)に基づいたものです。
※一部画像はイメージです。
※お掃除の際には、ゴム手袋をつけてしっかりと換気を行い作業をしてください。
※製品によって、お手入れのしかたは異なるため、必ず製品の取り扱い説明書に従って作業を行ってください。
※一般的な使用方法をご紹介しています。製品の効能・使用法は、各社製品によって異なる場合もございます。各製品の表示・使用方法に従ってご利用ください。

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