
開きづらい穴の理由
通常では開きづらいところにも、穴は開いてしまうことがあります。
不思議に思うこともあると思いますが、その内良くあることの一つを
紹介、解説いたします。
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とても不思議なところに穴が開くのはなぜでしょう。
原因はこれです。
時々
『なんで?』
というようなところに穴が開いてしまうことがあります。
ラントンレーブでは、その中でよくある穴が画像の穴になります。
いらっしゃるオーナー様のほとんどが不思議に思っております。
これは、履き込んでいくが故の自然に生地が薄くなって穴が開いたというわけではなく、
ジーンズのパーツが当たってその一部分だけにストレスがかかり穴が開いてしまうのです。
ただし、一部だけに当たっていますので、穴の開いていない場所は、元気ですので、
補修をしてしまえば、その後また開いていってしまうということはありません。
ですから、穴が開いたらすぐ直しちゃいましょう!
この部分、
『持ち出し』なんて言い方をするのですが、
これが前身頃に悪さをしてしまうのです。
裏をひっくり返してこのように縫製されているものが非常に多いのですが、
このロックのかかっている部分が
`チョン`として遊んじゃっているのですが、
本来はこの一番尖った部分を押させるように縫製されるべきなのです。
ジーンズを買うときに、見るポイントとしてもいいと思いますよ。
こうなっていると言うことは、そのこと自体を知らないブランドなのか
知っていても、縫製の簡略化から、それでいいと縫製されているものかどちらかになりますので。
逆にその辺、気を使っているものは色々ジーンズオーナーに対して親切とも言えますよね。
穴が開いたらすぐに直してしまいましょう
先にも書きましたが、
一部にストレスがかかって開いた穴ですので
穴の周り四隅は全て元気な生地の状態ですので、
なるべく早めに直してしまいましょう。
その際、画像で見えているステッチは小股という場所になるのですが、
そこのステッチを外し、持ち出しの部分のステッチも外します。
そこで繋ぐときに少しずらして持ち出しの尖ったところを押さえます。
元の状態から少しずれてしまうのですが、今後痛んでいかないよう、
ラントンレーブでは、直しております。
今回の修理は、ジーンズの縫製について、結構知っておく必要があるので
ご自身でやるのは困難かもしれませんが、やれる環境がある方はぜひ
やってみてください。
そして、そこで失敗してもこちらにお持ちいただければお手伝いいたしますので、
お気軽にお問い合わせください。
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