【DIY】自分で作れるおしゃれ木製家具シリーズ♪端材を大量消費!スクラップウッドのダイニングテーブルをDIY☆
食事をしたり、お茶を飲みながらくつろいだり、子どもたちが勉強したり…、と生活の中心にもなるダイニング。
今まで使っていたテーブルはリメイクを繰り返し強度が弱まってきているのと、狭いリビングダイニングに合わせてもう少し小さいサイズのテーブルが欲しかったので、今回DIYでダイニングテーブルを作ることにしました。
DIYなら好みのサイズ、色、テイストで作れます。少し工程が多くなりますが最後までお付き合いいただけたら嬉しいです(^^)
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ダイニングテーブル
インスタなどに度々登場する我が家のダイニングテーブル。
数年前にニトリで買ったダイニングテーブルセットです。カリモク60に合わせて高さを低くリメイクし、冬場のこたつの時期に邪魔にならないようにテーブルを半分にカットしたものです。
その時のアイデアは以下をご覧ください↓
冬はこたつ生活になるので、大きなダイニングテーブルを分解することで部屋が広く使えるようになり、時期に合わせて使い方を変えることが出来ていましたが最近気になってきたのが分解したテーブルの強度。
分解時に強度を考えて補強板を入れていればよかったのですが、何もしていなかった為安定が悪くなってきたのと、テーブル自体を少しコンパクトにしたかったので今回新しくテーブルを作ることにしました。
今回ダイニングテーブルを作るにあたって考えた事は、
●お金をかけずに作りたい
●家にある大量の端材を消費したい
●今後のメンテナンスを考えていつでも手に入れられる木材を使いたい
という事です。
①ベニヤ板でベースを作る
天板に端材を使い、スクラップウッドにしていくため、ベースとなるベニヤ板を買ってきました。
厚さ12㎜の合板を、横130㎝、縦62㎝の長さに切り出しました。縦の62㎝は天板に使う1×4材(89㎜)7枚分です。
大きなサイズのものはホームセンターのカットサービスを利用すると便利です。
ベニヤ板は反りを軽減させるために両面ペイントします。
水性ステイン塗料のウォルナットを使いました。
ステイン塗料は木材に染み込んで着色するので、木材保護や防カビ効果があります。
②端材を配置してみる
ベニヤ板のペイントが乾いたら、1×4材の端材を並べてみます。
全て端材でまかなえそうなので、買い足しなしで作れそうです。
端材はほとんどがペイントされていたものだったので、無塗装のものだけペイントします。
色味を合わせて、ビンテージワックスやオールドウッドワックスなどのワックス系の塗料を使いました。
③端材を貼り付ける
ペイントが終わったら最後に端材を並べ、色の配置を考えながら最終的な取り付け位置を決めます。
一枚ずつ裏返しボンドで貼り付けていきます。
④脚の部分を作る
天板のボンドが乾く間に脚の部分を作っていきます。
脚に使うのは2×4材です。
端材を使っているので、ペイント済のものがありますが、長さ55㎝と53㎝、各4本ずつ用意しました。
ペイント済の2×4材がWOODLOVEのオイルステイン(色はマホガニー)だったので、この色に合わせて全ての木材を同じ色でペイントします。
オイルステインは臭いがそれなりにあるので屋外で作業しました。
塗料がスルスルっと木材に染み込んでいきます。
⑤脚組み立て
ペイントが終わったら組み立てていきます。
組み立てのイメージは写真のように4本の木材を組んでいく感じになります。
組み立てに使うのは八幡ねじのシンプソン金具というものを使います。こちらも使い回しなのでペイントしたものが混ざっています。
シンプソン金具は種類が豊富。1×4材や2×4材の為のものが多く、組み合わせ次第でかなりしっかりとした造りの家具などが作れる金具です。
シンプソン金具を使って2×4材を組み立てていきます。
板がずれないように当て木をしておくと作業しやすくなります。
このように2つの脚の組み立てができました。
⑥脚と天板を組み立てる
脚と天板を組み立ててテーブルにしていきます。
脚をひっくり返し、木材にドリルビットで下穴を開けます。
長いネジを打ち込むことになるので、下穴をあけておいた方がネジを真っ直ぐ打つ事ができます。
天板を貫通しない長さのネジを選び裏返した天板に脚を取り付けます。
この時点ではがっしりと取り付けられてビクともしない!という安定感はありませんが後から補強をしていくのでこのままで作業を続けます。
⑦補強板を取り付ける
この状態だとまだグラつきが大きく不安定なので、脚と脚の間の長さの1×4材を二本用意して補強板として使います。
取り付けには2×4材用の金具を使います。
こちらの金具も先ほど使用した金具もカインズホームで購入しました。
大きなホームセンターで購入することができますしネット通販でも購入できるようです。
脚の2×4材と補強板の1×4材に金具を引っ掛け、ネジを打ち込んでいきます。
この時、どちらの木材にも板よりも長いネジを使います。天板の1×4材に少し到達するくらいのイメージで打ち込んで強度を上げます。
このような感じに補強板を取り付けました。
天板がそれなりに重くなるので、念のため補強板は2枚使っています。
矢印の位置にもネジを打ち込んでおきます。
⑧天板を仕上げる
テーブルを起こし、天板を仕上げていきます。
紙やすりを使って表面を滑らかにします。
紙やすりは180番→240番→320番の順に丁寧にかけました。目の細かい紙やすりを使用すれば塗装が剥がれ過ぎることがありません。
少し手間はかかりますが大事な工程になります。
紙やすりをかけ、固く絞った雑巾で表面を拭き、乾いたらニスを使って仕上げていきます。
透明クリアの水性ウレタンニスを使用します。
こちらの塗料は食品適合なので、ダイニングテーブルに安心して使えます。
水性ウレタンニスは二度塗りします。
1度目は薄く塗って乾かし、乾いたら320番くらいの紙やすりを使って表面のザラつきをなくし、また薄く塗って仕上げます。
ベニヤ板の上に1×4材を乗せているので気になるのがこの横から見た断面。
テーブル天板の周り一周を木材で囲って見栄えを良くしていきます。
天板の厚みが約4㎝なので、4㎝×3㎝の角材を外周の長さで用意します。
角材の角が気になるので、サンダーを使って手触りがよくなるよう角は少し丸めました。
黒くペイントしていたものですが、角を丸めるためサンダーをかけたり、所々ネジ穴の跡があるので改めて全体を黒い水性塗料で塗ります。
塗料を塗るとまた表面がざらついてしまうので、塗装後やすりをかけておきます。
塗料が乾いたので天板に取り付けしていきます。
スリムビスを使いしっかりと固定します。
スリムビスは極細なので打ち込んでいけばそのまま木材に埋まっていき、ネジ頭が目立ちません。
ダイニングテーブル完成!
スクラップウッドのダイニングテーブルの完成です!
好みの色・サイズ・テイストで、しかも最初から考えていた端材を大量に消費することができ、それによってほとんどお金をかけずにダイニングテーブルを作ることができました。
黒い枠で雰囲気がぐっと引き締まり、以前から使っているカリモク60や他の家具との相性もバッチリです。
ずっと作ってみたかったダイニングテーブル。
すごくお気に入りのものが出来上がりました。
自分で作っているので、日々のお手入れやこの先のメンテナンスなどもきちんとしながら長く使っていきたいです(^^)
↑インスタもやってます!こちらはほぼ毎日更新していますのでよろしくお願いします♪
閲覧いただきありがとうございました☆
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