壁掛けロードバイクスタンドをアルミパイプでDIY!

ロードバイクやクロスバイクを壁掛けできるバイクスタンドをアルミパイプでDIYしました。
ロードバイクを掛ける高さを自由に調整できてとても便利です。

またスタンドには棚やハンガーパイプを自由に取り付けることができるため
ウエア―やヘルメットなどのバイクグッズやメンテナンス道具なども
一緒にまとめて収納できます。
自分だけのオリジナルバイクスタンドが作れますよ。

バイクスタンドの固定に釘などを一切使用せず、床と天井の間でパイプを
突っ張ることで固定しています。
そのため床に段差や障害物があっても問題なく設置可能。
家を傷付けないため賃貸住宅でも利用できます。

材料費は構造によりますが、1万円前後とお手頃な値段。
自分だけのオリジナルロードバイクスタンドを作ってみませんか?

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1. はじめに

最近、健康志向も相まってロードバイクやクロスバイクを多く見かけるようになりました。
手頃な値段から購入することもでき、軽くてとても速いのでとても気持ちいです。

しかし自宅で保管する場合に少し困ります。
ロードバイクの保管は屋内保管がベストですが、結構邪魔になりますね。
そこで壁に掛けて高さを自由に変えられるバイクスタンドをアルミパイプでDIYしました。

バイクを掛ける高さを自由に調整できて棚やハンガーなどお好みで作ることができます。
設置場所も天井と床があるところであれば段差や障害物があっても大丈夫です。
自分だけの専用バイクスタンドを欲しいかたにはオススメです。

2. これまでの保管方法

このロードバイクスタンドを作る前は単に壁に立掛けただけの状態でしたが、
こんな感じでやはり少し邪魔になります。

車体が入りきれず玄関の段差の部分にかかるので不安定で倒れる危険性もありました。
玄関に保管することは出し入れの面からは最も便利ですが、
このような段差に加えて意外と物が多いのでなかなか保管できないのが現状だと思います。

そこで玄関の壁に壁掛けバイクスタンドをアルミパイプでDIYすることにしました。
この方法だと玄関の段差は支障にならず、アルミパイプを2本設置するスペースがあれば
どんな場所にでも作ることが可能です。
例えばシューズラックの上や子供の自転車の上など空いた空間を上手く利用して
ロードバイクが保管できるようになります。

3. バイクハンガーの設計

アルミパイプでDIYする場合、事前に3D CADを使って設計することができます。
そこでバイクの寸法や玄関のスペース、段差を測定して次のような設計を行いました。

2本の柱パイプは床と天井の間で突っ張って固定します。
この時、段差があるため2本の柱パイプの長さを変えて段差分を吸収させてました。

3本のパイプが手前に向かっている場所がバイクを載せる部分です。
サドルとハンドル部分を載せてバランスが取れるようにしています。
またこの部分は自由に上下に動かせるので自分で好きな高さに合わせます。
残りのパイプにはハンガーと棚を作ることにしました。

次に強度設計をします。
バイクの重量を測り、この重さに耐えれるようなコネクタを選ぶことで安心して
使用することができます。

4.1 バイクハンガーの製作 (柱パイプの固定)

まずは何もない状態の玄関にアルミパイプで柱を2本作ります。
今回使用したアルミパイプは非常に軽いためそのまま立てただけではすぐに倒れます。
そこで天井と床の間で突っ張ってアルミパイプを固定しています。

アルミパイプを使った突っ張りはアジャスターと呼ばれる高さを自由に調整できる
足の部品を使います。
アジャスターはネジになっているため、回すことで長さを自由に変更できます。

パイプ柱を2本突っ張って固定し、それらの間に別のパイプを連結して一体化すれば
強度も強い柱が出来あがります。

4.2 バイクハンガーの製作(可動ハンガー取付)

次にバイクを掛けるハンガー部分を作ります。
このハンガーは簡単に高さを自由に変更できるようにスライドコネクタを使っています。
このコネクタは筒状の部品でパイプを挿しこんで自由にスライドできる部品です。

まずはスライドコネクタを柱パイプに挿入しておきます。
この部品は突っ張った後から入れることはできないので事前に入れておく必要があります。
そしてスライドコネクタの下にストッパーを取り付けます。

次に両パイプのスライドコネクタの間に別のパイプを連結して一体にします。
さらに両スライドコネクタから外向きにパイプを連結してロードバイクを載せる
ハンガーを作ります。
左側の2本のパイプの間にサドルを掛けて、右側のパイプにはハンドルを載せます。
3本のパイプで支えるためしっかり安定しています。

またこのハンガーはスライドコネクタを使っているため簡単に動かせます。
ハンガーは単にストッパーの上に載っているだけです。
そのためストッパーの位置を変えるだけでバイクを掛ける高さを簡単に変更できます。
ストッパーはボルト1本で固定されているため作業も簡単です。

4.3 バイクハンガーの製作(ハンガー、棚の作製)

ロードバイクハンガーができましたが、その上には広いスペースが残っています。
そこで床と天井の間で固定したパイプ柱に他のパイプをつなげてバイク用備品を
収納できる棚も一緒に作ります。
両パイプ柱に2本ずつパイプを連結して、下のパイプには板を固定します。

5. バイクスタンドの完成

では早速、ロードバイクや道具を収納してみます。
一番上のパイプには衣類やバックを掛けてみました。
特に冬場にはグローブや防寒グッズ、上着などかさばるものが多いため
ここにまとめて収納できるととても便利です。

棚の上にはバックやグローブなどを置いています。
他にはヘルメット、アイウェア、サイクルボトルなども置くこともできますし、
棚を作ってメンテナンスグッズをまとめて収納することもできます。

この壁掛けロードバイクハンガーは自分の思い通りに作れるのが一番の特徴です。
さらに一度固定しても後から場所を変えたり、棚を増やしたりと自由度が高く
カスタマイズが簡単にできます。
しかも壁や床に直接固定している訳ではないのでいつでも外して元に戻すこともできます。
この自由度の高さが市販品にないDIYの醍醐味ですね。

更にアルミパイプのDIYは作業がとても簡単で特殊な工具も一切不要。
使用する工具はスパナや六角レンチくらいでいずれも100均でも買える物です。
基本的な作業としてはボルトを締めるだけなので手先の器用さはあまり関係なく、
初めての人でもすぐに作れます。

これだけ簡単にしかも自由に作れるバイクスタンドが1万円ほどで作れれば
私的にはとても満足です。
玄関を開けてバイクが掛かっている様子を見るだけで少し嬉しくなります(笑)

詳しい作り方や写真はブログの方で紹介していますので、
興味がある方はそちらもご覧ください。
(http://www.frame-diy.com/2018/09/23/post-29883/)

皆さんも是非、試しに作ってみては如何でしょうか?

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