自転車練習デビューは交通公園で。ミニチュア信号があるコースで交通ルールを学ぼう

毎日の生活で子どもに交通ルールをどう教えていますか？でも朝夕の送迎時はあわただしくて時間がとれないもの。そんなときに活用したいのが自転車やゴーカートなどの遊具が充実している交通公園です。今回は、江戸川区の今井児童交通公園をレポートします！

交通公園とは？！

みなさんの家の近くにもありませんか？交通公園。一般的には、横断歩道や信号などのミニチュア交通安全施設があり、子どもたちが交通ルールを学べる公園です。多くの公園では、園内に自転車やゴーカートを貸し出していて、安全に交通ルールを学びながら楽しく遊べます。

今回はわが家の3歳児が大好きな東京都江戸川区にある「今井児童交通公園」を紹介します。ここでは、自転車、補助輪付き自転車、ゴーカート、三輪車、そしてレインボーサイクルが楽しめます。

3歳児の自転車練習！

うちの3歳児は、今までペダルなし二輪車（足で地面を蹴って進むキッズバイク）に乗っていました。そろそろ自転車にも乗れたらなと思っていますが、家にはちょうどよい大きさの自転車がないため、今日は自転車に挑戦です！

身長100cm以下の場合、「0」番というサイズが用意されていました。小さな子でも補助輪付き、また補助輪なしの自転車で練習ができます。息子（身長100cm）にもピッタリなサイズの自転車が見つかりました。もっと小柄に見える友達も自転車を楽しんでいましたよ。

ヘルメットも貸し出しされています。

まずは補助輪付きの自転車で、こぎ出しやブレーキの練習をします。信号をよく見ること、そして青信号でも左右よく見て進むことなどを教えます。

自転車のペダルを動かすことに慣れてきたら、思い切って補助輪なしの自転車に挑戦です！「今井児童交通公園」では、道路に沿って、交通ルールを指導してくださるスタッフが“横断歩道では、左右見て！”と声をかけてくださいます。

付き添いの親は、並走するため体力が必要です。必死に子どもを支えて走ります。信号あり、カーブあり、横断歩道ありのコースに、子どもは大満足！まだまだ補助輪なしを乗り回すのには時間がかかりそうですが、自分の力でこぐ自転車はとても楽しかったようです。

大人もはまるレインボーサイクル

「今井児童交通公園」の名物のひとつ、“レインボーサイクル”と呼ばれる空中散歩が楽しめるペダル式のサイクルモノレール！なんと無料です。

1人が130cm以上あれば子ども同士でも乗ることができます。ここから眺める河川の景色がよく、風もとても心地よいです。土・日曜でもほとんど並ばずにすぐ乗れることもうれしいポイント。これから、お花や新緑の季節となり、ますます楽しめます！大人も子どもにも人気の遊具です。

今井児童交通公園の魅力

充実の公園遊具

細長い公園の敷地には、魅力的な公園遊具もたくさんあります。滑り台、ブランコ、たいこばしご、砂場などです。たくさんあって子どもたちはこちらにも興味津々です。

コースに出られない子どもたちに

自転車やゴーカートがまだまだという小さな子には、三輪車や足蹴り車のコーナーもあります。

お手洗いや授乳室、休憩室も

一般的な公園のお手洗いです。残念ながら多目的室のようなものは用意されていません。女性用の洋式便座には、子ども用の小さな便座がついています。

赤ちゃん連れのご家族には、1.5畳程度の広さの授乳室もあります。またここでおむつ替えも可能です。個人的にはおむつ替えで寝かせる場合には下に敷くタオルやシートを持参した方がよいかなと思います。

公園には強い風や日差しを防げる休憩室もありますので、赤ちゃんとの休憩もできますよ。

楽しむための注意点

1.周辺にお店はありません

園内に飲み物やアイスクリームの自動販売機はありますが、売店やレストランなどの施設はありません。また、近くにお店もないので事前に必要なものは家から持参しましょう。

2.駐車場が無料！でも台数が少ないので注意！

公園には無料の駐車場が13台分あります。私は公共の交通機関を使って行ったのですが、車の場合、駐車場の入り口が見つかりにくいようです。また、近隣にはコインパーキングもあります。

3.休憩時間があります

近所の交通公園を探してみよう

交通ルールも学べて、自転車練習もできる交通公園。公園によっては、年季の入った乗り物もあるようですが、それぞれの公園ならでは遊具があり、子どもたちは満足すること間違いなし！みなさんのおうちの近くにも交通公園がないか探してみてくださいね。

施設情報（アクセス・サービスなど）