【初心者必見】バーベキューのやり方完全ガイド!準備から火おこし、後片付けまで

バーベキューにやり方のコツがあります。暖かいアウトドアの季節になり、「今年こそバーベキューにチャレンジしよう!」と思っている方もいるのではないでしょうか。今回はそうしたアウトドア初心者の方向けに、バーベキューの準備から火おこし、後片付けまで、やり方を徹底的に解説しましょう。

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バーベキューの準備と必要な道具チェックリスト

バーベキューをやるには事前準備が重要です。以下で必要な準備と道具についてご紹介しましょう。

【準備1】レシピ・メニューを決める

まずはバーベキューで何を作るかを決めましょう。どのような肉や野菜を焼くかといったことはもちろん、その他のメニューについてもあわせて考えておきます。

たとえば主食が必要かどうかは検討が必要です。たとえばもし必要であれば、焼きそばにするか焼きおにぎりにするかなどを考えましょう。

またサラダなどの副菜やスープなどの汁物を作るかといったことも考える必要があるでしょう。参加者で女性が多い場合は副菜があると喜ばれます。

またデザートもぜひ考慮に入れてみてください。子どもがいるバーベキューで重宝します。

【準備2】食材リストを作って計画を立てる

レシピとメニューが決まったら、必要な食材をリストにして計画を立てましょう。

それぞれの食材について、量、下ごしらえの仕方、予算、買い出しの役割分担、買い出し先、いつ買い出しに行くかを一覧にしてまとめ、共有できるようにします。

量は多めに見積もっておくとよいでしょう。

肉をメインに食べると考えた場合、目安は1人あたり300グラムです。子どもが参加する場合は大人の半分くらいと考えておきましょう。

そのグラム数に人数分をかけて試算し、プラスアルファで準備しておくと安心です。

【準備3】事前買い出し

買い出し担当とリストを共有し、前日までにある程度買い出しをしておきましょう。下ごしらえが必要なものや乾きもの、野菜など常温保存ができるものを中心にそろえます。

大荷物になることも多いため可能であれば車を手配しておきましょう。また買い出しは複数人のほうが楽に進められます。

【準備4】下ごしらえ

事前に下ごしらえをしておくと、当日早めにバーベキューをスタートできます。野菜を切る、肉を串に刺すといったことは前日までに済ませておきましょう。

【準備5】当日買い出し

肉や魚介類などの生ものを下ごしらえせずにそのまま焼く場合は、直前に買い出ししたほうが傷まず安心です。

また飲み物などの重くて運ぶのが大変なものも直前にバーベキュースポットの近くで買い出しに行くとよいでしょう。

【焼くための道具、機材リスト】

焼くための機材などでは以下が必要です。なお大きなものはレンタルを利用すると荷物が少なくて済みます。

・グリル・コンロ
・鉄板・プレート・網(焦げにくい加工がしてあるものがベスト)
・トング(肉用、魚用、野菜用それぞれ必要)

【火おこしの道具リスト】

火おこしには以下の道具が必要です。

・炭
・炭用のトング
・着火剤
・軍手(革製の手袋でも可)
・ライター、マッチ、点火棒など
・うちわ、ふいご

【調理道具リスト】

調理道具は以下のものが必要です。レンタルできる場合には活用しましょう。また下ごしらえを自宅で済ませておけば調理道具の荷物も減らせます。

・ボウル
・ざる
・包丁
・まな板
・串
・アルミホイル
・キッチンペーパー
・ラップ
・ビニール袋
・油さし
・ピーラー
・缶きり、栓抜き、ワインオープナー
・調理バサミ
・菜箸
・加熱前用の盛り皿

【保冷のための道具リスト】

飲み物や肉などを保冷する道具としては以下が必要です。

・クーラーボックス
・蓄冷材、保冷剤

【飲食に使う道具リスト】

飲食の際に必要なものは以下です。自宅であるものでできるだけ済ませると楽になります。また紙コップや紙皿、割り箸を使えば後片付けが楽でしょう。

・コップ
・取り皿
・箸
・ウェットティッシュ
・ティッシュ

【後片付けに必要な道具リスト】

後片付けのためには以下の道具を準備しておきましょう。

・洗剤
・スポンジ、ブラシ
・たわし
・古新聞
・ゴミ袋(分別のために複数枚準備)
・食器用布巾
・金属製のバケツ

【その他アウトドア用品リスト】

その他、以下のアウトドアグッズも用意しておくと役に立ちます。必要に応じて準備してみてください。

・レジャーシート
・イス
・テーブル
・サンシェード・テント、タープ(日焼け対策になります。また急な雨のときも重宝します。)
・ハンマー(ペグ打ち)
・虫よけスプレー
・虫刺され用の薬
・日焼け止め
・アウトドア用のおもちゃ(子どもが参加する場合には準備しておくとよいでしょう。)
・救急道具
・タオル、雑巾
・トイレットペーパー(バーベキュースポットのトイレにはペーパーがないことがあります。)

おすすめ! バーベキューの便利アイテム

必需品ではありませんが、以下のものを準備しておくとバーベキューがより楽になります。ぜひチェックしてみてください。

【キャリー】

飲み物などの重いものを運ぶとき、キャリーがあると便利です。折り畳み式のものが売られています。

【火おこし器】

炭火を簡単におこせる器具です。器具の中に着火剤と炭を入れて火をつけると早ければ2~3分で火がつきます。折りたためるためかさばらないのもメリットです。

【アーミーナイフ】

ハサミやナイフのほか、ワインオープナーや缶切りなどが一つになっているナイフです。一つ持っておくだけで役に立ちます。

【スキレット】

鋳鉄製のフライパンです。焦げやすいのがデメリットですが、耐熱性に優れているためまんべんなく火を通せます。アヒージョや簡単なピザなどを作るのにおすすめです。

【火消しつぼ】

炭の火消しは手間がかかるものですが、火消しつぼに入れておけば簡単に火を消せます。また炭が再利用できるのもポイントです。なかには火おこし器と一体になっているものもあります。

【水タンク】

炊事場まで行かなくても水が使えます。洗い物のときなどに役立ちますよね。また使用後のタンクはコンパクトに折りたためるものが多いため片付けの際も安心です。

【干しかご】

つるして、洗った後の食器を入れて乾かします。食器を吹く手間が省けるので便利です。
洗った後の食器を乾かしておくのに使います。

炭火で火をおこすコツ! 炭火の扱い方のポイントもご紹介

炭火は以下の手順で起こしましょう。また炭火でバーベキューをする際のちょっとしたコツや注意点についてもご紹介します。

【炭火で火をおこす手順】

まず着火剤を準備します。ゲル状の着火剤を使う場合は、着火剤を木炭に塗り付けます。

固形タイプの着火剤の場合は、空気が入りやすいよう工夫して組んで網の下部分に置きましょう。

たとえば細長い形の着火剤であれば、雪の結晶のような六角形に置くのがおすすめです。

着火剤を準備したら炭を網の下部分に置きます。小さめの炭を使い、空気が通りやすいように組み合わせながら重ねてください。準備ができたら着火剤に点火します。

着火剤の火が落ち着いてきて、炭に火が移ったら、うちわやふいごで空気を送りましょう。火が上がったら空気を送るのをやめ、落ち着いたら再び空気を送る、という工程を繰り返します。

炭の8割ぐらいに火が移ったら、炭を全体に広げましょう。その上にさらに大きめの炭をのせ、またうちわやふいごで空気を送る工程を繰り返します。

再度8割くらいまで火が移ったら完了です。

【炭火の位置を調整しよう】

炭火の位置は焼くものによって調整しましょう。料理がおいしくできあがります。

焼きながら食べるときなど、網・鉄板全体が平等に熱されるようにしたい場合には、「フルフラット」という配置にしましょう。全体にまんべんなく炭火を配置します。

鶏もも肉や牛ステーキなど、表面を先にさっと焼き上げ、その後火を遠くしてさらに中まで焼きたい場合は「センターウォール」という配置にします。中央だけに炭火を配置させましょう。

豚バラ肉や霜降り肉など、脂が多く炎が上がりやすい食材を焼くときには、「サイドウォール」という配置にしましょう。炭火を両端に分けて配置します。

【炭火を使うときの注意点】

炭を足すときは、火がおきている炭の下に足しましょう。

上に足してしまうと熱が網に届かなくなり、バーベキューを中断しなければならなくなってしまいます。

炎が上がっても炭に水をかけてはいけません。水分の少ない炭火のよさが損なわれてしまいます。炎が上がったら食材を火から遠ざけ、炎が収まるのを待ちましょう。

食材はのせすぎないように注意しましょう。食材をのせすぎると空気の流れが悪くなって火力が弱まってしまいます。のせる食材は適度な量を保ってください。

バーベキューの後片付けのポイント

バーベキューは後片付けにもコツがあります。以下でご紹介しましょう。

【後片付けは余裕を持って始める】

食器や機材を洗ったり炭を処分したりなど、バーベキューの後片付けには時間がかかります。

片付ける途中に暗くなると手元が見えなくなってしまうため、時間に余裕を持って片付けを始めるようにしてください。

【こびりついた食材は炭化させる】

網に食材がこびりついて取れなくなってしまった場合は、炭化させて取りやすくしましょう。ぽんぽんと叩くだけで炭状になった食材を落とせるようになります。

火がおこっている炭を網にのせると食材が黒く炭化するまで焼けます。

【機材は速やかに洗う】

グリル、コンロは使用後できるだけ早く洗いましょう。塩分が残っているとさびてしまうことがあります。

洗剤をつけたブラシやスポンジでこすって汚れを落とし、よく乾燥させてください。油汚れがひどい場合は、お湯を使って油を浮かせてから洗うと取れやすくなります。

なおクーラーボックスも洗ってよく拭いてから持ち帰るようにしてください。

【ゴミの分別】

ゴミは正しく分別し、決められた場所に捨てるのがルールです。ゴミ捨て場がない場合は持ち帰って処分しましょう。

【炭の処分の仕方】

火消しつぼがある場合には、火消しつぼに炭を入れて自然に火が消えるのを待ちます。時間がかかるため、余裕を持って後片付けを始めましょう。

金属製のバケツを使う場合は、水を張り、炭を一つずつ静かに入れて火を消します。

このとき、いっきに炭を水に入れたり、炭に水をかけたりすると、水蒸気が大量に発生してやけどする可能性があり危険です。

また灰が舞って周囲の人に迷惑がかかる恐れもあります。絶対にしないようにしましょう。

炭火が完全に消えたことを確認したら、バーベキュースポットの炭捨て場に捨てます。もし炭捨て場がない場合は持ち帰って正しく分別のうえ処分してください。

炭を地面に埋めるのはマナー違反であるうえ、火事の危険性もありますのでやめましょう。

また使用後の炭を車の中に放置しておくのも、高温の車内で自然発火の恐れがあり危険です。扱いには十分注意してください。

まとめ

今回はバーベキューのやり方について、さまざまなコツをご紹介しました。いかがでしたか?準備や火おこし、後片付けなど手間のかかるバーベキューですが、それだけ楽しい時間を過ごせるのが醍醐味です。バーベキューにチャレンジしてみようという方は、今回解説した内容をぜひ参考にしてみてください。アウトドアで大活躍できますよ。

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