【料理】「サルパ」で美味しく楽しく、料理力をアップ！

毎日のごはん。レパートリーが少なく献立を決めるのが苦手…。
という方は多いのではないでしょうか？
作るものがワンパターンになってしまうと、
食材や調味料を使いきれないことも出てきて、
食材が無駄になることにもつながってしまいます。

一般家庭で出る食材廃棄は、月平均2500円前後

農水省の2010年の資料によると、家庭の食品ロス率は3.7％
金額にすると2500円ほど。
意外にまとまった金額に驚かれる方も多いのではないでしょうか。

今、家庭で使いきれない食材を持ち寄り、シェフがおいしい料理に変身させる「サルベージ・パーティ（サルパ）」が、注目を集めています。
今回は家事力アップにもつながる「サルパ」をご紹介します。

サルベージって何？

「サルベージ」とは、「難破船を救い出す」という意味。
そこで冷蔵庫の中でダメになってしまいそうな食材を「救い出す」ということから、
サルベージパーティと言う名前がつきました。

どんなことをするの？

「家庭で使いきれない食材をシェフがおいしい料理に変身させる」
カフェやレストランで開催されることが多いサルベージパーティ、通称「サルパ」
サルベージ・パーティ公式サイト（http://salvageparty.com/）
新潟県で開催されたパーティ―の様子を紹介します。

いつもの食材が新しいメニューに変身！

【開催要項】 食べ物と暮らし。大切に楽く！ ～ フードロスを考える
新潟在住のライフオーガナイザー森真理さん主催。
阿賀野市にある大人気レストラン “まめふく”のシェフ・オーナ＆シェフ 梶原 正さんさんの手により、サルベージ食材がが素敵で美味しいお料理に生まれ変わりました。

【この日集まった食材】
冬越しの大根1本／皮の固くなった国産レモン3個／沢庵の古漬け1本／そうめん／自家製梅干し／古代米／冷凍お好み焼き／生姜の味噌漬け／塩引き鮭の頭と尾のスライス／車麩／五月菜／もち米／パスタ／パン粉／たこ焼き粉／豆（缶詰）／打ち豆（乾燥）／酒粕／ふきのとう／春菊／さやいんげん／豆腐／ブリの刺身／ニシン／豚肉

【メニュー】
1.　青打豆と大根、豚肉のパスタ
2.　ふきのとうのオムレツ
3.　酒粕とお麩のオムレツ
4.　沢庵ともち米のリゾット
5.　大根とレモンの皮を使ったサラダ　そうめん＆煎った赤米のトッピング
6.　スペイン風じゃがいもと塩引き鮭の頭のサフランスープ
7.　お豆腐と生姜の味噌漬けのグラタン
8.　お麩ともやしのミートソースグラタン
9.　お好み焼きのピカタ＆梅干しのピカタ
10.　古代米とブリのフライ
11.　ニシンの温製マリネ

なんと11品も料理が出来上がりました！

料理だけでなく、この日は森さんによる片付けセミナーも開かれたようです。
調理時間中に片付けも学べるとは一石二鳥ですね！

このような感じで美味しく楽しく家事力がアップするのが「サルベージパーティ」です。

お店がないと開催はできないの？

そんなことはありません。
仲良しのママ友や職場の同僚など、主婦仲間が集まり、それぞれの知恵を出し合い一緒に料理を作っても「サルパ」は楽しめます。


食の新しいスタイルとして注目されている「サルパ」
休日に料理上手なママ友とおいしく楽しく家事力をアップさせてみませんか？