
デニムシャツの穴補修
デニムシャツの修理です。
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デニムシャツは大変。その生地は、ライトオンス・デニム
通常、デニムというのは、14ozとうものなのです。それが、原因で、『ゴワゴワする。』とか、『カタイ』というところがあって、最近では、12オンスくらいになっているようです。
その傾向は、デニムシャツにもあり、昔のものですと、9〜10オンスだったりするのですが、
最近では、6〜8オンスのようですね。
そうなると、穴も開きやすかったりするのですが、
いつものデニム用の糸だと、目立ってしまいます。
今回は、久しぶりに、家庭用のミシンで、お直しをしました。
ですので、今回は、皆様でも、仕上げることが可能なので、ぜひご覧になってみてください。
まず、カフスの穴です。
いかがでしょうか?やっぱり、細い糸を使ったのは成功のようですね。
今回は、家庭用ミシンでお直し、糸は#60を使用しました。
穴補修の基本は、一緒です。
まず、カフスのパイピングを外し、穴補修です。
裏には、当て布をしてあります。
通常、縦の穴の時は、斜めに綾目に沿って、かけるのですが
どうしても、ステッチ跡が目立つので、縦にステッチをかけてみました。
それについての、強度に差はさほどありません。
脇にも穴がぱっくり。
最初に、ご連絡をいただいた時に、
価格的に、高価なものではないが、思い出のたくさん詰まったもので、
長く、着続けていきたいというご希望なので、できる限り沿うように、尚且つ目立たないように仕上げるよう、
心がけました。
脇の、仕上がりはこんな感じです。
ここの修理は大変でした。
まず、脇を開いて、袖ぐりのところを、任意のところまで、開いて、
当て布を裏にして、結構、細々と弱いので、
大きく、当て布をして、掛けました。
ジーンズと違い、シャツは袖の奥の方にならない限り、
視野がとりやすいですね。
裾がステッチに沿って裂けてしまった感じで、スリットみたいになっていました。
メインで、直したいという所・・・ちょっと納得はいかないのですが・・・
ここも、裾の三つ巻を、外し、巻縫いを
外して、スリットを元に戻し、
ここも縦に切れているのですが、
通常の縦のジグザグのステッチで、対応いたしました。
フラップと、ポケットをある程度外して、穴のところを一枚で取れるように気を使います。
どうしても、大きい穴、それも縦に切れている穴なので、仕上がりも
それなりに難しいですね。。。。
アフターはこの後。。。。どうぞ。。。。
いかがですか?オーナー様は目立たぬようにというご依頼なのですが。。。
ステッチのジグザグというのは、元生地にできる限り近い色で、
当て布を固定する為にジグザグのステッチをかけるというのが、
ジーンズ修理の感覚です。
大きな穴の方は、これ以上細かくかけていくと、元のステッチの色が主張し始めて、
色の差が出てくるのです。
ただ、まだ、少し、白い部分が多く残っているようにも思います。
これ以上、かけると色の差も出るのですが、妙にその部分だけが固くなってしまうんですよね。
こちらとしては、これからオーナー様との相談になりますが、
ご自身でやられる場合は、この辺でやめておいたほうがいいかもしれませんね。
最後に、再度申し上げますが、全て、ブラザーの家庭用ミシンを使用しております。
針は#16を使用しています。
小さい穴は、きっと簡単です。是非やってみてください。お問い合わせもお気軽に!!
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