考える力がある子を育てる家とインテリア 10個のポイント
「頭のよい子は、どのような家で育っているんだろう。」
子育て世代には、とても興味がある上記トピックを、
建築家として10年以上調査されている四十万(しじま)靖さんの本
「頭のよい子が育つ家 文集文庫」を読みました。
本を読んで頂くとわかるのですが、
ここでいう「頭のよい子」とは、ただ勉強が出来る子ではなく、
考える力のある子を意味しています。
そのような子は、家族仲も良く、考える力を伸ばしながら、
中学受験もクリアする傾向にあるそうです。
重要なキーワードは「家族の団欒」でした。
大人になっても、一人っきりで頑張るのはつらいもの。
まだ、子どもな部分も残っている小学生には、
一人勉強部屋で勉強させるより、
なるべく活動が伝わり・すぐにコミュニケーションが取れる環境で勉強をする工夫、
興味を喚起させる仕組み作り等が効果的だそうです。
本の中で、お金をかけずに実現するための、
10個のポイントが書かれていましたので、
共有させていただきます。
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考える力がある子を育てる家とインテリア 10個のポイント
1. 子ども部屋を孤立させないようにしよう
2. 家中を勉強スペースにしよう
3. おうちの中で、引越ししてみよう
4. 子どもと家族の記憶に残る空間を演出しよう
5. お母さんのスペースを贅沢にしよう
6. 親父の背中を見せる工夫をしよう
7. おもてなし空間を意識しよう
8. 五感で感じられる空間にしよう
9. 「書く」コミュニケーションを実現しよう
10. ギャラリー空間を設けよう
一番重要なことは、子どもが親兄弟と自然とコミュニケーションをとれる家にする事です。
何をしているかわからなくなる子ども部屋を与えないために、ドアを半透明なものにしたり、家具で仕切っただけの、オープンな勉強スペースを作るなどの工夫がすすめられています。
ただ、往々にして子どもは、決まった勉強部屋に引きこもらないもの。
リビングやダイニングでも快適に勉強できるようにしたりするために、スペースを設けたり、折りたたみ式の移動机やちゃぶ台のようなものを準備するのもよいかしれません。
場所をあえて固定化させない、3のように兄弟の部屋や親子の部屋を引っ越してみるのもよさそうです。
4は、本棚を一緒にしましょうという提案でした。
例えば古びたビートルズの伝記に、お父さんの一言メモが挟まっていたりすると、
さらに、子どもが色々な世界に興味を持つことが出来ますし、コミュニケーションも促進されます。古い漫画(スラムダンク、プレイボール、major等)も良いかもしれませんん。
本棚は一箇所じゃない方が、子どもが回遊するので良いとのことです。
5は、お母さんが気持ち良く・イキイキと家事をしている事が、教育にとっても非常に良いそうです。
6は、例えば、子どもと勉強部屋を一緒にして、少し仕事をするところを見せたりすると良いとの事です。
7は、子どものコミュニケーション能力や想像力を育むためには、多様な人とのふれあいが重要なので、家に招き入れる空間をつくる事で、いつもと違う空気を吸い込み、五感を刺激されるとのことです。
黒板や白板を準備するというのも、9番ですすめていました。文字や絵を描く行為は、想像力を育むのに非常に良いとの事です。
私も10歳と3歳の男の子がいるのですが、
改めて参考になるアイディアだなと思いました。
いくつか実践してみようと思います。
家具屋cocoroは、子どもと仲良く・イキイキと成長出来る環境づくりに、
インテリアの側面から力になりたいと考えています。
▼ 参考
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