冬の光熱費、なんとかしたい!効率よく暖める方法からDIYまで、節約のコツを聞きました

日に日に寒さが増し、暖房が欠かせない季節がやってきました。冬の間は光熱費がかさんでしまう……と悩みを抱えている方もいるのでは⁉︎ 今回は、消費生活アドバイザーとして活躍する株式会社エネチェンジ顧問・巻口 守男さんに、「冬の光熱費を節約するコツ」を教えてもらいました。簡単に実践できることから、ちょっとしたDIYまで、今日からすぐに役立つ情報をお届けします!

冬の光熱費節約の基本は「効率よく暖める」!

暖かい空気は部屋の上部にたまる性質があるため、どうしても畳や床の面には冷たい空気が漂ってしまいます。そこで活躍するのが、サーキュレーター。エアコン使用時には、サーキュレーターなどを活用し、部屋全体の空気をかき混ぜ均一にすることが、部屋全体を効率的に暖めるポイントになり、節電対策にも繋がります。壁に向かってサーキュレーターの風を当てるようにすると、より効率的に空気を循環することができます。

健康対策のために必須な加湿器も身近なもので自作可能

エアコンをつけると、部屋全体が乾燥しがちになるため、お肌や喉の乾燥対策にもなる加湿器の使用も考えてみるといいでしょう。加湿器は新たに購入する必要はなく、湿ったタオルを一本部屋に干すだけで代用できます。また、観葉植物を置くことも乾燥対策に有効です。これなら、簡単なのではないでしょうか。ちなみに、ホテルなどに宿泊する際は、バスタブに水やお湯をはったままドアを開けておくこともおすすめです。

つら〜いキッチンでの冷えには「ミニホットカーペット」を

キッチンは火を使うので、基本暖房は必要ないと思われていますが、足元から来る冷えに悩む人も多いのではないでしょうか? また、ほかの部屋と違い、料理をするので埃をたてないようにしたいことから、サーキュレーターの使用も難しいです。そのため、一番簡単で安上がりな方法はホットカーペットの使用です。

使用時間の長いシンクやコンロの前などで置ける程度の大きさのものを用意するのがおすすめです。キッチン用に撥水加工が施されたものも多く販売されており、表面の汚れやこぼれた水を簡単にふけるようになっているため、そういった仕様のものを選ぶとよいでしょう。

「暖かさ」は窓から逃げていく! 暖かさを逃さない簡単DIYとは?

暑さ寒さは、窓からやってくることをご存知ですか? 冬の場合、室内の暖かい熱の約6割が窓から逃げていくと言われています。寒い夜など、窓枠にびっしょり結露した水滴を見ることがあると思いますが、まさにこのことを表しています。

そこで簡単な断熱方法をご紹介します。窓枠がアルミ製の場合は、アルミ枠部分に断熱テープを貼る、そして、窓ガラスの下半分にプチプチを貼るとよいでしょう。全面に貼ると昼中の採光ができず、せっかくの太陽光エネルギーの取入れが出来なくなってしまいます。プチプチは、100均等でも購入可能ですが、専用の断熱シートなども販売されているのでお部屋の雰囲気にあったものを探してみるといいでしょう。

もう一つ簡単な方法は、厚手で床面にしっかり垂れ下がる長さのカーテンの採用です。窓からの冷気の遮断という役割を持たせたいため、厚手でできれば断熱効果が高く、カーテンの下から冷気が回り込まないようなものが適しています。暖色系を選ぶと、視覚効果でも暖かさを感じることができますね。

暖かい熱が逃げる先の残り4割の内訳は、換気や外壁から各々15%、床下から7%、屋根から5%と言われています。残り4割への対策は、建築時にその対策がなされているか否かという問題でもあるため、今すぐ対策がしづらい部分でもあります。

楽しく光熱費節約は「家族で過ごす時間」⁉︎

究極の暖房節約術は、実は、家族団欒です。人ひとりが出すエネルギーは約70wと言われていますから電球一個分ぐらいはあります。そして、みんなが一緒の時間に寝ることもおすすめです。寝る1時間ほど前から暖房を入れ寝室を暖めておきます。そして寝る際には暖房を切り、余熱と体温で暖をとると節電にも繋がります。湯たんぽなども上手に活用してみるといいかもしれません。

光熱費節約のためには「無理をしない」が重要。まずは、自宅の適正な光熱費を確認しよう

工夫しだいでお部屋の冷え対策はできますが、やはり、無理のない方法でないと長続きしません。切り詰めて節約するよりも、より快適な節約生活を送るためには、抜本的な対策が必要になります。こう書くと難しそう……と思われてしまうかもしれませんが、まずは具体的な問題点を洗い出すために、自宅の光熱費を使いすぎていないかチェックしてみましょう。例えば、光熱費メタボ度合いを診断するTEPCOホームテック社の無料サービス「省エネ診断」を利用することもおすすめです。

また、エネルギー単価を下げる方法があります。2016年には電力の自由化、2017年にはガス自由化がスタートし、各家庭に合った電力会社や料金プランを自由に選べるようになりました。電力会社を見直すことで電気代を下げることができるのでぜひ試してみてください。ただし、数百もあるプランから各家庭に合ったものを選ぶ必要があるため、「エネチェンジ」のような電力・ガス比較サイトを上手に使うとよいでしょう。

普段の生活にちょっとした工夫を取り入れたり、光熱費の診断・比較サービスを上手に活用しながら、冬の光熱費についてあらためて見直してみてはいかがでしょうか?

【取材協力】
エネチェンジ株式会社
顧問 巻口 守男 消費生活アドバイザー

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