劇的家事テク!焦げ付いた魚焼きグリルをきれいにしたいときの掃除方法

魚をよく食べる人なら必需品ともいえる、家庭用の魚焼きグリル。魚を手軽に焼けるものの、食材のカスや油で汚れてしまうことが多く、ギトギトとこびり付いた頑固な汚れはなかなか掃除をしたくないものですよね。どんな方法が効果的なのか、今回は魚焼きグリルの掃除を重曹やセスキソーダといった家庭によくあるもので試してみました!

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汚れがちな魚焼きグリル、どう掃除する?

家で魚を焼くとき、どうやって焼いていますか? ガスコンロにはたいてい魚焼き用のグリルが付いています。しかしニオイや汚れがつくから使わない……なんて方もいることでしょう。実際に使っていると、魚焼きグリルってなかなか掃除が大変ですよね。

そこで今回は、重曹やセスキ炭酸ソーダなどを使った掃除の仕方を試してみました。どれくらいの効果があったのか、どうぞご覧ください

■目次
1. 魚焼きグリルで気になる油汚れと焦げ、ニオイ
2. 掃除に必要なもの
3. 掃除してみた
4. 日頃から油汚れや焦げ、臭いを防ぐためにできる工夫
まとめ

1. 魚焼きグリルで気になる油汚れと焦げ、ニオイ

魚焼きグリルを使ったあと、大変なのが油汚れと焦げ、そして臭いですよね。脂ののったおいしい魚だと、なおさらあとの掃除が大変なものです。

特に大変なポイントが3つあります。

1つめがグリルの庫内に飛び跳ねた油汚れ。ここは外して丸洗いができないので掃除が難しいですよね。

2つめは網についた焦げ。こすってもこすってもなかなか取れません。

そして3つめが、掃除してもなぜか残るイヤな臭い。これもかなり手強いうえに、おいしい料理の風味を損ねてしまう困りモノです。

今回はこの3つについて、重曹やセスキ炭酸ソーダを使った掃除方法を試してみました。

2. 掃除に必要なもの

まず用意したものはこちら。

・重曹
・セスキ炭酸ソーダ
・スプレーボトル
・メラミンスポンジ

・ゴム手袋
・ペーパータオル

・グリルの網が入る大きさの容器

3. 掃除してみた

さあそれでは掃除開始。
まずは普通の食器用洗剤で、取り外せる部分を洗っていきます。

網をゴシゴシしてみて、洗剤を流して焦げ付きの状態を確認。

これは食器洗い洗剤とスポンジでは全く取れなくなっている焦げです。

受け皿のほうは、フッ素加工がされているのでどうしても取れないという汚れは今のところありませんでした。

しかし鼻を近づけて臭いを嗅いでみると、あのイヤな臭いがあります。やっぱり洗っても残ってしまっているんですね。

そして庫内を確認してみると……。

手強そうな汚れがこびりついています。

それでは網の焦げ付きから。容器に網を逆さに置いて、重曹で浸け置きしてみました。

今回は重曹大さじ5杯を熱湯1リットルで溶かし、20分ほど浸け置きしました。


そのあいだに手強そうな庫内のほうもチャレンジです。

こちらのメインとなるのは油汚れ。 セスキ炭酸ソーダは油汚れに強いといわれています。魚焼きグリルの庫内は、実際に食べる魚に付着する恐れがあるのでケミカルな洗剤は使えない場所です。

ここでセスキ炭酸ソーダの出番というわけですね。

セスキ炭酸ソーダを小さじ2杯、水300ミリリットルをスプレーボトルに入れ、よく混ぜます。これでセスキ炭酸ソーダスプレーのできあがり。

まずは庫内にシュッシュッと吹きかけ、そこにペーパータオルを貼り付けます。その上からもう一度スプレー。

これで浸け置き湿布の完成! こちらもこのまま放置します。

さて、網の方に戻ります。

20分ほど浸け置いたところ、見た目では特に変化はありません。重曹を溶かしたお湯が黒や茶色に変わっているということもないようです。

ではこれをメラミンスポンジでこすってみます。

網には銀色の部分が復活し、メラミンスポンジには黒い焦げが付いていきます。

メラミンスポンジは100均などで手軽に安く手に入る上に、普通のスポンジよりも確実に汚れを落としてくれると評判です。

では庫内に戻ります。湿布にしていたペーパータオルで、まずはそのまま内部を拭き取ります。

写真のように、よく焦げが落ちていることがよくわかります。ペーパータオルを取り替えながら完璧に汚れが落ちるまで、掃除していきます。

そして一番奥の、排煙口の部分。ここは長めの棒や柄の長いスポンジを使うなどしてきれいにしましょう。

さて最後に臭いの問題。こちらはコーヒーの粉を使う方法です。

コーヒーの粉を受け皿に乗せて、中火で10分焼きました。排煙口から出てくるニオイを嗅いでみると、豆が焦げるニオイはしますが、魚焼きグリルの焦げ臭いイヤなニオイはしませんでした! 効果絶大です!

4. 日ごろから油汚れや焦げ、臭いを防ぐためにできる工夫

このように魚焼きグリルの掃除は、やっぱり大変な作業ですよね。重曹やセスキ炭酸ソーダを使うことで、ここまでキレイにできました。

しかし、まとめて掃除をするとなると時間も労力もかかるもの。普段から汚れや焦げ、ニオイがつかないようにしておきたいものですよね。

そのためのポイントやコツとして、次のような方法があります。

・こまめに掃除する
・アルミホイルを敷いて焼く
・網にサラダ油を塗って焼く
・受け皿に片栗粉を溶いた水をためて焼く
・グリルストーンを入れて焼く

まとめ

今回は魚焼きグリルの油汚れや焦げ、ニオイを、家庭によくあるものや100均などで安価に買えるアイテムで掃除してみました。重曹やセスキ炭酸ソーダを使って、ある程度の汚れを取ることに成功しました。

魚焼きグリルの汚れ防止には、こまめに掃除して、油汚れが焼き付かないようにするのが一番です。そして網に焦げが付かない工夫や、受け皿の掃除が楽になる工夫など、ご紹介した方法もぜひ試してみてくださいね。

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