ブランド苺の定番品!『あまおう』の産地はどこ?

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【あまおう】の産地はどこ?おすすめ市町村や産地直送商品も紹介

ブランド苺として有名な「あまおう」。よく耳にはするが産地まで知っている人は少ないのではないだろうか。今回は、あまおうのおすすめ産地や豆知識、選び方について解説していく。また、産地直送のおすすめ通販サイトも紹介していくので、苺好きの人は必見だ。

1. あまおう苺の産地ってどこ?

「あまおう」はよく耳にするブランド苺だが、一体産地はどこなのだろうか。ここでは、あまおうの産地とその理由を解説していく。

あまおうの産地は福岡県

あまおうは福岡県で生まれたブランド苺だ。甘くて高品質な日本一の苺を目指して、5年の研究開発を経て誕生した苺である。2019年都道府県別苺収穫量ランキングでは、福岡県のあまおうは栃木県のとちおとめに次いで第2位の収穫量を誇り、福岡県のブランド品種としての地位を獲得している。

あまおうの産地の市町村

あまおうは福岡県内全域で生産されており、各地に生産者がいる。その中でもあまおうの生産で有名な市町村は、京築地区と呼ばれる行橋市、豊前市、京都郡、築上郡である。この地域は、苺のほかに米や野菜の生産も盛んだ。

あまおうのおすすめ産地

あまおうのおすすめ産地として評価が高い京築地区(行橋市・豊前市・京都郡・築上郡)は北九州市の南東部に位置する。京築地区は英彦山やカルスト台地が広がる平尾台からの清流に恵まれ、温暖な瀬戸内型気候が農業に適した地域だ。ここでは、柔らかく栄養豊富な土ができる。そのため、赤く実の大きい甘い苺ができるのだ。

福岡以外にあまおうの産地はない

あまおうは福岡県のJA全農ふくれんにより、品種名「福岡S6号」として2005年に品種登録された。このため、あまおうの苗は福岡県内のJAに卸され、県内の生産者のみ販売・生産できるようになっている。この仕組みにより、福岡以外にあまおうの産地はないというわけだ。

2. 産地以外も知りたい!あまおうの豆知識

あまおうが福岡県外で作られていないのには驚きだが、産地以外にも多数の豆知識がある。あまおうの特徴や美味しいあまおうの選び方、おすすめの食べ方について紹介していく。

あまおうの特徴

あまおうの見た目は、大きく丸い形をしていて、濃い赤色で艶があるのが特徴だ。食感は硬めで、果汁が多く口からあふれるほどジューシーである。濃厚な甘みと酸味とのバランスもよく、高い香りも楽しめる苺だ。

あまおうの名前の意味

あまおうとは、4つのキーワードの頭文字を組み合わせて名付けられた商標名である。それぞれ「あ:甘い」「ま:丸い」「お:大きい」「う:旨い」という意味が込められている。甘い苺ということで「甘王」と思われそうだが、実は4つの特徴から由来して名付けられたのだ。

あまおうの収穫時期

あまおうは徹底した温度管理がされているビニールハウスの中で栽培されている。収穫の時期は一般的には11?5月頃までで、3?4月は最盛期を迎える。そのため、店頭には11月中旬~5月頃に並び、1?3月が旬である。福岡であまおうの苺狩りを楽しむなら、1?5月がおすすめだ。

あまおうの品種名

あまおうの品種名は「福岡S6号」である。「とよのか」と「てるのか」を組み合わせた「久留米53号」の母と、「女蜂」と「とよのか」を組み合わせた「久留米49号」に「さちのか」を合わせた「92ー46」の父から生まれたあまおうは、5年にわたる試行錯誤を経て誕生した。もともと「とよのか」には、着色の悪さと低温下で未熟なまま成長してしまうという弱点があり、改善すべく研究開発を行っていた。その結果、キレイな真っ赤で形も大きく整ったあまおうが誕生し、福岡の苺の歴史に大きく名を刻んだ。

あまおうの選び方

あまおうは小粒、大粒、巨大の3種類の大きさに分かれ、大きさによって味わいが違う。小粒あまおうは、パクッと食べられる小さくてかわいいサイズで、濃厚さに加えて酸味が強く感じられる。大粒あまおうは、ぎりぎり一口で食べられる大きさで、濃厚さや甘さ、酸味のバランスがよい。巨大あまおうは、一口で食べられず切り分けるほどの大きさで、ぷくぷく膨れあがりシワのついた形をしている。酸味が薄く甘さのほうが強く感じるが、場所によって甘さにムラがある。つまり、小さいほど酸味が強く、大きいほど甘みを感じ酸味が薄れるが、食べる場所によって味にムラがあるのだ。また美味しいあまおうの見分け方だが、ヘタの付け根に種のないスペースが広がっていて、ヘタが反っているものがよい。あまおうを選ぶときは、表面につやがあり、ヘタの付け根周りと反り具合をチェックして選ぶようにしよう。

あまおうの規格

あまおうには3つの等級がある。それぞれ等級の高い順に、エクセレント(EX)、デラックス(DX)、グランデ(G)だ。最も等級が高いとされるエクセレントは、生産されるあまおう全体の数パーセントといわれていて、希少価値の高い苺だ。等級が高いあまおうはなかなか一般市場に出回らないため、フルーツ専門店や通販などで購入するのがおすすめだ。

あまおうのおすすめの食べ方

まずはあまおうをそのまま食べよう。ダイレクトにあまおうの美味しさを楽しめる食べ方だ。苺は先端にいくほど甘みが詰まっているので、ヘタのほうから食べると最後まで甘みを感じられる。あまおうとはちみつのみで作るジャムにアレンジするのもおすすめだ。ゴロっとしたあまおうが口の中でとろける。また、あまおうジャムを牛乳に溶かしてミキサーにかけて作るあまおうミルクは濃厚かつ奥深い味で、ごくごく飲めてしまう美味しさだ。

3. 産地直送!あまおうのおすすめ通販商品

あまおうの産地直送のおすすめ通販商品を紹介していく。なかなか会えない大切な人への贈り物やお祝い、贈答用にいかがだろうか。

楽農ファームたけした「武下さんちのあまおう3Lサイズ450g、お手軽2パックセット!大玉詰め合わせ600g」

朝収穫したあまおうをその日のうちに発送してくれる、産地直送の通販商品だ。

完熟した苺だけを毎朝収穫して摘みたてを発送してくれるので、届いてすぐに食べごろのあまおうを楽しめるのでおすすめである。

JAタウン「特選朝摘みあまおうデラックスDXギフト900g」

全国のJAタウンから産地直送で、旬のものを届けてくれるお取り寄せ商品だ。朝摘みの苺をその日のうちに出荷してくれるだけでなく、価格帯から検索もできるので、贈り物を選ぶときにも便利だろう。

株式会社食文化「『あまおういちご』 福岡・八女産 グランデ 約1.08kg(約270g×4パック)」

少し形はいびつながらも、味には何も問題ないお得なグランデサイズのあまおうを、4パックセットでお届けしてくれる。食べごたえバツグンで、みずみずしい果肉がたっぷりと詰まったあまおうを、鮮度を保って出荷してくれる。たくさん食べたい人におすすめだ。

結論

福岡県はあまおうの産地を目指し、長年の研究を経てブランド苺を生み出した。同じ品種のあまおうでも、大きさによって味わいが違う。産地直送の通販や、店頭でツヤやヘタの状態をチェックして、自分で美味しいあまおうを見極めて購入することができる。この記事を参考に、旬のあまおうを楽しんでみてはいかがだろうか。

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投稿者:

ライター 柳智子(やなぎさとこ)

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