
自宅でできちゃう!毛布の洗濯方法を紹介~洗い方から干し方まで~
自宅でできる毛布の洗濯方法についてまとめました。洗う前にチェックすべきことや洗い方、干し方まで細かく解説しています。洗濯の際に役に立つ100均『セリア』や『ダイソー』の洗濯ネットなどの便利アイテムも合わせて紹介。また、自宅で洗濯できないときに便利なコインランドリーでの洗濯方法まで伝授します。
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毛布を洗濯する頻度はどのくらいがベスト?
毛布は毎日使うものだからこそ、清潔に保ちたいですよね。毛布の洗濯は自宅でできるのか……なんて疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
毛布は、「自宅の洗濯機」「コインランドリー」「クリーニング」の3つの方法で洗うことができます。
毛布の洗濯の頻度は、ダニが発生するのを防ぐためにも月に1~2回が◎。犬や猫用の毛布、赤ちゃん用の毛布は清潔な状態を保つため、週に1回、少なくとも月に1回は洗うようにしましょう。
また、毛布を片付ける前とあとの洗濯も重要。使った毛布を洗わずにしまうと、雑菌が繁殖する原因になります。長くしまっていた毛布を使う際も、目に見えない汚れが付着しているおそれがあるため、洗濯してから使うのが良いでしょう。
毛布を洗う前にチェックしておきたいポイント
毛布を洗濯する前に、チェックしておくべき以下の3点をおさえておきましょう。
・使用する洗剤
・洗剤、柔軟剤を入れるタイミング
・洗濯機の容量
使用する洗剤を確認
まずはじめに使用する洗剤を確認しましょう。
使用する洗剤は溶け残りの心配がない液体洗剤がおすすめ。肌への影響が気になる方は、蛍光増白剤が入っていない洗剤を選ぶと良いですよ。
・毛布の素材やカラーも確認
毛布の素材やカラーに合わせて洗剤を使い分けるのも大切。
中性洗剤使用と付記されているものやウールのものは中性洗剤を使ってください。アクリルや綿、中性の表示のないもの、パステルカラーのものは、おしゃれ着用の中性洗剤か蛍光剤なしの洗剤が◎。
毛布の色が濃いものは漂白剤なしのものを使って洗濯しましょう。また、ウールやシルク、アクリルによっては洗濯できないものなどもあるので確認してから洗濯をするように心がけてください。
絵表示タグで洗剤・柔軟剤を入れるタイミングを確認
まずは、絵表示タグを確認して洗濯機マークか手洗いマークがあることを確認しましょう。電気毛布は、洗えるものと洗えないものがあるので、必ず絵表示タグか商品の説明書をチェックしてくださいね。
洗剤の種類は、絵表示タグを見て選びましょう。洗剤の量は、洗剤のパッケージの分量を参考にしてください。犬や猫用の毛布の場合は先に毛を取って、専用の洗剤で洗濯してみてくださいね。
柔軟剤は、「すすぎ」の工程のときに入れましょう。ただし、洗剤や柔軟剤が自動投入されるものであれば、気にする必要はありません。
洗濯機の容量に余裕があるか確認
洗濯機の容量もチェックするべきポイントの1つ。自宅の洗濯機が何キロまで耐えられるのかを事前にチェックしておきましょう。
毛布の素材や厚みによっても異なりますが、洗いたい毛布を洗濯機に入れてみて、少し余裕があれば大丈夫です。
目安として6キロの洗濯機ではシングルサイズの1枚仕立てを1枚洗うことができます。また、8キロの洗濯機ではシングルサイズの1枚仕立てを2枚、ダブル1枚仕立てであれば1枚洗濯することができます。
・洗濯ネットを購入するのがおすすめ
毛布をネットなしで洗濯機で洗うと、毛玉や傷みが生じてしまったり、洗濯機が回らなくなったりしてしまいます。必ず、毛布用か大きめサイズのネットに毛布を入れて洗濯しましょう。
100均『セリア』や『ダイソー』でも、毛布が入る大きめの洗濯ネットが売っているのでチェックしてみてください。
また、ニトリには特大サイズの洗濯ネットが売られています。大きいサイズの洗濯ネットが気になる方は下の記事をチェックしてみてくださいね。
▼『ニトリ』の特大サイズの洗濯ネットが気になる方はコチラ

【洗濯機編】毛布の洗濯方法
ここからは自宅の洗濯機を使った毛布の洗濯方法を紹介します。先ほど紹介したポイントを踏まえてしっかり準備をしてから洗濯をしましょう!
1. 準備
表示マークや洗濯機の容量など、毛布を洗う前にチェックしておきたいポイントを確認し終わったら、洗う前の準備をしましょう。
準備の時にすべきなのは、毛布の汚れをチェックすることです。まずは毛布を軽く叩いて、ホコリを払っておきましょう。その後にシミなどの汚れがないかを確認します。
もし、シミがあった場合は、その部分に洗剤をかけて歯ブラシなどで軽くこするか布で叩いておくなどの処置をしておきましょう。そうすることで、シミが落ちやすくなりますよ。
2. 洗濯ネットに毛布を入れる
汚れの確認をしたら洗濯ネットに入れていきましょう。洗濯ネットに入れる際は、洗剤が全体にいきわたるように屏風畳みで入れるのがおすすめです。
屏風畳みとは、毛布を山折りと谷折りにして細長い状態にした後、それを半分に折り、正方形のようにコンパクトにする畳み方のこと。こうすることで洗剤が毛布にいきわたりやすくなりますよ。
3. 洗濯する
洗濯ネットに入れた後は洗濯機に入れましょう。自宅の洗濯機が縦型タイプの方は、一番汚れている面が底くるように入れると汚れが落ちやすいですよ。
洗濯機に毛布コースがある場合はそのコースを選びましょう。無い場合は、手洗いコースやデリケートコースなどの弱水流のコースを選んでください。
その後、指定される容量の洗剤を入れ、スタートさせましょう。乾燥時間は1時間程度が目安になります。
4. 干す
乾燥まで終わったら、次は干していきましょう。まずは洗濯表示タグをもう一度見て、適切な干し方を確認します。直射日光と日陰のどちらが良いのか、どの干し方が適切なのかが分かるため、それに沿って干していきましょう。
表示タグに従わない干し方をした場合、毛布がゴワゴワになる可能性があるため、注意です!
【手洗い編】毛布の洗濯方法
ここからは手洗いでの毛布の洗濯方法を紹介します。洗濯機の容量が対応していない方や、毛布が洗濯機で洗えない方は参考にしてください。
準備の前にチェックすべきポイントを踏まえてしっかり準備をしてから洗濯を始めましょう!
1. 準備
洗濯機で洗う時と同じように、汚れのチェックをしていきます。
毛布全体を軽く叩き、ホコリを落とします。また、シミになっている部分には洗剤をかけて歯ブラシなどで軽くこすっておきましょう。
その後、浴槽に30℃前後のぬるま湯を張って、洗剤を溶かしておきます。
2. 押し洗いをする
洗剤をぬるま湯に溶かしたら、そこに毛布を入れてやさしく押し洗いをします。手洗いの際も洗濯機を使うときと同じく屏風畳みにして入れる全体に洗剤がいきわたりやすくなりますよ。
手だけでなく足で押し洗いするのもおすすめです。
3. お湯を張り替え、洗剤をよく落とす
全体を押し洗いしたら、洗剤の濁りがなくなるまで2~3回ほど水を替えてすすいでいきます。洗剤が残っていると臭いの原因になるため、しっかり落としましょう!
洗剤がしっかり落ちたことを確認したら、浴槽のフチにかけて脱水をしましょう。
4. 干す
洗濯機を使用する際と同様に表示タグを確認し、毛布に合った干し方を選びましょう。
日陰で干すのに向いている毛布を日に当てて干すとゴワゴワの原因になるので、表示に従うようにしてくださいね。
コインランドリーやクリーニングを使うのもひとつの手
「自宅の洗濯機に毛布が入らない」「干すスペースがない」という方におすすめなのが、コインランドリーやクリーニングを活用した毛布の洗濯。
コインランドリーとクリーニングはそれぞれ魅力が違うので、しっかりチェックして自宅の毛布にピッタリの方法で洗濯しましょう!
【コインランドリー編】毛布を洗濯する方法
コインランドリーで洗濯できるものには限りがあり、アクリルや化学繊維でできたものや綿素材のものです。シルクやウール、カシミアは洗濯できないものが多いので注意してください。
また、乾燥機能付きの洗濯機を選んだときは、毛布が乾燥しても余裕のある大きさを選びましょう。乾燥機能がなければ、洗濯機のドアが閉まる大きさで大丈夫です。
乾燥時間の目安は最低1時間。しっかりと時間をかけて乾かすのがポイントです。
コインランドリーでの乾燥機を活用すると、天日干しではできない高温風で乾燥できるので、雑菌やダニの対策ができ、ふわふわの触り心地に仕上がります。また、コインランドリーは自宅の洗濯機よりも水流が強く、汚れをしっかりと洗い落としてくれますよ。
▼コインランドリーでの毛布の洗濯方法をもっと詳しく知りたい方は下の記事をチェック
【クリーニング編】毛布を洗濯する方法
「自宅で洗濯するのも、コインランドリーに行くのも面倒」と思っている方は多いのではないでしょうか。そこで、おすすめしたいのがクリーニングでの洗濯です。
クリーニングは、自宅やコインランドリーでの水洗いとは違って、ドライクリーニングという方法で洗っています。お気に入りの毛布や、どうしても落ちない汚れがある場合は、クリーニングがおすすめです。
また、生地への負担が少ないので、シルクやウールなどのデリケートな素材の毛布に向いていますよ。
▼クリーニングでの毛布の洗濯方法をもっと詳しく知りたい方は下の記事をチェック
洗濯後の毛布のふわふわを維持するポイント
せっかく毛布を洗濯したけれど、乾燥したらゴワゴワになってしまった、なんて少し残念ですよね。
そこで、ここからは洗濯した毛布をふわふわにする2つのポイントを紹介します。ぜひ、参考にしてくださいね。
ポイント1. 柔軟剤を加える
洗濯の際に柔軟剤を入れるのがもっとも簡単な方法。
最後のすすぎの段階で柔軟剤を加えると、ふんわりと仕上がります。しかし、洗剤を多く入れすぎてすすぎが不十分になってしまうと、毛布の性質が変わりゴワゴワになりやすいので注意してください。
ポイント2. 干し方を工夫する
表示タグに従うのに加え、干し方を工夫するのもポイント!
直射日光の当たらない場所で、毛布を2本の物干し竿にM字にかけ、風通しのいい環境にするとダニや雑菌の繁殖を防ぐことができ、フワフワに仕上げることができますよ。
毛布を洗うなら乾燥機能付き洗濯機がおすすめ
自宅の洗濯機に乾燥機能があると毛布を洗うのがもっと楽になりますよね。
LIMIAでは他にもおすすめの乾燥機付き洗濯機を18種類紹介しています。小型から大型まで幅広く用意しているため、合わせて参考にしてくださいね。
▼おすすめの乾燥機付き洗濯機を詳しく知りたい方は下の記事をチェック
※画像は全てイメージです。
※製品によって、お手入れのしかたは異なりますため、必ず製品の取扱説明書に従って作業を行なってください。
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