コウモリ避けの正しい手順を解説!スプレーや撃退グッズも紹介
コウモリ避けの手順は、住処を特定してから忌避剤などで追い出し、清掃・消毒、侵入経路を塞いで予防する流れです。しかし、コウモリ避けを自分でするときには不慣れな高所での作業や寄生虫に寄生されるなどのリスクもあるため、専門業者への依頼も検討してみましょう。
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コウモリの捕獲・駆除は違法
コウモリは鳥獣保護法という法律で保護されているため、追い出して予防することしかできません。勝手に捕獲・駆除すると罰せられるので、注意しましょう。もし、自分で捕獲・駆除を行いたい場合には、自治体に申請して許可をもらう必要があります。
コウモリ避けの正しい手順
- 1.コウモリの住処を特定する
- 2.コウモリ避けのグッズや苦手なもので追い出す
- 3.コウモリがいた場所を清潔にする
- 4.コウモリの侵入経路を塞いで予防する
コウモリ避けをするときの正しい手順について紹介します。高所での作業などが必要になる場合もあるので注意しながら行ってください。
【1】コウモリの住処を特定する
- 軒下や屋根裏
- 壁の隙間
- 通風孔や換気口
- 雨戸の戸袋やシャッターの隙間
まずは、コウモリの住処を特定しましょう。
家に住み着く代表的なコウモリは、アブラコウモリという体の小さな種類です。体が小さいため、わずかな隙間でも侵入してきます。
軒下や屋根裏、壁の隙間、通気孔、換気口、雨戸の戸袋、シャッターの隙間などに住み着きやすいので、重点的にチェックしてみましょう。
【2】コウモリ避けのグッズや苦手なもので追い出す
コウモリ避けには、撃退グッズや苦手なものを使う方法もあります。例えば、コウモリの嫌いな成分を含んだ忌避(きひ)剤には、スプレータイプや置くだけのタイプが販売されています。ホームセンターや薬局、通販サイトで購入できます。
また、コウモリは刺激臭が苦手なので、ハッカ油を使ってコウモリ避けをするのもおすすめです。
【3】コウモリがいた場所を清潔にする
コウモリを追い出せたら、住み着いていた場所をキレイに掃除しましょう。糞尿をそのままにしていると、人体にも建物にも悪影響を及ぼす可能性があります。
糞尿など汚れを落とし、アルコールや次亜塩素酸ナトリウム液などを使って消毒まで行うようにしましょう。
【4】コウモリの侵入経路を塞いで予防する
コウモリを追い出して住処を清潔にしたら、侵入経路を板や網、パテなどで塞ぐようにしましょう。
コウモリの忌避剤は一時的に効果を発揮しますが、コウモリが慣れたり、時間が経つとコウモリが戻ってくる可能性があります。そのため、侵入経路を塞ぎ、再び住み着かれないようにしておくことも大切です。
コウモリ避けに効果的なアイテム
ここでは、コウモリ避けに効果的なアイテムを4つ紹介します。
健栄製薬|ハッカ油 20mL(滴下式)
イカリ消毒|コウモリいやがる袋
イカリ消毒|スーパーコウモリジェット
SHIMADA|コウモリ寄せつけない!忌避剤
コウモリ避けに超音波・磁石・CD・ライトは効果ある?
コウモリ避けに強い光や超音波、強力な磁石が効果的という話もあります。超音波や強い光はコウモリの種類によって効果が異なったり、慣れてしまうと効果が薄れる可能性もあります。また、強い光に虫がたかり、その虫を目当てにコウモリが誘引されることもあります。
超音波や強い光がコウモリの住処まで届いてない場合もあり、きちんと効果発揮されないというケースも発生します。
そして、CDを吊るしたり、強力な磁石を設置するのは、コウモリ避けにはあまり効果はないでしょう。
コウモリ避けで気を付けるポイント
- コウモリやフンなどに直接触れない
- コウモリ避けグッズを使うときはペットや子どもに注意
コウモリ避けを自分で行う場合には、気をつけておきたい注意点があります。
コウモリやフンなどに直接触れない
コウモリは、病原菌を持っていたり、ダニやノミに寄生されている場合もあります。コウモリ自体に直接触れたり、糞尿を素手で触ったりしないようにしましょう。
コウモリ避けを自分で行うときには、防護服と保護用メガネ、マスクを身につけてから行うようにしてください。
コウモリ避けグッズを使うときはペットや子どもに注意
コウモリ避けグッズやハッカスプレーなどは、ペットにも影響を与える可能性があります。また、目に入ったり直接吸ったりすると炎症を起こす場合もあるので、保護用メガネやマスクを着用し、用法容量を守るようにしてください。
そして、保管するときには、直射日光や高温多湿の場所を避け、小さな子どもやペットの手が届かない場所に保管するようにしましょう。
コウモリを放置するのはリスクがある
- 健康への影響がある
- 建物へのダメージがある
- 害虫や害獣を誘引する可能性がある
建物に住み着くコウモリは、直接人を襲うことはあまりありません。しかし、放置していると人体や建物にも悪影響を及ぼす恐れがあります。
健康への影響がある
コウモリはダニやノミに寄生されている場合もあるため、天井から降ってきたダニやノミが原因で、皮膚のかゆみや炎症などを引き起こす可能性もあります。
また、糞尿やフケなどが放置され不衛生なままだと、アレルギーや喘息を発症するケースもあります。
建物へのダメージがある
コウモリの糞尿などの汚れをそのまま放置していると天井にシミができたり、木材が腐敗することもあります。また、糞尿が悪臭の原因にもなるため、対策が必要です。
害虫や害獣を誘引する可能性がある
コウモリの糞尿などを放置して不衛生な状態にしていると、ゴキブリなどの害虫が集まりやすくなるだけでなく、ゴキブリを捕食する他の害虫も連なって来るケースもあります。
また、コウモリを捕食するために他の害獣が家に侵入することもあるため、放置せずに対処しましょう。
コウモリ避けで困ったら専門業者に相談!
許可なくコウモリの捕獲・駆除するのは禁止されており、また予防をするときにもリスクがあるため、専門業者へ依頼するのがおすすめです。
「コウモリ駆除navi」では22,000円(税込)からコウモリの追い出しから清掃、消毒、予防対策まで行ってくれます。また、スピーディーに対応してくれるのもポイントです。
電話での相談は24時間365日受け付けているため、コウモリ避けなどで困っている人は、まずは気軽に相談してみましょう。
※対応エリア・加盟店により記載の価格で対応できない場合があります
コウモリ避けに関するQ&A
Q1. コウモリ避けに効果的なものは?
A. 専用の忌避剤やハッカが効果的
コウモリはハッカなどの刺激の強い香りが苦手なので、ハッカ油を活用した自家製のハッカスプレーを使うのもおすすめ。また、市販のコウモリ忌避剤を使用するのも効果的です。
Q2. コウモリ避けをするときの注意点は?
A. 糞尿やコウモリ自体に直接触れずに、忌避剤は正しく使う
コウモリや糞尿には病原菌やダニ、ノミなどがいる可能性があります。直接触れないようにしましょう。また、忌避剤はペットや子どもなどにも影響を及ぼす場合もあるため、使用上の注意、用法用量を守って正しく使用してください。
Q3. コウモリはそのまま放置しても大丈夫?
A. コウモリを放置すると人体や建物にも悪影響を及ぼす恐れがある
コウモリから直接的に攻撃されないからと言って放置は禁物です。糞尿やコウモリに寄生している寄生虫、フケや体毛が原因でアレルギーや喘息、皮膚の炎症、かゆみを引き起こす恐れがあります。また、糞尿などの汚れをそのままにしていると、悪臭や木材の腐敗する原因にもなります。
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※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年7月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。
※お掃除の際には、ゴム手袋をつけてしっかりと換気を行い作業をしてください。
※製品によって、お手入れのしかたは異なるため、必ず製品の取り扱い説明書に従って作業を行ってください。
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