コウモリに蚊取り線香は効果ある?追い出す方法や予防も紹介
コウモリに蚊取り線香を使っても駆除はできませんが、家から追い出せる可能性はあります。しかし、コウモリは病原菌や寄生虫などを持っているケースもあるので、自分で対処するのはあまりおすすめできません。コウモリ対策には専門業者に依頼することも検討してみてください。
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コウモリの駆除は法律でできない
まず初めに、コウモリは「鳥獣保護管理法」という法律で守られているため、駆除することはできません。また、コウモリを捕獲・駆除するにも自治体への申請・許可が必須となります。
勝手に捕獲・駆除を行った場合には、当然ですが罰せられます。コウモリ対策には、追い出すことと、追い出した後は予防することが重要です。
コウモリは蚊取り線香では駆除できない
コウモリの駆除に蚊取り線香が効果的という口コミもありますが、蚊取り線香では駆除はできません。
ただし、蚊取り線香の煙によって、コウモリを一時的に追い出せる可能性はあります。もしコウモリを追い出すことができたら、すぐに侵入経路を塞ぐようにして、戻ってこないようにしましょう。
コウモリを蚊取り線香以外で追い出す方法
蚊取り線香以外にも、コウモリが嫌がるものを使って追い出す方法があります。コウモリはハッカなどの刺激臭を嫌がることもあるため、利用してみましょう。
ハッカ油と精製水を混ぜるだけで自家製の忌避(きひ)剤を作れるので、コウモリに直接吹きかけたり、集まりそうな場所に吹きかけておけば、コウモリ対策ができます。
コウモリを追い出すときに気を付けたいポイント
コウモリを自分で追い出すときには、注意しておきたいポイントがあります。
直接コウモリやフンなどに触れない
コウモリはダニやノミに寄生されていたり、病原菌を持っている可能性があります。コウモリやフンに直接触れたり、吸い込んでしまわないように気をつけましょう。
コウモリの対策を自分で行うときには、防護服に手袋、マスク、保護用メガネなどを着用してから行うようにしてください。
追い出しても戻ってくる可能性がある
コウモリを蚊取り線香などで追い出すことができても、すぐに戻ってくる可能性があります。追い出して終わりではなく、コウモリが再び家屋に入ってこないように対策することも大切です。
コウモリが来ないようにする予防方法
コウモリの追い出しに成功したら、侵入経路を確認して、コウモリがいない間に出入り口を板やパテなどで埋めるようにしましょう。
このときにも、コウモリのフンなどを吸い込まないように、防護服にマスク、手袋、保護用メガネを着用してから設置するようにしてください。
コウモリを放置するのはリスクがある
直接的な被害がないからと言って放置するのは危険です。ここでは、放置したときにどのようなリスクが発生するかについて解説します。
健康被害に繋がる
コウモリを放置していると、コウモリのフンやフケなどでアレルギーや喘息などを発症する可能性があります。また、コウモリに寄生しているダニやノミのせいで、かゆみを引き起こすなどの健康被害に繋がることもあります。
騒音や悪臭がする
コウモリは夜行性のため、人が寝静まった頃にバタバタと騒音を立てることがあります。
また、天井裏や内壁などに住み着くこともあり、その場でフンや尿をすれば、シミとなって家屋にダメージを与えます。さらに、フンや尿のせいで悪臭の原因にもなります。
ほかの害虫や害獣を誘引する原因にもなる
コウモリが住み着き、フンや尿などをそのままにしていると不衛生な状態になります。不衛生な環境を好むゴキブリなどの害虫を引き寄せてしまうことがあります。
また、コウモリを捕食しようと他の害獣も侵入し住み着く可能性もあるので、早めに対処しましょう。
コウモリの追い出しや予防は専門業者に相談!
コウモリの追い出しや予防を自分で行うのはリスクがあるため、専門業者に相談するのがおすすめです。
「コウモリ駆除navi」では22,000円(税込)から依頼でき、コウモリの追い出しから予防、清掃まで行ってくれます。
電話での相談は24時間365日受け付けているため、コウモリで困っている人は、まずは気軽に相談してみましょう。
※対応エリア・加盟店により記載の価格で対応できない場合があります
コウモリに蚊取り線香を使うことに関するQ&A
Q1. 蚊取り線香でコウモリを駆除できる?
A. 蚊取り線香では駆除できない
蚊取り線香でコウモリを駆除することはできません。ただ、蚊取り線香の煙を使って追い出せる可能性はあります。
Q2. 蚊取り線香以外でコウモリが嫌いなものは?
A. ハッカなどの刺激の強い臭い
コウモリはハッカなどの刺激の強い香りが苦手なので、エタノール、ハッカ油、精製水を1:3:9の割合で混ぜたものを活用してみましょう。コウモリに直接吹きかけたり、住み着いていそうな場所に撒いておくのも良いでしょう。
Q3. コウモリの追い出しで気を付けるポイントは?
A. 直接コウモリやフンなどに触れない
コウモリはノミやダニが寄生していることも多く、病原菌を持っている可能性もあるので、直接触れないようにしましょう。また、フンやフケなどもアレルギー反応などを引き起こす原因になるので、吸い込まないように注意してください。
Q4. コウモリは放置していてもいい?
A. 放置すると健康被害や悪臭、害虫・害獣が発生する
直接的にコウモリの被害がないからと言って放置していると、アレルギーや喘息などを発症する可能性があります。また、フンや尿を家の中でされると悪臭が広がり、不衛生です。さらに、不衛生な環境を好む害虫やコウモリを捕食するために他の害獣が侵入してくるケースもあるので、放置はしないで対処しましょう。
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※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年7月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。
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