クロスズメバチに毒性はある?対策や駆除方法
クロスズメバチの特徴や危険性について解説します。毒性や刺されたときの対処のほか、クロスズメバチの駆除についても紹介するので参考にしてみてください。
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クロスズメバチの特徴と生態
日本に生息するクロスズメバチ。地域によっては「タカブ」「ヘボ」「スガレ」などと呼ばれたり「地蜂」と呼ばれたりすることもあります。
クロスズメバチの大きさや危険性などの特徴を事前に知っておくことで対策に繋げましょう。ここでは、クロスズメバチの主な特徴と生態について紹介します。
スズメバチのなかでは大きさが小さい
クロスズメバチは日本に生息するスズメバチのなかでは小さめで、働きバチの体長はおよそ10mm前後、女王バチでもおよそ15〜16mm程度の大きさであるとされています。
土の中をはじめとした閉鎖空間を好み、ピーク時には1,000匹〜1,500匹ほどの群れに発展することもあります。
攻撃性が低くおとなしい性格
クロスズメバチはスズメバチのなかでは比較的攻撃性が低くおとなしい性格をしています。
こちらから刺激しなければ積極的に攻撃してくることはありませんが、誤って刺激した場合には刺されてしまうこともあるため注意が必要です。他のスズメバチ同様に毒を持っているので、むやみに巣へ近づいたり、手で追い払ったりすることは避けましょう。
土の中に巣を作る
クロスズメバチは閉鎖的な空間を好み、ほとんどの場合は土の中に巣を作ります。ただし、場合によっては屋根裏や軒下などに営巣する場合も。
人が多い場所に巣が作られることはあまりありませんが、もしクロスズメバチを見かけた場合は、刺激しないようにして速やかにその場を離れましょう。
クロスズメバチと似ている虫との見分け方
- 似た虫はハエやアブ
- クロスズメバチは白のしま模様が特徴
似た虫はハエやアブ
クロスズメバチはその小さな見た目から、ハエやアブなどの虫と間違えやすいため注意が必要です。
ハエやアブは6~9月頃が活動のピークであるのに対し、クロスズメバチは5~11月頃と活動期間が長いところが特徴の一つ。
また、ハエやアブや止まった状態で飛び続けることはできないため、ホバリングをする場合はクロスズメバチの可能性が高いです。
クロスズメバチは白のしま模様が特徴
クロスズメバチの特徴としてもっともわかりやすいのは、白のしま模様がある点です。光沢があまりなく、体全体に白のしま模様がある場合はクロスズメバチである可能性が高いです。
また、よく似た種類のシダクロスズメバチが顔中央にある黒い部分が下縁に達しているのに対し、クロスズメバチは下縁まで達していないという特徴もあります。
クロスズメバチに刺されたとき
クロスズメバチはおとなしい性格ですが、誤ってこちらから攻撃してしまった場合に刺されてしまう可能性もあります。ここでは、クロスズメバチの毒性や刺されてしまったときの対処法についてご紹介します。
毒性は弱い
クロスズメバチは他のスズメバチと同様に毒を持っていますが、毒性自体は弱めであるとされています。しかし、刺されたときには痛みを感じることも。
また、場合によってはアナフィラキシーショックにより重篤な症状を引き起こすこともあるため油断は禁物です。
異変を感じた場合はすぐに病院へ
クロスズメバチに刺されてしまったら、まずは毒を絞り出して流水で洗い流しましょう。
口で吸い出すことは危険なため避けてください。また、もし針が残ってしまっている場合はピンセットを使って取り除きます。
クロスズメバチに刺されたあと、呼吸が苦しくなったり嘔吐や下痢などの症状が出たりした場合は、救急車を呼ぶなどしてすみやかに病院に行きましょう。
特に2回目以降に刺された場合や、一度に何度も刺されてしまった場合は重篤な症状が出やすいため注意が必要です。
クロスズメバチの駆除は業者への依頼がおすすめ!
自宅周辺でクロスズメバチを見かけたり巣を見つけたりしたら、駆除業者へ依頼をしましょう。クロスズメバチの駆除をしたい方は、「ハチ110番」の利用がおすすめです。
スズメバチは11,1000円(税込)から、アシナガバチは8,800円(税込)から、ミツバチは11,000円(税込)から依頼が可能。
電話での相談は24時間365日受付中のため、蜂駆除に困ったら、まずは気軽に事前見積もりの相談をしてみてはいかがでしょうか。
※対応エリア・加盟店により記載の価格で対応できない場合があります
※巣の場所がわからない、取り出せない・高所などの特別な場合別途料金がかかる場合があります
クロスズメバチの特徴を知って正しく対処しよう
クロスズメバチの特徴や生態、見分け方のポイントなどを詳しくご紹介しました。クロスズメバチは積極的に人間へ攻撃してくることはありませんが、他のスズメバチ同様に毒を持っているため油断をしてはいけません。ぜひこの記事を参考にして、正しく対処してみてください。
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※記事内の情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年3月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。
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