キジバトの対策とは?家に来るのを防ぐ方法
独特かつ長閑な鳴き声が特徴のキジバト。巣を作られたり鳴き声がうるさかったりといった被害に悩まされている方もいるでしょう。今回はキジバトの特徴や対策方法を紹介します。
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キジバトの特徴と生態
「デーデーポッポー」と独特な鳴き声で知られるキジバト。首には青色の縞模様があるのが特徴で、単独での行動を好みます。
ドバトとキジバトの違いは?
日本には主に「キジバト」の他に「ドバト」という種類の鳩も生息しています。どちらも都市の中心部から農村部、住宅地まで幅広く生息しています。
まず異なるのが見た目です。ドバトのくちばしの付け根には白いコブがあり、首は緑色をしています。さらに、その生態も異なり、群れでの行動を好みます。
キジバトはなにを食べる?
キジバトは雑食で、主に果実や種子を食べることで知られています。また、昆虫類、貝類、ミミズなども好んで食べます。
キジバトは雑食ではありますが、動物性の食べ物はそれほど好まないため、カラスのようにゴミを漁ることはほとんどありません。
キジバトによる主な被害
長閑な鳴き声が特徴のキジバトですが、時には人間への被害ももたらします。どのような被害があるのか気になる人も多いでしょう。ここでは、キジバトによる主な被害を紹介します。
糞による悪臭・汚れ
キジバトの糞は強い悪臭を伴うだけでなく、景観を損ないます。そのため、糞の処理を行わないとご近所トラブルに繋がる可能性があります。
また鳩の糞は強酸性なため、長時間糞に触れた金属は、変色や腐食してしまうケースもあるため、注意が必要です。
アレルギーや感染症
キジバトの体には細菌やウイルスの他、ダニやノミが付着しています。鳩が飛び立つときにそれらを撒き散らすことがあります。
さらに体だけでなく、糞にも細菌やウイルスが含まれています。直接触れたり、乾いていて飛散した糞を吸い込んだりすることでクリプトコッカス症という感染症を引き起こすケースもあります。健康な人の場合、それほど心配は要りませんが、免疫力の低い方は特に注意が必要です。
騒音問題
キジバトによる騒音問題もあります。キジバトはコミュニケーションや求愛行動のために鳴きます。キジバトは一年中繁殖が可能なので、鳴き声に悩まされるのです。
キジバトの対策方法
ここまでは、キジバトの特徴やキジバトによる被害をご紹介しました。ここからは、キジバトの対策方法をご紹介します。
忌避剤のタイプ | 特徴 |
スプレータイプ | ・簡単に使用できる ・定期的な使用が必要 |
ジェルタイプ | ・効果が1年程度続く ・雨風に強い |
固形タイプ | ・効果が1ヶ月程度続く ・雨や雪などの水濡れに弱い |
忌避剤とはキジバトの嫌いな匂いや成分を使用した、キジバトを遠ざけるために使う薬剤のこと。キジバトはハーブの匂いが苦手なため、ハーブ入りの忌避剤を使うのがおすすめです。
忌避剤は主にスプレータイプ、ジェルタイプ、固形タイプの3種類が使われています。それぞれ正しく使用することで効果が期待できるので、試してみてください。
テグスやワイヤーを使う
テグスやワイヤーを柵や手すりなどに取り付けることで、キジバトが留まるのを防げます。これは、キジバトは留まった場所に不快感があると、すぐに場所を変える習性があるからです。
細く、華美でない色のテグスやワイヤーを選べば、設置しても目立たないため景観を損なわないのもうれしいポイント。ただし、キジバトが住み着いてしまってからテグスやワイヤーを設置しても効果はないので、注意が必要です。
ネットや有刺針などを設置する
マンションやアパートのベランダにキジバトが訪れる場合は、ネットや有刺針などを設置するのもおすすめです。ネットや有刺針を設置することで、物理的に侵入できなくなるので、高い効果が期待できます。
しかし、ネットは景観を損ねることから設置を禁止しているマンションやアパートもあります。そのため、管理会社や大家さんに相談してみましょう。また、キジバトは羽を畳むとわずかな隙間からも侵入できるので、ぴったりと隙間なく設置するようにしてください。
有刺針は触れると怪我をしてしまう恐れがあるので、小さい子どもやペットのいる家庭の場合、十分注意が必要です。
キジバトの駆除は業者に依頼するのがおすすめ
キジバトは「鳥獣保護管理法」で保護されており、許可なしに駆除や捕獲を行うことはできません。安全かつ確実にキジバトを駆除するには、実績やノウハウを持った専門の駆除業者に依頼するのがおすすめです。
「鳩110番」は22,000円(税込)〜依頼でき、一羽からでも対応可能。電話でのご相談は24時間365日受付中のため、鳩駆除にお困りの人はまずは気軽に事前見積もりの依頼をしてみましょう。
※対応エリア・加盟店により記載の価格で対応できない場合があります
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※画像は全てイメージです。
※記事内の情報は、LIMIA編集部の調査結果(2022年12月)に基づいたものです。
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