シロアリの駆除スプレーおすすめ7選！使い方や効果についても解説

シロアリの駆除スプレーの選び方2ポイント

【1】使用目的から選ぶ

シロアリに効果のあるスプレーは、予防目的と駆除目的と2つに分けられます。

予防する場合には、シロアリの嫌う忌避性のあるスプレーがおすすめです。シロアリが嫌いなニオイなどを発して遠ざける効果があります。

反対に、駆除を目的とする場合にはシロアリが薬剤を避けないように忌避性が低いものがおすすめです。さらに効果を長く維持する遅効性や、仲間のシロアリにも効果が行き届くように伝播性があるものが適しています。

【2】成分から選ぶ

シロアリの駆除スプレーは、成分によって効果が異なり、速攻性のあるものから遅効性のものまでさまざまです。なかには、ペットや人にも毒性がある成分もあるため、よく確認しておきましょう。

シロアリの駆除スプレーおすすめ7選

ここでは、シロアリの駆除に使えるスプレーを紹介します。木材の防腐成分や防蟻成分が含まれたスプレーもあるので、使用目的に合わせて選んでみましょう。

KINCHO ／アリキンチョール

極細ノズルが特徴的なKINCHOの「アリキンチョール」。

ピレスロイド系の成分が配合されており、忌避性のあるスプレーです。シロアリだけでなく、ヒアリやアルゼンチンアリにも効き目があります。直接噴射しても効果的ですが、極細ノズルで巣などの狭い隙間にも噴射できます。

フマキラー／シロアリジェットプロ

1本で駆除、予防、木材防腐ができるフマキラーの「シロアリジェットプロ」。

忌避性のあるピレスロイド系成分配合で、約1年のシロアリ予防効果を発揮するスプレーです。シロアリにも羽アリにも使えます。逆さにしても約6mまで薬剤を噴射できるので、床下に住み着いたシロアリにも効果的です。

また、木材が腐るのを防ぐ成分も配合されているので、シロアリを寄せ付けない効果もあります。

フマキラー／アリワンプッシュ

ワンプッシュで幅広いアリの予防と駆除ができるフマキラーの「アリワンプッシュ」。

お部屋の空間や玄関、窓のサッシにワンプッシュするだけで、シロアリの駆除（※）ができます。ピレスロイド系の成分で、シロアリの侵入を約2ヶ月防いでくれるのも特徴です。シロアリだけでなく、クロアリ、ヒアリ、アルゼンチンアリにも効果があります。

※シロアリは直接駆除効果のみ

イカリ消毒／シロアリ木部用エアゾール

木材を守ってくれる成分が配合されたイカリ消毒の「シロアリ木部用エアゾール」。

シロアリを木材から守る有効成分ビフェントリンが配合されているため、防除目的に使用できます。シプロコナゾールも配合されているので、木材の腐食を防いでくれる効果もあります。シロアリの被害にあう前に予防したいときにも、駆除したいときにも使えるスプレーです。

アース製薬／シロアリアース

連鎖駆除で巣のシロアリにも効果があるアース製薬の「シロアリアース」。

配合されているビフェントリンは、素早く長く効き目がある成分です。食害予防にも使用でき、環境によって異なりますが、効果の持続は約1年です。木材防腐や防カビ効果成分も配合されています。

住友化学園芸／シロアリアタッカーEX

速攻性のあるモンフルオロトリンが配合された住友化学園芸の「シロアリアタッカーEX」。

殺虫だけでなく、予防にも使えるスプレーです。使用環境によって異なりますが、効果の目安は約1年です。また、ヘキサコナゾール成分が配合されており、木材が腐ったり、カビたりするのを防いでくれます。

アイメディア／シロアリ撃退 ホウ酸スプレー

忌避性のあるポリホウ酸ナトリウムを配合したアイメディアの「シロアリ撃退 ホウ酸スプレー」。

遅効性でゆっくり長く効き、シロアリの習性を活かして、巣のシロアリにも効果を発揮してくれます。効果の継続時間は使用環境によって異なりますが、約6ヶ月です。

木材の防腐にも効き目があるので、DIYなどに使用する木材にあらかじめ吹きかけておくのもよいでしょう。

シロアリ駆除スプレーの商品比較一覧表

シロアリの駆除スプレーを使用するときの注意点

シロアリ駆除スプレーを使うときに注意する点があるので、あらかじめチェックしておきましょう。

駆除目的には忌避性のあるスプレーは使わない

使用目的によって、シロアリに有効なスプレーは異なります。駆除を主な目的としている場合には、忌避性のある成分がメインのスプレーを使うのは控えましょう。忌避性のあるスプレーを使用すると、今いる場所から逃げて被害が広がることがあります。

シロアリ駆除スプレー使用中はペットを近づけないようにする

シロアリ用のスプレーのなかには、哺乳類や魚類に毒性のある種類もあります。シロアリの駆除や予防に使うスプレーを使用するときは、イヌやネコなどの哺乳類はもちろん魚類などのペットの健康を守るためにも作業場所に近づけないようにしましょう。

シロアリ駆除スプレーの効果は応急処置程度

シロアリの駆除や予防スプレーは、今すぐどうにか対処しておきたいときや、業者が来るまでの間の応急処置程度の効果であるということを覚えておきましょう。

駆除や予防スプレーを散布しても塗りむらがあったり、使用方法を間違っていると効果はあまり期待できません。プロの業者に駆除してもらうことで、状況に応じた駆除や予防方法をしてもらえます。

シロアリ駆除が自分できないときにも専門業者に依頼しよう

自分で行うシロアリ駆除や予防は、あくまでも応急処置程度です。シロアリを発見したり、被害が確認できたら専門業者に依頼しましょう。

「シロアリ110番」では24時間365日依頼を受付をしており、電話とメールから相談が無料でできます。また、見積もり料金やキャンセル料も無料なので、気軽に相談しやすいです。

シロアリの駆除スプレーに関するQ&A

Q1. シロアリの駆除スプレーって効果がある？

A. 応急処置程度の効果はある

シロアリの駆除スプレーは、その場でなんとかしたいときなど応急処置程度には効果があります。ただし、完全に駆除することはできないので、シロアリを発見したり、被害が確認できたら、専門業者に依頼するようにしましょう。

Q2. シロアリ駆除に殺虫剤を使うのはだめ？

A. 忌避性のある殺虫剤は被害が広がることもある

駆除を目的としている場合、その場でシロアリに忌避性のある殺虫剤を使うとシロアリが逃げて違う場所に巣を作り、被害が広がってしまうことがあります。駆除を予防しているときは、非忌避性・遅効性・伝播性の3つが揃ったものが選べるとよいでしょう。

Q3. シロアリの駆除スプレーを使う時期は？

A. 予防目的なら3月〜5月上旬がおすすめ

シロアリの種類によって時期が異なりますが、繁殖期である3月から5月上旬に散布するのがおすすめです。シロアリが既にいる場合には、すぐ使ってもよいですが、完全に駆除することはできないため、早めに専門業者に依頼しましょう。

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※記載している商品情報は、LIMIA編集部の調査結果（2022年11月）に基づいたものです。
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