思い出を残した二世帯住宅
庭の赤松を残すため、又リビングの延長として外部空間を取り込みたかったので赤松を中心に中庭(光庭)をしつらえました。 リビングからの景色はまるで能舞台のようで赤松が絵になります。
LDKはワンル-ム的なので車イスの移動にも余裕があり、エレベーターで2階へのアクセスもスム-ズです。
昭和初期の茶室(8畳)の移築は旧建物解体前に大工さんが丁寧にばらして保管、クリ-ニングや保修をかけ天井材以外の主な造作材・建具はすべて移築しました。「下写真」改めて職方の方々の技術に敬服しました。
見事に表千家、琵琶床の茶室が復元しました。
キャリア44年の設計家