『香りをテーマ』にしたコミュニティースペース
大発コミュニティースペース (ギャラリー+研究室)
所在地 兵庫県
敷地面積 1227平方m
延床面積 60.6平方m
構造:木造
外装:金属サイディング ガルバリウム鋼板
内装:床(左官仕上)、壁(しっくい仕上)・天井(しっくい仕上)
お線香を主力商品とし、香りに関する商品で多方面に展開している企業のコミュニティースペース。施設内容として、お線香の体験教室、ハーブ教室、香りに関 連する教室、カフェを中心としている。加えて、香りの研究室も隣接設置し、人の集まる『香りのコミュニティースペース』として機能する事を目指している。
外観の特徴は、軒先にワイヤーを張り巡らした壁面緑化と木漏れ日が演出された『軒下空間』である。
風圧対策にも利用しているワイヤーで仕切られた三角形状の緑化エリアには、テイカカズラやジャスミンなど『香り』のテーマに合う蔓植物を絡ませる予定となっている。
土間、縁側、濡れ縁などに共通の特徴である、内部でも外部でも無い『中間領域』を抱え込んだ空間が日本建築の特徴であります。今回、この『中間領域』を『軒下空間』で演出しております。
設計者側が構成したフレーム空間に、左官職人の『植田俊彦』氏と工務店代表の『植田俊司』氏の両者が内部空間に『天の川』のイメージを絡めている。東側ガーデンから連続する歩道を室内床に連続させている、内壁のグラーデーション版築へと立ち上がり、壁から天井へと連なる『天の川』となっている。
グラーデーション版築の色は、大発のお線香のカラーバリエーションから採用し、下から砂浜→波打ち際→海→空→夕焼け→天の川の流れをイメージされている。
『天の川』に埋め込まれた色ガラスの裏面には、照明器具を設け、星空のごとく色ガラスが点灯し幻想的な空間を作り出している。
正本設計工房 一級建築士事務所