【使い続けられる屋上空間をつくるには・・・】
川口市の3階建て(鉄筋コンクリート)の住宅。屋上からは、南側に荒川沿いにあるエルザタワーも見えます。
景色がよくても、部屋とのつながりのない屋上は、住んでいるうちに、なかなか使われなくなる場合が多いのも事実・・・。やはり、階段をわざわざ上っていくのが、おっくうになってしまうからです・・・。
ここは景色もいい上に、廻りの視線も気にならないので、わざわざ上がりたくなるような工夫として、デッキと芝で、全体をきれいに居心地よく仕上げてあります。夏には花火も見えるらしいですし・・・。
だた、芝は芝刈りや雑草、目土入れなどの管理作業が必要なので、屋上専用の物入れとコンセント、水道は必須アイテムですね。これがないと、何をするにも、めんどくさくなっちゃいます・・・。
芝とデッキの高さを揃えているのですが、それもデザイン性だけの問題ではなくて、高さが同じじゃないと芝刈り機で隅まで芝が刈れないからです。これで、芝刈りの作業効率がずいぶん違います。
管理を簡単にするのも、屋上を使いやすくする方法の一つです。
きれいにしていると、また見たくなるのも事実です(笑)。
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