【五感の家づくり+こども園】
人生の中で、「家づくりに BESTの時期」というのはないと思いますが、もし、ご家族の中にお子さんがいれば、お子さんが小さい頃の家づくりは、とてもいい時期の一つだと思います。
竣工後、ずいぶん時間が経過したお客さんに「家づくりのその後」のことをお尋ねすると、お子さんが大きくなっても、「現場での職人さんの作業の様子や、家が建ち上がっていく過程、住んでからの暮らしの風景」など、かなり細かい部分まで、よく覚えているらしいです。皆さんそうおっしゃいます。
家を含めた空間について、大人は視覚要素に頼りがちな気がしますが、子供は、聴覚や触覚、臭覚、それから味覚もあるかなぁ・・・(いろんなトコロを舐めたりしますし・・・笑)など、それこそ五感を総動員して感じていると思います。感覚的な記憶は、暮らしの思い出と一緒になって、心に深く刻まれるのかもしれません。そんな「家づくり」がいいなぁ〜と思うわけです・・・。
ただいま、埼玉県日高市でこども園を新築中です。子供たちには、隣の敷地の仮園舎で、限られた空間で、少し窮屈な生活をおくってもらっています・・・。しかし、これから毎日、自分たちの園舎ができあがる様子を見てもらうことができるので、それは、とてもよかったなぁ〜と思っています。工事の様子や雰囲気を感じて、建物ができあがった時の感覚を覚えていてくれたら、うれしいなぁ〜と思っています。
(株)独楽蔵 KOMAGURA