T邸-35平米、ミニマムを極めたら、リノベ魂に火がついた
フランスに長く住んでいたTさんは日本に帰国後、フランス人パートナーの方と半同棲していましたが、まずはご自身のお部屋が欲しいとのことで、築45年の、バルコニーを含めて39平米というコンパクトな中古マンションの1階部分を購入しました。
テーマは「ミニマム・コンポジション」です。コンパクトな部屋ですが、ディテールを大切にし、棚の造り方や家具の配置などの構成を工夫して、プランを進めていきました。ベッドルームは他の空間と仕切りたいと、引き戸を設置。この引き戸には、空間のアクセントになるよう、それぞれの板に大きさの違う丸いガラス戸をつけ、重なるとぐるぐると円を描くようにしました。
収納は壁側にまとめて棚を造っています。キッチンは玄関の横なので、コンロの仕切りはガラスに。このお部屋をかなり気に入っていたTさんですが「もっとリノベーションしたい!」とリノベ魂に火がつき、1年ほど住まわれた後、部屋を売りに出し、次は戸建リノベに挑戦するそうです。
ブルースタジオ