家具のメンテナンス:テーブルの衣替え(塗装剥離編)

過去に行った家具のメンテナンスをご紹介いたします。

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Vintageコーヒーテーブルの天板。
塗装の剥がれや凹みキズなどが目立つので、メンテナンスを行いキレイにしていきます。

商品:Coffee table アメリカ製 1970年代
メンテナンス内容:全体的なグラ取り、再塗装(天板、脚)
作業工程:塗装剥離→凹みチェック→シンナーで拭き上げ→研磨→下地調整→下地色入れ→表面塗装(3~4度塗り)

Photo by Point No.39 p39-clowns.com
Vintage コーヒーテーブルの天板。(メンテナンス前)
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Vintage コーヒーテーブルの天板。(メンテナンス前)

ウレタン塗装面は、強い塗膜を作り簡単にはキズが付きにくくなるという良い面がありますが、
はがれた時やキズが付いた時に結構目立ちます。
それに簡単にメンテナンスできないので、ここでは塗膜を形成するオイルを使って仕上げます。

Photo by Point No.39 p39-clowns.com
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Vitange コーヒーテーブルの天板。(メンテナンス前)

ひとまず、超強力な剥離剤を使用して塗装をはがしますが、
ウレタン塗装されている物は、1度ではキレイに取れないので
塗膜が取れるまでは、
剥離剤塗布→剥離剤除去の繰り返し。。。

※剥離剤は肌に触れると火傷のようになってしまうので、取扱いに注意。

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ビンテージのコーヒーテーブルの天板。(メンテナンス前)

剥離剤を塗布すると、数秒でブクブクと塗装が浮いてきます。
そして剥離剤が乾く前にヘラなどでこそぎ取り、ウエスでふき取るのがコツ。
根気のいる作業ですが、この下地作りが仕上がりにとても影響するので
重要作業のひとつ。う~ん。。全部重要作業なのですが、、、

Photo by Point No.39 p39-clowns.com
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塗膜の剥離が終わったら、一旦「うすめ液(シンナー)」で全体的にふき取ります。
その後、うすめ液が乾いたら、くまなくチェック。
おそらく小キズなどがあるはずなので、ここでサンドペーパーの出番。

。。。写真が無かったので、コメントのみ。。。

仕上げに使う塗料によっても変わりますが、
今回はビーズワックスの入った塗膜の出来るオイル仕上げなので、
#350~800番手ぐらいサンドペーパーをキズの深さによって使い分け、
全体的に満遍なくサンディング。
ここで重要なのは、木目に沿って手(機械)を動かす事。そして、一箇所に集中して磨かない事。



2回ほどペーパー掛け→ふき取りを行ってみたのですが、
良くみるとまだ小キズがありますね。。。

キズが目立たなくなるまで辛抱強く研磨しますよ!

で、磨き終わった物が下の写真。
長くなってきたので、下地調整以降の工程は次回に持ち越します(^^)

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東京目黒のアメリカンアンティークショップです。アンティーク家具との相性の良い店舗ディスプレイや様々なシーンにマッチするオリジナル照明を取り扱います。

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