縫わない!立体型マスクを作ろう♪

ミシンを使わなくても布マスクが作りたいな、と思って考えてみました♪
「裁ほう上手」というアイテムを活用して、簡単に誰でも立体型布マスクを作ることができます♪
今回の立体型は、生地と生地の貼り合わせる面を最小限に考え、平らなタイプの立体型マスクにしました。

立体型マスクは他のサイトでも作り方がアップされていると思うので、お好みのタイプのものを作ってください。
こちらでは「裁ほう上手」のアイテムで作る時のポイントなどもまとめてみました♪

※重要!! 2020年、ガーゼも品薄素材になっています。
こちらは他の素材で置き換えて作成していただいても問題ありません。

※重要!こちらで使用しました、【裁ほう上手】ですが、メーカー様に確認しましたところ、
【人体に関する安全確認を実施しておりません】
とのことでしたので、ご利用される場合、自己責任で、趣味の範囲でお願いします。
気になる場合はご利用せず、塗布する面を縫い合わせて頂くことをおススメします。

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なぜ平らなタイプの立体型マスクを選んだの?

メイン記事にも記載してありますが、

●生地と生地の貼り合わせ面が最小限になるため

です。
裁断面が多く、貼り合わせる場面が増えると強度が弱くなる確率が高いので、
極力簡単で、でも見栄えのいい立体型マスクをご紹介しました。

また、その他にも、
こちらで使用しました、【裁ほう上手】ですが、メーカー様に確認しましたところ、
【人体に関する安全確認を実施しておりません】
とのことでしたので、

●真ん中で貼り合わせるタイプの立体型マスクですと内側のガーゼ(布)も真ん中で貼り合わせることになるんです。
(貼り合わせた部分が鼻・口周りのパーツに接する可能性があります。)

その為、私のアイデアでは、
より安全性を考慮して平らなタイプの立体型マスクをご紹介させていただきました。

ご利用される場合、自己責任で、趣味の範囲でお願いします。
気になる場合はご利用せず、塗布する面を縫い合わせて頂くことをおススメします。

材料

マスク本体
●【表面】お好みの布(24㎝×24㎝)
●【裏面】ガーゼ(23㎝×23㎝)
※ダブルガーゼ・タオルなどで作成する場合、1枚のみでOKです。(24㎝×24㎝)
※重要!! 2020年、ガーゼも品薄素材になっています。
こちらは他の素材で置き換えて作成していただいても問題ありません。
●ワイヤー(針金・なくてもOK)

道具
●ハサミ
●定規
●チャコペン
●洗濯バサミ・ウッドクリップ
●裁ほう上手
●アイロン

※重要!こちらで使用しました、【裁ほう上手】ですが、メーカー様に確認しましたところ、
【人体に関する安全確認を実施しておりません】
とのことでしたので、ご利用される場合、自己責任で、趣味の範囲でお願いします。
気になる場合はご利用せず、塗布する面を縫い合わせて頂くことをおススメします。

さあ、作ってみましょう♪

作業手順について

まず、作り始める前に、全体の流れをしっかりと把握します。

作業手順を簡単にまとめてみました。

1)材料・道具を用意する
2)生地を指定の大きさにそれぞれカットする
3)ギャザーをつけてアイロンがけする
4)「裁ほう上手」を使って貼り合わせる
5)マスクゴムを通す
6)完全に乾かす

ここでの重要ポイントとしては、
❶ギャザーのアイロンがけ
❷「裁ほう上手」を使い、完全に乾かす
です。

❶アイロンがけは、どの場面でもとても重要です。
今回は縫い合わせるわけではないのと、ギャザー数が多いので、しっかりと折り線をつけて作業をし易くします。
❷「裁ほう上手」ですが、❶を全て終了した段階で貼り合わせていきます。
マスク本体からはみ出てしまいそうな場合、下に不要な紙や布、またはクラフトボードなどを置いておくと他への接着が防げます。
また、完全に乾かす時のアイテムなども下記に掲載してますので、ご覧ください。


基本的なマスク作りのポイントとしては以前にLIMIA・アイデアに掲載しているので、よろしければあわせてご覧ください。

生地をカットする

生地の長さをはかる

こちらは、表面の生地になります。

まず、24㎝をはかります。
チャコペンで印をつけておくと便利です。

※生地から飛び出てしまう糸ですが、気になるようであればカットしてください。
ただ、三つ折りにして織り込んでしまうので、多少出てしまっても問題ないです。

※完成後の余分な糸はカットしてください。

※もし、ダブルガーゼなど、1枚の生地で作成する場合は、こちらのみの生地でOKです。

三角にする

正方形なので、1つの辺の長さを決めたら、その長さを基準にして、三角に折ります。
その三角を切り取ります。

(画像の矢印部分を切り取り、開くと正方形になります。)

※多少、ずれても問題ないですが、ずれてしまう場合は、±5㎜程度までにしてください。

ガーゼをカットする

こちらは本体の表面生地よりひと回り小さくしておきます。(23㎝×23㎝)
こちらも、少しズレても問題ないですが、±5㎜程度にしてください。

今回、こちらのマスクを作成する時に使用するガーゼは1枚にしています。
「裁ほう上手」のみで作成している為、厚み軽減で1枚にしましたが、ミシンや手縫いで補強するのであれば枚数を重ねても(増やしても)OKだと思います。
(通常、マスク作成する時は裏面にくるガーゼを3−8枚程度重ねて厚みを出しています。)
お好みで調節してください♪

※裏面にくるガーゼを、ひと回り小さくしておくと、折り込むときに厚みが出ないので接着する時に便利です。
ただし、三つ折りで折り込める長さで調整してください。
折り込めないとパカパカと外れてしまうのでご注意ください。

※カット方法はマスク本体の表面生地と同様です。

※本体の表面生地1枚で作る場合(ダブルガーゼなど)は、この作業は不要です。

折り目をつける

折り目の仕上がり(表面)はこんな感じになります。
上2ヒダ、下3ヒダにしていますが、ギャザーの数はお好みで調節してください。
ギャザーの折り方は比較的簡単にできるように下記へまとめてみました。

重要!

以下、折り目をつける時は同様です。

※アイロンがけをすると、綺麗です。
※ガーゼもセットして一緒に折ります。

3㎝幅に折る

本体の生地を、3㎝幅(8等分)に折り目をつける。

本体の長さが24㎝幅なので、

【24÷8等分=3㎝幅】

になります。


こちらは、上下の三つ折り部分を含めて8等分になります。

※ギャザーをつけるのは真ん中の6等分部分になります。

8等分になっているか確認する

先ほどの、3㎝幅でしっかりとアイロンをして、開いた状態が上記の通りです。

※8等分(3㎝幅)の簡単な折り方について
生地本体を、ガーゼと合わせて半分に折ります。
また、その半分に折るのを繰り返します。
(計3回、半分に折る)

開くと8等分になります!

上下❶と❽を、それぞれ三つ折りにする

裏面にして、上下の端をそれぞれ内側に三つ折りします。

ピンクの点線部分のように、均等に三つ折りします。
ピンクの実線部分までを折ります。

ギャザーをつける

折り目を上記の写真の通りにつける。
表面から見て、緑の線の部分を山折りにして、矢印の位置まで山折りの頭をもってくるようにします。
(水色の点線部分・ピンクの実線部分のところまで、それぞれもってくるイメージです。)
(※画像がちょっとわかりずらかったので、修正しましたがやり方は同様です。)

三つ折りした場所から近い部分よりそれぞれギャザーをつけ、表面から見て中心部分が一番上にくるように調整してください。

上は2ヒダ、下は3ヒダにしましたが、お好みで調整してみてください。

【ポイント】
中心になる部分から上下にギャザーがかかるようにしています。
下の、顎にかかる部分を3段階のギャザーで覆えるようにしました。

ギャザー部分をクローズアップしたところ

表面から見て、山折りにしてギャザーを重ねたところ。
ギャザーとギャザーが重ならないようにする。

※こちらの画像は、「❶三つ折り+❷」の、1つ目のギャザーになります。

表面からギャザーが綺麗に折られているか確認する

表面のギャザー部分。
ギャザーの幅を決めたらアイロンして仮固定する。
下方向も同様にギャザーする。

ワイヤーをセットする

こちらはなくてもOKですが、よりフィット感が出るので、もし用意できればあるといいと思います♪

今回使用したワイヤーのご紹介

今回使用したワイヤー(針金)は、スクラップブッキング用のprima(プリマ)というメーカーから出ているものを採用しました。
こちらは、クラフト用にできているので、ワイヤー自体が加工されており、ワイヤーを何かと接着する場合、より接着し易いように感じます。

他のワイヤーでも代用可能です。

また、ワイヤー自体、こちらはなくてもOKですが、お顔に装着した時、よりフィット感が出るのでもし用意できればオススメします♪

ワイヤーの代用品として♪

下記の通り、クラフト用のワイヤーがなくても他のもので代用可能です♪

【ワイヤーの種類】
●スクラップブッキング用ワイヤー
●工具用ワイヤー(極細タイプ)
●花材用ワイヤー
●ラッピングタイ

代用品として、100均で工具売り場か花材売り場に置いてあるワイヤーでもOKです。
ただし、あまり太くないものをオススメします。
長さはマスクの幅全体に設定してもOKですが、真ん中に固定するので短めでも問題ないと思います。
※全体に合わせる場合は、左右の三つ折り部分までかからないようにカットしてください。
また、写真のように、ラッピングタイでもOKです。

ワイヤーをセットする位置

鼻の部分にくる場所を、ワイヤーで固定したいので、マスク本体の上方部分の真ん中にセットします。
今回は短めにしていますが、マスク本体全体にかかるようにセットしてもOKです。
※その場合は、両端の三つ折り部分(マスクゴムを通す部分)にかからないようにご注意ください。

マスクゴム部分の三つ折り部分をアイロンする

上記画像の、赤枠の2ヶ所になります。
「裁ほう上手」で貼り合わせる前に、ある程度目安として折り目をつけます。

また、上方部分につけるワイヤーを長くする場合、赤枠部分より内側に設定します。

「裁ほう上手」を使って貼り合せよう♪

使い方について

「裁ほう上手」の使い方は、「裁ほう上手」にある、注意書きをよく読んでください。
貼り合わせる部分の両面にしっかりと塗ります。

今回はスティックタイプのものを使用しましたが、他にも色々なラインがあるので用途に合わせてお好みで使ってみてください。

スティックタイプは液ダレしないし、スティックのりを使う感覚で利用できるのでオススメです。
※細かい部分はノズルの細いチューブタイプもオススメです。

※重要!こちらで使用しました、【裁ほう上手】ですが、メーカー様に確認しましたところ、
【人体に関する安全確認を実施しておりません】
とのことでしたので、ご利用される場合、自己責任で、趣味の範囲でお願いします。
気になる場合はご利用せず、塗布する面を縫い合わせて頂くことをおススメします。

上下の、三つ折り部分を貼り合わせる

まず始めに、上下の三つ折りしたところを順番に貼り合わせていきます。
(「裁ほう上手」を塗布する場合、貼り合わせる片面だけではなく、両面に塗り、素早く貼り合わせます。)

この時、マスク本体の上方部分(鼻の部分)にワイヤーをセットして貼り合わせます。

※今回はスクラップブッキングメーカーのものを使用していますが、どんなものでもOKですし、なくてもOKです。
※ワイヤーがある方が、お顔にフィットします。
※スクラップブッキング用はワイヤーが加工されているので、貼り合わせ易いかもしれません。
※ワイヤーのズレが気になる方は、マスク全体の長さに合わせてカットするか、ワイヤー部分をハギレやバイヤステープ、補強テープなどで補強するといいかもしれません。

※重要!こちらで使用しました、【裁ほう上手】ですが、メーカー様に確認しましたところ、
【人体に関する安全確認を実施しておりません】
とのことでしたので、ご利用される場合、自己責任で、趣味の範囲でお願いします。
気になる場合はご利用せず、塗布する面を縫い合わせて頂くことをおススメします。

マスクゴムを通す部分の、ギャザー部分を貼り合わせる

ギャザーをアイロンがけしたら、一旦、真っ直ぐに伸ばし、「裁ほう上手」を塗ります。
次に、マスク本体の大きさになるようにギャザーを留めて、左右の形を整えます。

※一旦伸ばすことにより、ギャザーの重なる部分もしっかりと貼り合わせることが可能です。
また、ギャザーを作っていく時に、塗布していない部分にも追加して塗ると綺麗になります。

※1つ1つ丁寧に塗ることをオススメします。

※「裁ほう上手」を塗ってすぐの場合は、多少動かして位置を調整することは可能ですが、予めアイロンで合わせておく方がベタベタせず、綺麗に接着できます。

※重要!こちらで使用しました、【裁ほう上手】ですが、メーカー様に確認しましたところ、
【人体に関する安全確認を実施しておりません】
とのことでしたので、ご利用される場合、自己責任で、趣味の範囲でお願いします。
気になる場合はご利用せず、塗布する面を縫い合わせて頂くことをおススメします。

マスクゴムを用意する

マスクゴムを予め輪っかにしておきます。

※専用のマスクゴムがない場合、ヘアゴムなどでも対応可能ですが、耳にかけた時に痛くなり易いので、長時間使用はあまりオススメしません。

少しゆとりを持って長さを調整することをオススメします。

マスクゴムをつける

先ほどの、ギャザー部分を固定したら、マスクゴムをセットして貼り合わせます。
厚みがあるので、しっかりと貼り合わせます。
この時に、ゴムの結び目を隠すようにします。
また、ギャザーの段差があるので、塗布していない部分がないように、気をつけます。

※今回、三つ折り部分を貼り合わせる前にマスクゴムをセットするので、ゴム通し不要です。
通常通り、貼り合わせた後に通したい場合はゴム通しを使ってください。


厚みのある部分をしっかりと固定して接着する方法♪

貼り合わせたら、厚み部分が剥がれないように、洗濯バサミなどでしばらく固定してください。

※しっかりと貼り合わせるために、洗濯バサミやウッドクリップなどを使うと便利です。
また、重石を乗せてもOKです。

※重要!こちらで使用しました、【裁ほう上手】ですが、メーカー様に確認しましたところ、
【人体に関する安全確認を実施しておりません】
とのことでしたので、ご利用される場合、自己責任で、趣味の範囲でお願いします。
気になる場合はご利用せず、塗布する面を縫い合わせて頂くことをおススメします。

これで完成♪

貼り合わせた部分が完全に乾いたら完成です。

必ず、全ての接着面が完全に乾いてからご利用ください。

無理矢理に、強い力で剥がさない限り、取れる心配はないですが、少し剥がれてしまっていたら再度塗り直して補強してください。

洗濯は手洗いをオススメします。
また、ウイルス対策として消毒液などにつけてからの洗濯をオススメします。

※重要!こちらで使用しました、【裁ほう上手】ですが、メーカー様に確認しましたところ、
【人体に関する安全確認を実施しておりません】
とのことでしたので、ご利用される場合、自己責任で、趣味の範囲でお願いします。
気になる場合はご利用せず、塗布する面を縫い合わせて頂くことをおススメします。

使用してみての感想♪

実際の使用感としては問題なく長時間つけることができますし、何より簡単でできるので便利だと思います。
ただ、今まで厚手のマスクをご利用されている場合、内側につけるガーゼが1枚なので少し薄いな、という印象かもしれません。
その場合は内側につけるガーゼを多めにしてみるといいかもしれません。
ただ、多めにつける場合、それぞれにしっかり「裁ほう上手」を塗布する必要があるのでお好みでご利用・ご調整ください。

※重要!こちらで使用しました、【裁ほう上手】ですが、メーカー様に確認しましたところ、
【人体に関する安全確認を実施しておりません】
とのことでしたので、ご利用される場合、自己責任で、趣味の範囲でお願いします。
気になる場合はご利用せず、塗布する面を縫い合わせて頂くことをおススメします。

コメントで、「消毒液や洗濯で剥がれない?」というご質問をいただきましたので、こちらに追加させていただきます☆

こちらの写真は消毒液・手洗い洗濯を3回以上したものになります。
ちなみに、熱湯消毒もやってみました。
つけおき時間は10分〜1時間程度それぞれ試してみました。
写真の通り、そんなに剥がれ落ちてしまった、という感じはないように見受けられます。
実際に、「裁ほう上手」は洗濯・ドライクリーニングOKのものになるので、強度は強い方だと思います。

ただ、記事にも記載しておりますが、

●無理矢理に、強い力で剥がさない限り、取れる心配はないですが、少し剥がれてしまっていたら再度塗り直して補強してください。

●洗濯は手洗いをオススメします。
また、ウイルス対策として消毒液などにつけてからの洗濯をオススメします。

※重要!こちらで使用しました、【裁ほう上手】ですが、メーカー様に確認しましたところ、
【人体に関する安全確認を実施しておりません】
とのことでしたので、ご利用される場合、自己責任で、趣味の範囲でお願いします。
気になる場合はご利用せず、塗布する面を縫い合わせて頂くことをおススメします。

以上のことに注意していただければ楽しくご利用できると思います♪

また、私が特に気をつけている点としては、

●洗濯は手洗い
●干す場合はマスクゴムの部分を挟む
●マスク本来の形を整えてから干す
●必ずアイロンをする

ということは心がけております。

また、消毒液で漂白剤が入っているものは生地自体の色落ちする可能性があるので、お気をつけください。
そして、肌トラブルになる場合があるのでご自身にあった消毒液をご利用されることをオススメします。
さらに、ギャザー部分は1段ごとにアイロンしていただけると綺麗に仕上がります。

ぜひお試しください♪

マスク関連のアイデアはこちらをご覧ください♪

マスクギャザーについて実際に検証してみました♪

マスクゴム代替品のオススメアイデアはこちら♪

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