【絵本に出てくる家】を再現!? ディスプレイを楽しむ空間づくりのコツ

毎日をハッピーにする方法のひとつが、好きなものに囲まれて暮らすこと。インテリア好きなら、自分の好みを思い切り前面に出してコーディネートしてみたいですよね。木づくりの空間に素敵なアイテムをちりばめて、理想の空間を実現したMさんのアイデアを紹介します。

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壁一面に並ぶのはお気に入りの絵本♪

子どもの頃から絵本が大好きなMさん。自宅を新築したのを機に、壁一面に大切なコレクションをディスプレイする棚を設けました。「大好きな作品を毎日眺められてうれしいです」とMさん。色や判型がさまざまなので、ときどき模様替え。12月にはクリスマスの絵柄の本を飾るなど、季節や気分によってアレンジを楽しんでいます。

この棚があるのは、玄関からLDKに入るとすぐ目につく、いわばメインになる場所。Mさんの思い入れの深さがわかります。絵本以外に、思い出の小物などもディスプレイ。旅先で撮った写真なども飾って楽しんでいます。

ボーダータイルで棚をセンスアップ

棚自体に施した工夫も見逃せません。棚板の側面に細長いボーダータイルを施してセンスアップしました。「陶器のツルツルピカピカした質感が大好き。木とタイルのコラボレーションは、前からやってみたかったんですよね」とMさん。

棚を造作したのは、この家を建てた住宅メーカー「夢木香」。Mさんは同社と住まいのプランを練るなかでタイルづかいのアイデアを思いつき、棚板に溝を彫ってはめ込んでもらいました。

左右対称が《マイルール》

あたたかみのある手描きの模様が気に入っているのが、ポーランド製の陶器「ポーリッシュポタリー」。いつか自宅を建てたら飾ろうと、以前から直径20cm前後の皿を少しずつ集めていました。

リビングダイニングとキッチンの間にある間仕切り壁が、ポーリッシュポタリーのディスプレイ場所です。円い掛け時計を中心に、左右に5個ずつ飾りました。例えば両端は赤い花にするなど、関連性のあるモチーフを左右対称に配しているのがマイルール。こういうちょっとしたこだわりが、満足感を高めるための秘訣といえそうです。

ちなみに、この間仕切り壁のカーブは「アーチカット」と呼ばれるもの。左右対称の優美なデザインが、ポーリッシュポタリーの味わいを引き立てています。

「自分マーク」のイチゴ模様をあしらって

キッチンは、Mさんの陶器へのこだわりが随所に盛り込まれています。カウンターの立ち上がり壁は、タイルを市松模様に配置。コーヒーカップ柄のタイルだけだと平面的なので、リンゴと卵のモチーフをあしらった立体的な「アップリケタイル」でアクセントをつけました。

「タイルを取りつける際は工事現場に立ち会い、どの位置にするとバランスがいいかを確認しながら作業してもらいました」とMさん。その甲斐あって、楽しげな雰囲気に仕上がっています。

カウンター立ち上がり壁の裏側は、部分的にモザイクタイルの色を変えてイチゴ模様に。実は、Mさんが保育園の頃に使っていた「自分マーク」がイチゴなのだとか。長年の思い入れがある模様を描いたキッチンは、まさに自分仕様。眺めるたびに気分がアガります。

とある絵本のバラがお手本に

バラもMさんのお気に入りモチーフ。家の各所にバラの絵柄をあしらっています。屋根の破風板には、板をくりぬいてバラを描きました。これは、お気に入りの絵本『ちいさなちいさなおんなのこ』の表紙にあるバラを見本に色を指定したもの。家の正面に正対したときに見える位置にあり、ちょっとした外観のアクセントになっています。

玄関のアイアン装飾は、Mさんのデザイン画を元に作ってもらったオーダーメイド品。ここにも優美な曲線で描いたバラがあしらってあり、玄関を彩っています。

ステンドグラスもオリジナル

ステンドグラスは、この家を建てた「夢木香」の工房で制作したオリジナル。玄関のあかり取り窓には、ティンカーベルをモチーフにした作品をはめ込みました。これは、Mさんとご主人が初めて一緒に観た映画にちなんだもの。光に透ける様子が素敵ですよね。

ウッディな空間はナチュラルテイスト満点♪

このLDKを見て、何かに気づきませんか。そう、「柱」がないんです。どーんと広がる木づくりの大空間は開放感たっぷり。寝室と浴室、トイレ以外はドアがなく、吹き抜けを介して1階と2階もつながっています。ナチュラル感満点のウッディな住まいが、Mさんのコーディネートにぴったりマッチしていますよね。

雰囲気だけでなく住み心地も◎

実はこの家、ログハウスなんです。ウッディな雰囲気だけでなく、住み心地がいいのも特徴。その秘密は、分厚い木材を積み上げて壁を作る構造にあります。

外壁と内壁を兼ねたボリュームのある木の壁は、断熱性が抜群。冬場は薪ストーブ1台で家中があたたまります。薪ストーブのゆらめく本物の炎は、癒し効果も格別なんだとか。

木の壁が湿気を吸い取ってくれるのも魅力です。「家の中に入った瞬間、さわやかで清浄な感じがします」とMさん。以前に住んでいた借家は結露が気になっていましたが、この家は梅雨時でも快適だそう。外が暑い・寒い、雨が降っているなど、悪条件のときほど室内の快適さを実感するといいます。

安心感の秘密は○○○○

Mさん宅は、角材状に加工した木材を積み上げるタイプのログハウス。壁はフラットだからプレーンな印象で、インテリア小物なども飾りやすくなっています。

壁に横に走る筋は、1本1本のログ材の境目。骨組みが見えるので、木肌のやさしい雰囲気とあいまって、何ともいえない安心感があります。

「絵本に出てくるような家」を実現できた

もともとMさんは、「絵本に出てくるような、赤い三角屋根のおうちに住みたい」と思っていました。大屋根の家で、柱がないナチュラル感満点の大空間を……と探すうちに、行き着いたのがログハウス。木をふんだんに使った理想の住まいで、好きなものに囲まれた暮らしを満喫しています。

Mさんのコーディネートアイデア、いかがでしたか。コーディネートの基本は、やっぱり好きなテイストをブレずに追求すること。絵本や陶器、バラといったインテリア要素は、木づくりの住まいと相性抜群ですよね。住まいを選ぶときは、インテリアの好みから発想してタイプを決めるのもいいのではないでしょうか。

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