イエ型の外観はシンプル住宅そのもの。アーチ型の入り口はグランドピアノの曲線をイメージしました。将来ピアノ教室を開きたいというお施主様のためのデザインです。
撮影中の様子です。
渡辺篤史さんがこれからインターフォンを押すところです。
玄関ドアを開いたところ。
木製の縦格子から玄関に光が入る工夫があります。
玄関ホールはコンパクトながら高さを生かした空間。
入るとすぐにピアノ室を配置して、階段下の黒の扉の中はトイレ。
ピアノ教室になって、生徒さんが来た時に便利な動線計画です。
さらに階段は白と黒でピアノの色を引用しました。
ピアノ室は一部を吹抜にしました。
スキップフロアの断面構成を採用した事から実現できた天井高さです。
玄関ホールを見下ろし。
木製の縦格子から光が入る玄関です。
2階のリビングからの光が階段の上からも入ってきます。
主寝室のコーナーです。
床下に下りる階段があります。
寝室の床下にはクローゼットとして使う大空間があります。
一部に置き畳を置いて、座って洋服を選べるようにしてあります。
階段の踊り場から左へ入ると子供室
スケルトン階段からは玄関の木製縦格子が見えます。
2階のリビングダイニング
コンパクトですが、半層上がった位置に屋上バルコニーを作り、明るい空間を実現しました。
キッチン背面には家族で使う作り付けのカウンターを設置
キッチンから見るリビングの様子。
壁で囲まれた屋上バルコニーは隣家の視線を遮断したプライベートな場所。
右の黒の扉の中は御主人の書斎です。
テレビの棚は大工工事の作り付け。
天窓からは補助的な光がはいり、さらに開閉式のため自然の風が家中を抜けて行きます。
外観夜景
外観はイエ型のシンプル住宅デザインで、ピアニストの妻がピアノ教室を行うため、玄関ポーチにはグランドピアノの曲線を連奏させるアーチ型のデザインを取り入れました。
内部では、スキップフロアにする事で階段の途中に部屋の入り口を設けて無駄な廊下を省くアイデアを採用しました。
1階のピアノ室は生徒さんの出入りを考え玄関横に配置し、スキップフロアを生かして吹抜のある高い天井高の部屋に。そこから半層上がると主寝室と浴室があり、さらに上がると子供室。最後にLDKに到達します。
最後に、外からは見えない屋上バルコニーがLDKの半層上にあり、窓の少ない外観からは考えられないような明るい住空間を作り出しています。