LABRICOシリーズ、ナゲシレールブラケットの基本と応用

2×4アジャスターなどで有名なラブリコシリーズに新しい商品が追加されました。
板を簡単に壁付け出来る「ナゲシレールブラケット」というものです。
賃貸物件にも使える押しピンタイプの取り付け対応。
ここでは当商品の取り付けや応用例について紹介させて頂きます。

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ナゲシレールってなに?

ハンガーやフックなどを掛けることが出来る横木のことです。
下写真の上段はM印良品の長押(ナゲシ)レールです。
ナゲシレールブラケットを使うと、このようなものが簡単にDIY出来ます。

ナゲシレールを作ってみよう。

材料は1×4材が適してる

説明書には板厚15~19ミリを使用することと表記されてます。
これは付属ビスが貫通しないための最低厚さと、別売オプションのフックを掛けることが可能な最大厚さから指定されているようです。
ブラケットの高さは80ミリでしたので
1×4材のサイズにピッタリです。
(1×4材のサイズは幅89ミリ、厚さ19ミリ)

それでは1×4材を使ってナゲシレールを作成してみましょう。

取り付け位置を決める

取り付け位置にマスキングテープで水平ラインを印します。
水平器の両端にマスキングテープの切れ端を貼ってから、マスキングテープを長く貼り重ねると簡単に水平位置が出せます。

マスキングテープに板の両端位置を印します。

ブラケット取り付け中心位置を印します。
板の端から内側50ミリの位置に印します。

ブラケットの中心溝をマスキングの印に合わせます。

ブラケットが水平ラインと垂直になるようにして、押しピンを押し込みます。
最初に押し込むピン位置は、上段の中心位置が良いでしょう。
ここのピンは壁に垂直に差し込まれますので、ピンを押し込む際のブラケットがズレるリスクは小さい部分です。

全てのピンを押し込みます。
押しピンは硬貨などで押し込みますが、ブラケットの形状が小さく凹んでますので、ピンを最後まで押し込むには硬貨の側面を使うと良いでしょう。

板側のブラケットを差し込んで仮留めシールの剥離紙を剥がします。

板の両端位置、水平位置を合わせながら板を押し付けます。

板を上に引き抜きます。

板に仮留めされたブラケットを付属ビスで締め付けます。
ビスはプラス、マイナスどちらでも回せる頭になってます。

ブラケットの仮留めシールは厚みがありますので、しっかりビスを締めて密着させます。

ビス締め付け前。
仮留めシールの厚みでブラケットが浮いてます。
ビス締め付け後。
ブラケットと板の間に隙間がないようにビス締めします。

板を戻して完成です。
ブラケットの厚みは約11ミリありますので
その厚み分の隙間が板と壁の間にできます。
その隙間にハンガーやフックを掛けて使用します。

下写真は板の長さを変えて付けたものです。

応用

シェルフを作成してみましょう。
取り付けた板と同サイズの板を1枚用意します。

ナゲシレールの天端に板を付けます。
上に付けた板よりもブラケットが1ミリ程出っ張るようにします。
シェルフを壁に付けるときに、壁に擦り傷を付けないようにするためです。

板を固定するためにダボを使用しました。
ダボ穴を合わせるためにダボマーカーというものを使用しました。
ダボ穴位置が正確に合います。

シェルフの完成です。

白く塗装してみました。

横からブラケットの隙間が見えますが、目立たないかと思います。

その他、ナゲシレールブラケットで色々なDIYとして下にリンクを貼っておりますので、宜しければご覧下さい。

最後まで見て頂き、ありがとうございました。

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主に戸建分譲ディベロッパーの仕事をしているサラリーマンです。色々な職種、職人さんとお付き合いしていくうちに自ら物造りに目覚めてしまいました。宜しくお願いします。

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