ミニマリストによる効果的な実家の片づけ

この夏休みの間に実家に帰省された方で、いよいよ実家を片づけなきゃ・・・と切実に悩んでいる方はいらっしゃいませんか?
我が家は2年半前に帰省した際に実家を片づけ、この夏に確認しに行ったところ、片づけがばっちり機能していました。
本日は私が実施した「実家の片づけ法」をご紹介したいと思います。

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1、 まずやったのは「捨てない」を伝えること

実家の片づけにおいて、大切なのは部屋を片付けること以上に「モノの思い出を共有すること」だと自分に言い聞かせ、「捨てないから」をしっかり伝えました。

親世代は戦後のモノがない時代を経験しているので、「モノがある」ということが幸せの象徴でした。
そんな世代の人に「捨てる」を説明しても、なかなか同意を得られません。
言葉で説得しても頭では理解できるけどムリ!と言われることでしょう。(←まさに我が家がそうでした)

そこで、「捨てない、分けるだけ。必ず残すよ」と約束。

その言葉が安心感となり、一気に片づけに前向きに取り組めるようになったのです。

ちなみに、そのとき(2年半前)に片づけた実家の文具はこちら↓

そして、このたび2年半ぶりに帰省したので、同じ個所をチェックした画像がこちらです↓

いかがでしょうか?
2年半経過しておりますが、リバウンドはゼロ。むしろ今の方がスッキリしているような。。。

では、具体的にどうやって作業したのか?をご説明しますね。

2、 分ける 作業を行う

モノをすべて出して、その中から
“今使っているモノ” を 選び取ってもらいました。

(※このとき、捨てるものを選ぶと失敗しやすいので注意が必要です(-_-;))

具体的な期日を言った方が伝わりやすい人もいますので、そういう場合は「今月使うかどうか」と聞いてみるのも手です。

最終的に手に取らなかったモノはジャンル別に100均のバンカーズボックスなどに入れて別の場所に置きました。



例えば 
「子供が帰省時に使うもの」
「大掃除のときだけ使うもの」
「冬の防寒用衣類」

といった具合です。

その後、”今使っているモノ”をもとに戻すのですが、「場所は変えない!」というのもポイントです。

年齢を重ねた人に対する片づけで、今までと大幅にやり方や配置を変えるとストレスが溜まってうまくいかないことが。
実家の片づけで「劇的なビフォーアフタは基本NG」と思って間違いありません。
もともとあった場所に戻しましょう。

3、 どこから片づけ始めるのが良いか

実家の片づけをどこから始めようか、というのも悩むところですね。

片づけの中で一番疲れるのが「分ける」作業です。

年配の方が集中できるのは長くて2時間。

そこで、分ける作業の中でも「ジャンルに分ける」という作業を家族の誰かが代行することにしました。




そこで、”分ける作業”を代行できる箇所をご紹介したいと思います。

① 冷蔵庫
② 文具
③ クスリ
④ 掃除道具など日用品

です。

① 冷蔵庫は「賞味期限切れ」かどうか、を分けたうえで、「調味料」「飲み物」「乳製品」「ご飯のお供」などに分けてあげるとその後の判断がしやすくなりますね。

② 文具についても例えばペンであれば色がでるかどうか、を分けたうえで「ボールペン」「色ペン」「消しゴム」「はさみ」などに分けてあげましょう。このとき、「書くもの」「切るもの」「貼るもの」という動詞で分けるのも手です。どういう分け方がいいかは住んでいる方に聞いてみましょう。

③ クスリに関しても、期限を確認したうえで用途別に分けてあげましょう。

④ 掃除道具などの日用品も「お風呂掃除」「トイレ掃除」「大掃除のときだけ」「ストック」というように分けてあげるとその後の作業がはかどります。

実家の片づけ、イライラせずに楽しく片づけを行い、その後の暮らしがラクになれば心も穏やかになりますね。

どなたかのお役に立てれば幸いです。

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香村薫(こうむらかおる)モノを減らして時間を生み出す片づけのプロ家事研究家・ライフオーガナイザー株式会社ミニマライフ代表取締役1978年大阪生まれ幼いころから「…

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