アウターの洗い方を解説！洗濯機でもコートは洗える？

自宅で洗えるアウターの見分け方

自宅で洗えるアウターかどうかは、縫い付けられている「洗濯絵表示」を見ることで見分けることができます。アウターを洗う前に、必ず確認するようにしましょう。

自宅で洗える洗濯マーク

自宅で洗うことができる洗濯マークには以下のものがあります。

これらのマークが付いている場合は、洗濯機で洗うことが可能です。

マークに書いてある数字は、水温を意味しており、30と書いてある場合は、30℃以下の水温で洗濯する必要があります。また、棒の数は洗濯の強さを意味しており、1本の場合は弱く、2本の場合は非常に弱く洗濯をする必要があります。

このマークが付いている場合は、洗濯機は使えませんが、自宅で手洗いすることが可能です。水温は40℃以下にしましょう。

自宅で洗えるマークがついていても、洗い方次第でアウターが傷んだり、縮んだりしてしまいます。お気に入りのコートや、買って間もないコートの場合は、無理して自宅で洗おうとせず、クリーニングに持っていくと良いでしょう。

自宅で洗えない洗濯マーク

このマークが付いているアウターは、自宅で洗濯することができません。クリーニングに出す必要があります。

少し汚れてしまった場合にも、焦って洗おうとせず、汚れを落とし、軽く拭く程度にしておきましょう。

アウターの洗濯機での洗い方

洗濯に必要なアイテム

アウターを洗濯機で洗う際は、以下のアイテムを用意すると良いでしょう。

市販のおしゃれ着用洗剤には、素材を傷めずに洗えるのはもちろん、毛玉や縮み、型崩れを防ぐ効果もあるため、コートを洗う際はおしゃれ着用洗剤を使用するのがおすすめです。また、大き目の洗濯ネットを使用することで、洗いムラを防ぐことができます。逆に大きすぎると、ネットの中でコートが動いてしまい、毛玉や型崩れを起こしやすくなるので注意しましょう。

洗濯機でのコートの洗い方

洗剤を塗るときには、洗剤を染み込ませたタオルや布なのでたたくように塗ると良いでしょう。また、陰干しの際は、肩部分が太い大きめのハンガーにかけると型崩れを起こしづらいです。

洗濯機でアウターを洗うときのポイント

洗濯機でアウターを洗う際は、脱水のしすぎに注意しましょう。30秒が目安です。脱水をしすぎてしまうと、アウターが型崩れや縮みを起こしてしまう可能性があります。また、乾かす際はしっかりシワを伸ばしてから乾かすようにしましょう。シワがあるまま乾かしてしまうと、シワが取れにくくなってしまいます。

アウターの手洗いでの洗い方

洗濯に必要なアイテム

大きめの洗面器がない場合は、洗面ボウル、浴槽や洗濯槽でも代用することができます。

手洗いでのコートの洗い方

コートを手洗いするときのポイント

それほど汚れていない場合は、洗濯液の中につけて置くだけでもOKです。生地が傷んでしまうので、もみ洗いやゴシゴシ洗うのはやめましょう。

アウターの乾燥方法

吊り干しの場合

コートにこれらのマークがある場合は吊り干しを行いましょう。

「ハンガーに吊るして干す」という意味なので、ハンガーにアウターをかけて干すようにしましょう。また、型崩れしないように、厚みのあるハンガーで干すことをおすすめします。

また、右2つマークのように、斜線がある場合は「日陰で」干し、下2つのように真ん中に線が2本ある場合は、脱水をせずに、「濡れたまま」干すようにしましょう。

平干しの場合

コートにこれらのマークがある場合は平干しを行いましょう。

「ハンガーに吊るさずに干す」という意味なので、平干しネットなどを活用して干すようにしましょう。ない場合は、物干し竿にかけたり、バスタオルの上に広げたりしても大丈夫です。

また、右2つマークのように、斜線がある場合は「日陰で」干し、下2つのように真ん中に線が2本ある場合は、脱水をせずに「濡れたまま」干すようにしましょう。

アウターの洗濯頻度はどれくらいがおすすめ？

コートやダウンなどのアウターはシーズンに一度洗えば十分です。直接肌に触れないため、あまり汚れることがないからです。しかし、目立つ汚れがなくとも、細かいほこりなどが付着している場合があるため、シーズン終わりには洗濯することをおすすめします。

アウターの洗濯はリネットにおまかせ

アウターは洗濯に手間がかかったり、そもそも自宅で洗濯できなかったりとめんどう。そんなときは、宅配クリーニングの「リネット」を利用するのがおすすめです。

リネットは、スマホで完結するクリーニングサービスです。クリーニング店舗へ持ち込む必要はなく、集荷依頼や伝票の作成も不要。家にあるダンボールや紙袋へ洋服を詰めたら、スマホから申し込むだけでクリーニングを手配できます。

もしものときの保証も充実しており、仕上がりに満足できなかった場合の再仕上げや返金、事故補償などがあります。初回限定で最大30％OFF（※）になるので、アウターの洗濯を考えている方は利用を検討してみてください。

※：1～4点の場合は20％OFF、5点以上の場合は30％OFF。2024年2月時点の情報です。予告なく変更・終了する場合があります。詳しくは公式サイトを確認してください。

衣替えついでなら保管もできるリネット プレミアムクローク

冬のシーズンが終わって衣替えをするタイミングなら、クリーニングついでに預かってもらえる「リネット プレミアムクローク」の利用がおすすめ！

リネット プレミアムクロークは、衣類を保管するのに最適な気温20℃、湿度40％の環境で最大8ヵ月保管してくれるのが特徴のサービスです。クローゼットを圧迫していたダウンジャケットも、3月〜10月の着ない期間は預けておくといった使い方ができます。

クローゼットが空くことでほかの衣類が取り出しやすくなったり、新しい春服や夏服を入れたりと良いことづくめ。ダウンジャケットのクリーニングを毎年やりたい方にぴったりなサービスです。

アウターをしっかり洗って次の冬に備えよう！

そろそろアウターをしまおうかな……と思い始めるこの時期。目には見えなくても、ひと冬分の汚れがついているので、そのまましまうのはご法度です。大事なアウターはクリーニングに出し、ちょっとしたおでかけ用のアウターは自宅で手洗いするなど、きちんとケアをしてからしまうようにしましょう。

そうすることで、次の冬もきっと快適に過ごせるはずです！

アウターを洗うのにおすすめのアイテム

花王｜エマール

NAVIBULE｜ランドリーネット

ミツヒロ｜コンパクトになる洗い桶

weishan｜平干しネット

アウターの洗い方に関するQ&A

洗濯機でアウターを洗っても大丈夫？

A. 洗えるマークが付いているものなら大丈夫です。

洗う前に必ず、「洗濯絵表示」を確認しましょう。

アウターは洗濯しなくても大丈夫？

A. シーズンに1回は洗濯するようにしましょう。

目立つ汚れがなくても、細かいほこりなどが付着している場合があります。

手洗いと洗濯機、どちらがおすすめ？

A. 場合によって変わります。

手洗いの場合、汚れた部分を重点的に洗うことができますが、洗濯機よりも時間がかかってしまいます。時間がある場合は手洗いで行い、目立った汚れがないときや、時間がない場合は洗濯機で行うことをおすすめします。

※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果（2024年2月）に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。