築25年の工場をセルフリノベーション【キッチン後編】

2017年11月、念願のDIYショップ兼工房をオープン。
築25年の元工場の物件は、汚れや痛みの激しい箇所が多く…。
そんな物件を仲間たちとDIYでセルフリノベーションした様子をお届けします!
今回はキッチンのリフォーム後編です。

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タイルを貼りましょう!

前編では壁を壊し、新たに壁を作る…という骨組み的な部分の作業をご紹介しましたが今回はそのキッチンをおしゃれに彩っていく工程をご紹介します。
まずは外側の壁の下の部分です。この部分にはタイルを貼って行きます。

今回選んだのは、ニューヨークタイルです。
ニューヨークのホテルに貼られていそうな…そんな雰囲気がかっこよく気に入りました。

まずは配置を決めます。
シートをつなげ、実際に貼る場所の下に置き、バランスを確認します。

位置が決まったら実際に壁に貼って行きましょう。
まずはタイル接着剤を壁に塗り、そこにタイルを貼りつけます。今回使用した接着剤は手に付くとなかなか取れないものだったので、使い捨て手袋を使用することをお勧めします。

バランスを見てタイルを均等に貼って行きます。
左右の間隔など、とても気を遣う作業です。

全て貼り終わり、接着剤が乾いたら目地材を入れます。
目地材は粉に自分で水を入れて練るものなので、水の多い少ないによって粘度が大きく変わってしまうので注意が必要です。慣れるまでは固すぎたりやわらすぎたりと、とても苦戦しました。

目地材を入れ終わったら素早くスポンジで拭き取ります。
目地が乾いたら、雑巾で拭き取ります。

なかなか根気のいる作業ですが、出来上がった時の喜びもひとしおです。

窓を付けましょう!

前編で作った窓枠に窓を付けて行きます。
今回は木枠にアクリル板をはめ込んで作りました。
アクリル板はガラスに比べて多少安価な上に、加工が楽にできるのでDIYには便利です。
また割れにくいのでお子様が叩いてもハラハラせずに済みます。
しかし静電気が起きやすいので、木くずなどの汚れが付きやすいのがデメリットです。

ブレーカーを隠してしまおう!

元々あったブレーカー。
キッチン内部に移してしまおうかとも思ったのですが、電気屋さんに頼むとそれなりの金額がかかってしまう…という訳で、木で作った枠で隠してしまうことに。
黒いペンキで塗装し、メニューを書けば…ほら、カフェっぽいでしょ。

アーチの垂れ壁を作ろう!

キッチンの入口の垂れ壁。
ここをアーチに変身させちゃいます。

まずはスタイロフォームという断熱材をアーチ型にカットし、両面テープでくっつけ更にビス止めします。
スタイロフォームと元の壁に隙間ができてしまった場合はファイバーテープを貼り保護しましょう。

続いて漆喰を塗ります。漆喰の塗りが薄くて下地が見えてしまった場合は再度重ね塗りしましょう。
漆喰を塗ると壁が見違えるような白さになりました。

入口の部分にも腰の高さまでタイルを貼りました。
白と黒のコントラストと花柄の模様がお気に入りです。

ドアもくり抜き完成!

最後に元々あったドアをアーチの垂れ壁のサイズに合わせてカットします。
カットはジグソーでやりました。ドアの内部が空洞になっている部分には木口テープを貼り空洞が見えないようにしています。

グリーンなどで彩れば、以前の姿が想像できないくらいかっこいいキッチンの完成です。
ニューヨークのコーヒースタンドみたいなところがお気に入りです。
現在はコーヒーなどの飲み物のみの提供ですが、後々はランチなどもやれたらいいなーと思っております。

DIYアドバイザー末永京のブログ
【DIYで作るこどもと過ごすおうち時間】
DIYアイデアや自宅インテリアを公開中!

2017年11月埼玉県川口市にDIYとインテリアのお店『ToiToiToi』をオープンしました。
毎週さまざまなワークショップを開催しています。ぜひ体験しにいらしてくださいね。

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DIYアドバイザーで3児の母です。埼玉県川口市にあるインテリア&カフェ『ToiToiToi』店主。お店では女性向け、お子様向けワークショップを開催。またインテリ…

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