Q.最近の豪雨で、雨漏りが心配です。防ぐ方法はありますか?

最近は豪雨や台風などが多く、お家が心配ですよね。そんな方に、家を守る方法などをお伝えします。

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Q.最近の豪雨で、急な雨漏りが心配です。防ぐ方法はありますか?

A.定期的な点検とメンテナンスによって、防ぐことが可能です

なーんだ、結局そんなことか、と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

でもそんなこと、が大事なんです。


ちなみに、車だったら?と考えると

安全性を保つため、車検が義務付けられていたり

汚れや塗装を守るため、定期的に洗車、ワックスをかけたり

車は雨漏りしにくいですが、安全に長く乗るためには消耗部材の交換や

劣化を遅くするためのメンテナンスが必要になってきます。


メンテナンスという点では家も同じなんです。


家は常に風雨や紫外線にさらされているので、定期的なメンテナンスが必要です。

雨水が染み込んで天井のクロスがめくれています
こんな時は、まず天井や壁をめくり、中の状態を確認して
散水試験などで原因を調べてから補修をします。

Q2.メンテナンスってどんなことをすればいいの?

A.まずは「点検」が大事です。


点検の方法は、家の周りをぐるりと見てみてください。

下のような状況であれば、メンテナンスが必要な時期が来ています

・外壁にヒビがないか

・外壁がポコっと浮いていないか

・サイディングのつなぎ目のシーリングがひび割れていないか

・サッシ(窓)周りのシーリングがひび割れていないか

・外壁を触った時に、手に白いものがつかないか(チョーキングと言います)

・基礎にヒビが入っていないか

・(見れる範囲で)雨どいや屋根に異常はないか

・基礎まわりに、細い土の道(白蟻の道)ができていないか

外壁のクラック(ひび割れ)です
(参考写真)

築10年以内でしたら

ご自身の目視で出来る範囲での点検で大丈夫かと思いますが

それ以上年数が経っている、最近暴風や豪雨があって気になる、

自分で見ることが難しい、という方は

家を建ててもらった建築会社さんへ点検を依頼してみましょう。


もちろん、弊社もご要望がありましたらお伺いいたします。

(大阪と近隣県までですが)

点検で異常があった場合は、どのようなメンテナンスが必要か

ご提案があると思います。よくあるメンテナンスは外壁塗装です。


外壁塗装は、見た目を綺麗にするだけでなく

家を守る大切な役割があります。


ちなみに状況にもよりますが、おおまかに築15年くらいまでなら外壁塗装はまだ大丈夫です

しかしそれを過ぎたあたりから一気に来ます…劣化が……


我が家は去年までそんなに問題なかったのですが

16年目、ふと触ってみるとチョーキングが……!

外壁や塗装部分を触ると手に付く現象をチョーキングと言います
(参考写真)

シーリングもひび割れていました。

このままだと、シーリングのひび割れから雨水が

劣化した塗装を突き抜けて雨水が、染み込んで入ってくる…

と思い塗装工事に踏み切りました。

サイディングのつなぎ目の部分(シーリング)に隙間が出来ています
(参考写真)

外壁塗装と一緒に屋根塗装、バルコニーの防水も

同時に施工して頂きました。どうせ劣化していくので

別々にするよりも、セットで工事をしたほうが

足場代の分などが後々安く済みます。


塗装工事をすると、樋や雨戸も綺麗に塗ってくれるので

劣化が止まります。


出費は痛いですが、雨漏りでダメージを受けると木が腐ったり

カビが生えたりと、大変なことになってしまいます。


ちなみに、長年メンテナンスをしていないで急な雨漏りが発生した場合

補修するための費用がどうしても高額になってしまいます。


大掛かりな補修となるとやはり大変になってきますので

ご希望をお訊きしたうえでそこだけを補修するなど

弊社ではお安く出来るようにご提案をしていますが

今度は違うところから漏れてくる場合もあり、根本的な解決にはなりません。

ちなみに、弊社が携わった雨漏り補修の原因としては

・バルコニーの劣化

・雨どいの詰まり

・外壁の劣化

・サッシ廻りのシーリングの劣化


が多いです。


新築された、住み替えでご自身が管理をする方には

点検、メンテナンスと同じように

月々の「修繕積立」をお勧めしています。

(それ用の口座や封筒などに少しずつ貯めていくだけなのですが)

月々5000円でも違ってきます。10年で60万円溜まると大きいですよね。

補修費用に充てることで、負担も軽減されます。


また、最近は災害も激甚化する傾向にあり、火災保険が10月から

値上がり、または保証期間が短くなる、という話も聞いています。
(保険会社によって変わります)

ギリギリになってしまいますが、火災保険の更新が近い方は

お近くの保険屋さんで期間などを見直すことで

お得になることがあります。一度訊いてみてはいかがでしょうか。

長くなってしまいましたが、

雨漏りを防ぐ方法としては、やはり

・こまめな点検

・適切な時期のメンテナンス


が必要というお話しでした。

ご自身で出来るところは時々チェックしてみてください。

(屋根など、高い所はプロにお任せしないと危険です)

築10年未満の方は、かし保険に入っているかと思いますので

もし雨漏りしていたらかし保険で修繕することが可能です。


豪雨や台風で雨漏りした場合は、かし保険を使えませんので

その場合は火災保険、どれも該当しない場合は修繕積立などで

早めに家を守りましょう。

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創業50年の工務店です。主に一級建築士事務所のデザイン住宅の新築、リノベーションの施工を行っております。注文住宅、リノベーションもプランご提案から施工、アフター…

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