【リフォーム】白いウッドデッキで庭を明るく◎
今回ご紹介するのは庭に白茶色の彩木ウッドデッキを導入した事例です。
「明るく綺麗に」という状態をどうやって維持するか、庭を考えるときの大切なポイントとあわせて紹介してまいります。
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テラスの庭を彩木にリフォーム
こちらのお宅の庭には元々、室内と地面の連動性向上と、室内の床高と地面との高低差を緩和する役割を果たすタイル張りのテラスがありました。白い外壁とグレー色の石調のテラスはとても相性が良く、シャープな印象の庭空間をつくり上げていたことでしょう。
しかし、経年変化に伴いテラスの表面に汚れが目立つようになり、広めの庭も風雨の影響なのか表面の凹凸が顕著になってきました。
段差による心理的な距離
見た目の印象の劣化に加えて、もう一つ懸念されたのは、室内から庭までの複数の段差です。
元々は、室内とテラスで1段、テラスと庭で2段の段差がありました。どれも細かい段差なので、移動がそれほど難しかったとは思えません。
しかし、段差があるため「別の空間に移動する」という心理がどうしても働くのではないでしょうか。そのため、庭に出るまでが遠く感じるということもあったと思われます。
段差のない広々とした空間に
今回の彩木ウッドデッキによる庭のリフォームでは、テラスの上に板材を配して、室内の床との段差をなくしています。
また、庭に広いウッドデッキを設けたことにより、「室内から段差がなく、フラットに庭へ出ることができる」という心理が働くことになるでしょう。
リフォーム前に比べて、段差がなく広々としているので気軽に外に出る機会が増えているのではないでしょうか。
経年変化の影響が少ない人工木材彩木のメリット
以前の庭は、テラスも外構の壁もグレー色でした。経年劣化で色がくすんでくると、どうしても寂しげな雰囲気となってしまいます。
今回、彩木ウッドデッキを最も明るい白茶色にしているため、リフォーム後は庭の印象もがらりと変わり、とても爽やかな雰囲気にまとまっています。
彩木ウッドデッキは掃除もラクに行え、天然木のように経年変化に気をつける必要もなく、施工時の美しさが長く維持できるのが最大の長所の一つです。
まとめると今回のリフォームでは、彩木ウッドデッキの導入で抱えていたいくつかの課題を解決しています。
まず一つ目は、段差の解消です。
二つ目は、庭の印象を明るく変えたことです。
人は暗い場所より明るい場所に出たくなるものです。
そして三つ目は、日々の掃除とメンテナンスをラクにしたことです。
住まい手の高齢化や家庭環境の変化で、竣工当時と異なり庭掃除の時間を定期的に取れないこともあるでしょう。ついつい手入れが疎かになり、気がついたら劣化が目立つようになるというのはよくある話です。
「明るく綺麗に」という状態をどうやって維持するかは庭を考える時に大切なポイントだと思います。
白茶(しらちゃ)の施工例
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