トイレがつまった時はラップで直せる?解消できるケースや手順を解説
トイレがつまったときは、ラップをスッポン(ラバーカップ)の代わりとして使うことができます。ラップで解消できる可能性があるつまりのケースや、作業をする際のポイント、注意点などを解説します。
本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
- 31536
- 20
- 0
-
いいね
-
クリップ
トイレがつまった時はラップで解消できるケースがある!
- トイレットペーパー
- ティッシュ
- 排せつ物
- 水に流せる掃除シート
トイレットペーパーや排せつ物など、上記に挙げたような水に溶けやすいものが原因で起きた軽いつまりの場合に限り、スッポン(ラバーカップ)がないときはラップを代用してつまりを解消できることがあります。
「スッポンがないけど自分でなんとかしたい!」という場合は、つまりの原因をチェックしてから作業をしましょう。
トイレがつまった時のラップの活用法
- 1.トイレのフタと便座をあげる
- 2.便器にラップを巻き付ける
- 3.水を流してラップの膨らんだ部分を押す
- 4.ラップを押して離す作業を繰り返す
- 5.つまりが解消したらラップを外し水を流す
ラップを便器に巻くことで、スッポンと同じように便器や排水管内に圧をかけてつまりを直していきます。
ここからは、ラップを活用する際の手順やポイントを詳しく紹介するので、参考にしてみてください。
【1】トイレのフタと便座をあげて準備をする
まずは、トイレのフタと便座をあげます。
トイレに便座カバーやマットを敷いている場合は、汚れ防止のために外しておくと安心です。
また、作業をする際に汚水が飛び散る可能性があるため、不安な場合は床や壁を養生しておきましょう。
【2】便器にラップを巻き付ける
次に、便器に隙間ができないようにラップを巻いていきます。
便器内の空気が漏れないように、何重も巻くこと、ラップがたるまないように、ピッタリと貼っていくのがポイント。
より密閉させたい場合は、ラップの端にテープを貼り付け補強しましょう。
【3】水を流してラップの膨らんだ部分を押す
ラップを十分に巻き終えたら、洗浄レバーの「小」で少しずつ水を流します。勢いよく水を流すとラップが破れることがあるので注意。
しっかり密閉された状態ならラップが膨らんでくるため、破れない程度に中心を手でゆっくり押し込んでください。
スッポンと同じように便器内に圧力をかけることができます。
【4】ラップを押して離す作業を繰り返す
手を離してみてラップが膨らんできたら、再度同じように中心を押していきましょう。この作業を繰り返し行い、ラップがしぼんでくればつまりが解消されていく可能性があります。
つまりにより、便器内の水が溢れてきてしまいそうな場合はラップを外して水を汲み出し、再度ラップを巻き直してください。
【5】つまりが解消したらラップを外して水を流す
便器内の水位が下がり、つまりが解消したらラップを剥がして捨てましょう。レバーの「小」を引き、通常のように水が流れたら終了です。
最後に、使ったラップをトイレに流さないように注意。事前にトイレ近くにゴミを捨てるためのビニール袋を用意しておくとスムーズに作業ができますよ。
トイレのつまりをラップで直せないケースや注意点
- ウォシュレット付きのトイレではラップが活用できない場合がある
- トイレに流せないものがつまった時はラップは控える
- トイレのつまりを解消できない時は業者に相談しよう
ウォシュレット付きのトイレではラップが活用できない場合も
トイレにウォシュレット機能が付いていて凹凸が多い構造の場合は、便座にラップを巻いても密閉しにくいことがあります。
機種によっては、自分でウォシュレットを取り外せるものもありますが、つまりが起きているのにほかの作業までは手が回らなかったり、取り外し方を誤ると水漏れの恐れもあったりするため、安全のためにも別の方法を試してみましょう。
スッポンがない場合は、ペットボトルやビニール袋を使って対処できる場合がありますよ。
トイレに流せないものがつまった時はラップは控える
トイレのつまりがスマートフォンやオムツなど水に溶けないもの、トイレに流せないものが原因で起きている場合は、ラップの使用は控えてください。
また、つまりの原因がわからないときも、スッポンや代用品で対処するとさらに奥に流れてしまう場合があるため、無理に直そうとせず修理業者に相談しましょう。
トイレのつまりを解消できない時は業者に相談しよう
「ラップでつまりを直そうとしてみたが、解消できない」「何が原因でつまっているかわからない」など、自力での対処が難しい場合は、専門の修理業者に依頼することをおすすめします。
「水110番」は、トイレがつまったときや水が溢れてしまったというトラブルを解決してくれる水まわりの修理業者です。
夜中にトイレがつまってしまいスッポンを買いに行けない、代用品がないというときも、電話やメールでの相談を24時間受け付けているのでチェックしてみてくださいね。
トイレがつまった時にラップで対処する際のQ&A
Q1. ラップを使う時のポイントは?
A. しっかり密閉させるために何重も巻きましょう。
ラップを何枚も重ねて便座に隙間ができないようにすることがポイントです。
Q2. トイレのつまりがラップで直らない場合は?
A. 別の方法を試すか、業者に相談してみましょう。
ラップ以外にも、スッポンの代用品としてペットボトルやビニール袋を使った解消法がありますが、水に溶けやすいものが原因で発生した軽いつまりのみ対応が可能です。
水に溶けないものが入り込んでしまった場合は修理業者に相談しましょう。
Q3. トイレのつまりを防ぐ方法は?
A. 大量のペーパーを流さないことや、異物が流れないように注意しましょう。
一度に多くのトイレットペーパーを流さないようにしましょう。ほかにも、汚れが付着しないようにこまめに掃除をする、誤っておもちゃや水に溶けないものを流さないように子どもをトイレで遊ばせないようにすることも予防につながります。
トイレがつまった時に関する記事はこちら
※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年2月)に基づいたものです。
※一部の画像はイメージです。
※お掃除の際には、ゴム手袋をつけてしっかりと換気を行い作業をしてください。
※製品によって、お手入れのしかたは異なるため、必ず製品の取り扱い説明書に従って作業を行ってください。
- 31536
- 20
-
いいね
-
クリップ
あなたにおすすめ
関連キーワード
関連アイデア
-
トイレのつまりの原因は?自分でできる対処法や業者に頼むべきケースも解説LIMIA編集部
-
トイレのつまりは【道具なし】でも直せる?簡単な解消方法とはLIMIA 暮らしのお役立ち情報部
-
トイレが流れないときはどうする?原因と対処法を徹底解説LIMIA編集部
-
トイレのつまりを解消する方法とは?必要な道具を解説LIMIA 暮らしのお役立ち情報部
-
スッポンがない場合のトイレつまりの解消法!身近な代用品の活用法や注意点LIMIA編集部
-
トイレのつまりはすっぽんで解消しよう。正しいラバーカップの使い方LIMIA 暮らしのお役立ち情報部
-
トイレの排水管のつまりの原因と対処方法5つ!つまりのサインも解説LIMIA編集部
-
トイレのつまりは自然に直る?早くつまりを直す方法も紹介LIMIA編集部
-
トイレが下水臭い!原因別の対策法や予防方法LIMIA編集部
-
トイレットペーパーが流れない!トイレの詰まりを直す方法を紹介LIMIA編集部
-
【洗面台のつまり】流れが遅い原因と直し方は?自分でできるトラブル解消法を紹介LIMIA編集部
-
【洗濯機の排水口が掃除できない】真下にあっても大丈夫!お手入れのコツを紹介LIMIA編集部
-
軽度のトイレつまりはお湯で解決!トイレつまりの原因と簡単解消法LIMIA 暮らしのお役立ち情報部