勤怠管理システムおすすめ10選!選び方や導入メリットも解説

勤怠管理システムは、従業員の労働時間や休暇など勤怠に関連した情報を管理できるシステムです。選ぶときには、会社の予算内であるか、利用したい機能が備わっているかなどに注目してみましょう。おすすめの勤怠管理システムを紹介するとともに、導入のメリット・デメリットについても解説します。

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勤怠管理システムのメリット・デメリット

提供:LIMIA編集部

勤怠管理システムを導入すると、どのようなメリット・デメリットがあるのかについて解説します。

メリット

  • 出退勤を正確に管理できる
  • 従業員の過重労働を防げる
  • 業務の効率化ができる

勤怠管理システムを導入することで、労働時間をきちんと把握して管理することができるため、従業員の過重労働を防ぐことにも役立ちます。また、勤怠管理システムがほかの業務ソフトと連携が取れるものであれば、給与計算などの業務の効率化もできます。

デメリット

  • 操作方法が複雑な場合がある
  • システム障害が発生する可能性もある
  • コストがかかる場合もある

勤怠管理システムのなかには、基本的な打刻やシフト管理以外にも多くの機能を搭載している製品もあり、操作が複雑な場合もあります。さらに、システム障害が発生する可能性もあり、復旧まで勤怠管理システムの利用ができないという事態も起こり得ます。

また、勤怠管理システムは無料で利用できる製品もありますが、ほとんどが有料なのでコストがかかるのもデメリットのひとつです。

勤怠管理システムの選び方

提供:LIMIA編集部
  • 会社の規模や予算に合っているか
  • 欲しい機能が揃っているか
  • 業務形態に適しているか
  • 不正防止機能が搭載されているか
  • サポート体制が充分か

会社の規模や予算に合っているか

勤怠管理システムでは、利用できる人数を制限している製品が多く、1人につき月額で数百円程度かかることもあります。コストを抑えたいときには、無料で使える勤怠管理システムの導入をするのも良いでしょう。ただ、無料で使える勤怠管理システムは機能制限がかかるケースもあるので、あらかじめ確認しておきましょう。

欲しい機能が揃っているか

基本的な打刻や集計機能は、勤怠管理システムに標準搭載されています。ただ、シフト管理や日報、有給に関連した機能などは、有料のオプションになっていることもあるので、事前に使いたい機能が揃っているか確認しましょう。

業務形態に適しているか

日勤や夜勤など不規則な勤務形態がある職場で勤怠管理システムを使用するときには、それらの勤務形態に対応しているか、またはカスタマイズが行えるかも重要です。

また、在宅勤務や直行直帰などもあれば、WEBやアプリから勤怠管理できる製品を選ぶと良いでしょう。

不正防止機能が搭載されているか

勤怠管理システムを使う上で、閲覧や編集者を限定できる機能があると安心です。また、会社以外の場所からWEBやアプリを使って打刻や勤怠管理を行う場合、GPS機能やパスワード機能があると不正行為を防ぐことにも役立ちます。

サポート体制が充分か

勤怠管理システムのなかには、チャットや電話でのサポートがないケースやサポートが有料オプションのケースもあります。操作に不安がある人は、あらかじめサポートオプションを検討するか、無料でサポートしてくれる製品を選ぶのがおすすめです。

また、FAQやチュートリアルの分かりやすさも勤怠管理システムを選ぶときのポイントにもなります。

勤怠管理システム比較表

サービス名

主な打刻方法

シフト管理機能

有給・残業申請機能

その他の機能

無料トライアル

利用料金

サポート体制

タブレット タイムレコーダー

アプリ操作

勤怠データの集計、分析、打刻画面のIN中表示など

・無料プラン:3人まで ・ライセンス:11,800円(税込)/3人以上10人まで

Smile Work

PC、スマホ、タブレット、ICカード

あり

あり

統計、日報、GPSなど

あり(1ヶ月間。申込後のみ)

・月額利用料:300円/1人 ・端末レンタル料:3,000円/月額 ・初期費用:10,000円 ※税表記なし

あり

Taskal Time-Card

顔認証

勤怠管理セットプランのみ利用可能

勤怠管理セットプランのみ利用可能

アラート通知、稼働状況管理など

あり(3ヶ月間)

・打刻のみ:月額100円/1人 ・勤怠管理セットプラン:月額250円/1人 ※税表記なし

OFFICE CLOCK

PC、スマホ、タブレット

あり

あり

・Freeプラン:無料/10人まで ・Standardプラン:要問い合わせ/10人以上

オツトメ!

PC、スマホ、タブレット

あり

スタッフ管理、デザインのカスタマイズ、カレンダー設定、メッセージなど

無料

ハーモス勤怠 by IEYASU

PC、スマホ、タブレット、ICカード、Slack、LINE、QRコード

有料オプションあり(50円/1人)

有料オプションあり(100円/1人)

レポート機能、アラート通知など

・フリープラン:無料/30人以下(一部機能制限あり) ・基本機能:月額100円/1人(31人以上) ・シフト管理オプション:月額50円/1人 ・有給休暇管理・届出申請オプション:月額100円/1人 ・日報オプション:月額50円/1人 ※税抜価格

freee 人事労務

PC、タブレット、スマホ、ICカード、指紋認証

あり

あり

アラート、集計、給与計算など

・ミニマム:月額2,600円/5人 ・スターター:月額3,900円/5人 ・スタンダード:月額5,200円/5人 ・アドバンス:月額7,150円/5人 ※年額プランあり ※最低利用人数5人以上 ※税抜価格

あり

KING OF TIME

PC、タブレット、スマホ、ICカード、指紋認証、顔認証など

あり

あり

給与計算、自動集計など

あり(30日間)

月額300円/1人 ※税表記なし

あり

kincone

PC、スマホ、ICカード、Slackなど

あり

あり

アラート通知、交通費計算など

あり(最大2ヶ月間)

月額220円/1人 ※最低利用人数5人 ※年額プランあり ※税込価格

あり

ジョブカン勤怠管理

PC、スマホ、ICカード、Slack、LINE、顔認証など

あり

あり

工数管理、集計など

あり(30日間)

・無料プラン ・有料プラン1(機能1つ):200円/登録1人につき ・有料プラン2(機能2つ):300円/登録1人につき ・有料プラン3(機能3つ):400円/登録1人につき ・有料プラン4(機能4つ):500円/登録1人につき ※月額最低利用料金2,000円 ※大規模(500名目安)は要問い合わせ ※税抜価格

あり

勤怠管理システムおすすめ10選

提供:LIMIA編集部

おすすめの勤怠管理システムを紹介します。無料のものから多機能な製品までピックアップしました。

タブレット タイムレコーダー

出典:タブレット タイムレコーダー

「タブレットタイムレコーダー」は、打刻や勤怠データを集計できる勤怠管理システムです。打刻時には、顔写真が撮影されるため不正防止にもなります。ほかにも、打刻すると伝言板機能でテキストメッセージやビデオメッセージが流れる楽しい機能も搭載されており、社内でのコミュニケーションにもつながりやすくなります。

集計した勤怠データは、PDFやCSVでの出力が可能なため、給与計算ソフトなどとの連携も可能です。勤怠に関するデータはすべて自動でバックアップをとってくれるので、万が一のときにも備えられるのもポイント。

主な打刻方法

アプリ操作

シフト管理機能

有給・残業申請機能

その他の機能

勤怠データの集計、分析、打刻画面のIN中表示など

無料トライアル

利用料金

・無料プラン:3人まで ・ライセンス:11,800円(税込)/3人以上10人まで

サポート体制

あり

Smile Work

出典:Smile Work

「Smile Work」は、簡単に導入できる勤怠管理システムです。専用端末をレンタルすることで、別途新しくパソコンを買い揃える必要がありません。専用端末はIoTを活用しており、メンテナンスも不要です。基本的な打刻やシフト作成・管理に加えて、有料でオリジナルカスタマイズも行ってくれます。

会社以外の場所でもパソコンやスマホから打刻も可能で、GPS機能も搭載されているため、どこから打刻したか把握することもできます。また、日報機能や統計データの集計などの機能も利用可能です。

主な打刻方法

PC、スマホ、タブレット、ICカード

シフト管理機能

あり

有給・残業申請機能

あり

その他の機能

統計、日報、GPSなど

無料トライアル

あり(1ヶ月間。申込後のみ)

利用料金

・月額利用料:300円/1人 ・端末レンタル料:3,000円/月額 ・初期費用:10,000円 ※税表記なし

サポート体制

あり

Taskal Time-Card

出典:Taskal Time-Card

「Taskal Time-Card」は顔認証で打刻ができる勤怠管理システムです。タブレット以外にもスマホやWindows PCでも顔認証での打刻ができます。顔認証は一瞬で済み、打刻に必要な顔の登録は約30秒で完了するスピードもポイント。また、打刻の情報や勤怠に関連するデータは約10年間保存されます。

料金は打刻機能のみ利用できる月額100円(1人につき)のプランと、シフト管理や勤怠に関連する申請・承認・管理ができる月額250円(1人につき)のプランがあります。

主な打刻方法

顔認証

シフト管理機能

勤怠管理セットプランのみ利用可能

有給・残業申請機能

勤怠管理セットプランのみ利用可能

その他の機能

アラート通知、稼働状況管理など

無料トライアル

あり(3ヶ月間)

利用料金

・打刻のみ:月額100円/1人 ・勤怠管理セットプラン:月額250円/1人

サポート体制

OFFICE CLOCK

出典:OFFICE CLOCK

「OFFICE CLOCK」はLINEとWEBから打刻や勤怠管理ができる勤怠管理システムです。料金は10人までの利用は無料となっているため、まずは勤怠管理システムの導入を考えている小規模の会社におすすめ。また、管理者専用ページも用意されているため、不正な編集も防げます。

主な打刻方法

PC、スマホ、タブレット

シフト管理機能

あり

有給・残業申請機能

あり

その他の機能

無料トライアル

利用料金

・Freeプラン:無料/10人まで ・Standardプラン:要問い合わせ/10人以上

サポート体制

オツトメ!

出典:オツトメ!

「オツトメ!」は、打刻やシフト表の作成・管理などの機能を無料で利用できる勤怠管理システムです。シンプルなデザインと機能なので、初めて勤怠管理システムを導入する人にもおすすめ。

また、従業員ごとに権限の設定ができたり、雇用形態に合わせた柔軟なシフト作成も可能です。集計した勤怠データはCSVで出力できるため、外部の給与計算ソフトなどとの連携が取れます。

主な打刻方法

PC、スマホ、タブレット

シフト管理機能

あり

有給・残業申請機能

その他の機能

スタッフ管理、デザインのカスタマイズ、カレンダー設定、メッセージなど

無料トライアル

利用料金

無料

サポート体制

ハーモス勤怠 by IEYASU

出典:ハーモス勤怠 by IEYASU

「ハーモス勤怠」は、30人以下の利用なら無料で使用できる多機能な勤怠管理システムです。基本的な打刻に有料オプションをプラスすることで、日報やシフト管理、休暇に関する申請や管理などの機能も加えられます。

打刻方法もパソコン、タブレット、ICカード以外にスマホやSlack、LINE、QRコードと豊富です。専用アプリをダウンロードしていれば、スマホにICカードをかざすだけで打刻ができます。

残業時間もリアルタイムで管理でき、アラート通知を行って過重労働を防ぐのにも役立ちます。

主な打刻方法

PC、スマホ、タブレット、ICカード、Slack、LINE、QRコード

シフト管理機能

オプションあり(50円/1人)

有給・残業申請機能

オプションあり(100円/1人)

その他の機能

レポート機能、アラート通知など

無料トライアル

利用料金

・フリープラン:無料/30人以下(一部機能制限あり) ・基本機能:月額100円/1人(31人以上) ・シフト管理オプション:月額50円/1人 ・有給休暇管理・届出申請オプション:月額100円/1人 ・日報オプション:月額50円/1人 ※税抜価格

サポート体制

freee 人事労務

出典:freee 人事労務

「freee 人事労務」は分かりやすく、使いやすいデザインの勤怠管理システムです。打刻はパソコン、スマホ、タブレット、ICカード以外に指紋認証でもできます。勤務状況はリアルタイムで管理でき、打刻忘れがあると通知をしてくれる機能もあります。

シフト作成はさまざまなパターンを作成できるので、1人1人に合わせたシフトを作ることが可能です。また、英語表示にも対応しており、グローバルな人材にも適応できます。

導入時には専任のスタッフが操作方法から既存業務の見直しまで行ってくれ、サポートサービスはメール、チャット以外に電話でも受けられるのも魅力です。

主な打刻方法

PC、タブレット、スマホ、ICカード、指紋認証

シフト管理機能

あり

有給・残業申請機能

あり

その他の機能

アラート、集計、給与計算など

無料トライアル

利用料金

・ミニマム:月額2,600円/5人 ・スターター:月額3,900円/5人 ・スタンダード:月額5,200円/5人 ・アドバンス:月額7,150円/5人 ※年額プランあり ※最低利用人数5人以上 ※税抜価格

サポート体制

あり

KING OF TIME

出典:KING OF TIME

「KING OF TIME」は、勤怠管理機能だけでなく、給与計算ソフトやデータ分析ソフトなどが月額300円(1人登録につき)で使えます。法人だけでなく、個人事業主でも利用できるのもポイントです。

勤怠管理ソフトでは、残業や遅刻などが設定した一定の数値を超えるとアラート通知される機能も搭載されています。また、ほかのKING OF TIMEのソフトを利用すれば工数や交通費などの管理も簡単</b>にできます。

サポートサービスもメールやチャット、電話でも対応してくれます。

主な打刻方法

PC、タブレット、スマホ、ICカード、指紋認証、顔認証など

シフト管理機能

あり

有給・残業申請機能

あり

その他の機能

集計、給与計算、勤務データ保管など

無料トライアル

あり(30日間)

利用料金

月額300円/1人 ※税表記なし

サポート体制

あり

kincone

出典:kincone

「kincone」は、1人登録につき月額220円(税込)で利用できる勤怠管理システムです。打刻方法は、パソコンやスマホ以外にICカード、Slack、ChatWork、LINE Worksにも対応しています。

ICカードでの打刻時には、かかった交通費も同時に読み込みをしてくれる機能もあります。また、Googleカレンダーなどと連携していると、訪問先までの交通費も計算してくれるため、営業部署にもおすすめです。

打刻を忘れているときや残業時間を一定時間超えると自動でアラート通知を行ってくれます。利用には最低5人の従業員の登録が必要なので、注意してください。

主な打刻方法

PC、スマホ、ICカード、Slackなど

シフト管理機能

あり

有給・残業申請機能

あり

その他の機能

アラート通知、交通費計算など

無料トライアル

あり(最大2ヶ月間)

利用料金

月額220円/1人 ※最低利用人数5人 ※年額プランあり ※税込価格

サポート体制

あり

ジョブカン勤怠管理

出典:ジョブカン勤怠管理

「ジョブカン勤怠管理」は、使用する機能数に応じて利用料金が変わる勤怠管理システムです。利用できる機能は、出勤管理、シフト管理、休暇・申請管理、工数管理(単独利用不可)から選ぶことができます。機能制限がある無料プランでも利用できますが、本格的に勤怠管理を行うのであれば、有料プランがおすすめ。

また、英語や韓国語、スペイン語、中国語、タイ語、ベトナム語の外国語への表示切り替えが自由に行えるので、グローバルな人材への対応も可能です。さらに、日勤や夜勤などの複雑なシフトにも対応しており、医療現場や工場、店舗での利用にも適しています。

サポートは、メールやチャット以外に電話でもサービスを受けられます。

主な打刻方法

PC、スマホ、ICカード、Slack、LINE、顔認証など

シフト管理機能

あり

有給・残業申請機能

あり

その他の機能

工数管理、集計など

無料トライアル

あり(30日間)

利用料金

・無料プラン ・有料プラン1(機能1つ):200円/登録1人につき ・有料プラン2(機能2つ):300円/登録1人につき ・有料プラン3(機能3つ):400円/登録1人につき ・有料プラン4(機能4つ):500円/登録1人につき ※月額最低利用料金2,000円 ※大規模(500名目安)は要問い合わせ ※税抜価格

サポート体制

あり

もっと勤怠管理システムを比較検討するならミツモアをチェック!

出典:ミツモア
  • 勤怠管理システム選びは質問に答えるだけ
  • 口コミがあるから参考にしやすい

勤怠管理システム選びが大変、会社に合った勤怠管理システムが知りたい人は、「ミツモア」の比較サービスを利用してみましょう。

質問に答えるだけで勤怠管理システムが選べる

「ミツモア」は約2分の簡単な質問に答えていくだけで、会社に合った勤怠管理システムを最大5つ提案してくれます。また、希望条件に沿って料金プランも提案してくれるため、どんなものを選べばいいか迷ったときにとても便利です。

実際の口コミがあるから分かりやすい

「ミツモア」には、勤怠管理システムの機能や料金プランといった基本的なデータだけでなく、実際に利用しているユーザーの口コミもあるため、勤怠管理システムを初めて導入する場合でも参考にしやすいのもポイント!

とくに、無料トライアルができない勤怠管理システムは、口コミを参考に選ぶと良いでしょう。

勤怠管理システムに関するQ&A

出典:LIMIA編集部

Q1. 勤怠管理システムとは?

A. 労働時間や休暇に関連した情報を管理するシステム

勤怠管理システムとは、労働時間や休暇に欠勤数など労働に関連した情報を管理するシステムのことです。勤怠管理は会社の義務でもあるため、活用するのも良いでしょう。

Q2. 勤怠管理システムのメリット・デメリットはある?

A. 勤怠管理を正確に効率的に行えるが、費用がかかる場合もある

勤怠管理システムを導入すると正確に労働時間を把握・管理することができ、データを集計して計算することもできるのがメリットです。一方で、費用がかかったり、操作に慣れるまで時間がかかったりするケースもあるため、導入時にはしっかり検討しましょう。

Q3. 勤怠管理システムの選び方とは?

A. 費用、機能、サポート体制が会社に合っているかで選ぶ

会社の予算内で利用できるか、利用したい機能が搭載されているか、サポートはどこまで行ってくれるかなどに注目して勤怠管理システムを選んでみましょう。

勤怠管理システムに関する記事をチェック

※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年11月)に基づいたものです。
※画像はすべてイメージです。

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