仏壇を処分する4つの方法と費用を紹介!魂抜きしないといけないの?

仏壇を処分する方法を4つまとめました。費用や、魂抜きしないといけないといわれる理由を解説。仏壇を処分するときの注意点についても紹介します。

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仏壇を処分する4つの方法

仏壇を処分する主な方法は、以下4つです。処分する際の特徴や注意点について、解説します。

  1. 1.お寺に依頼する
  2. 2.近くの仏壇屋に依頼する
  3. 3.不用品回収業者に依頼する
  4. 4.粗大ごみとして出す

【1】お寺に依頼する

先祖代々の墓があるなど、お世話になっているお寺に相談してみましょう。仏壇処分のほか、魂抜きしたあとにそのまま引き取ってくれるところもあります。

お世話になっているお寺がない場合でも、近くのお寺に依頼したら引き受けてくれる場合もあるので、聞いてみるのがおすすめです。

【2】近くの仏壇屋に依頼する

多くの仏壇屋では、仏壇の処分や引き取りをしているので、依頼してみるとよいでしょう。お店によっては、魂抜きまで対応してくれるところもあり、お寺に行く手間がかからない場合もあります。

また、運搬までしてくれるところもあるので、自分で仏壇を持っていくのが難しいときは相談してみてください。

【3】不用品回収業者に依頼する

仏壇は、不用品回収業者に依頼できる場合があります。依頼するときは、一般廃棄物処理業の許可済みの業者を選ぶのが重要です。

残念ながら、不用品を回収する業者には悪徳な業者もいます。トラブルに発展しないためにも、適切な廃棄をしている業者かを依頼前に確認してください。

また、業者を選ぶときは料金プランが明瞭かどうかも注目すべきポイントです。悪徳業者に引っかからないよう、しっかり見極めましょう。

【4】粗大ごみとして出す

自治体によっては、魂抜きをしていれば、仏壇を粗大ごみとして出せるところもあります。粗大ごみとして出すと、費用を安く抑えられるのがメリットです。

粗大ごみとして仏壇を出すときは、自治体への申請が必要なので問い合わせてみてください。

自治体によっては、回収してくれるまでに1〜2週間ほどかかる場合もあります。急いで処分しなければいけないときは、別の処分方法を考えましょう。

粗大ごみに出せるからといって、仏壇を不法投棄しないように注意してください。処分する際は、各自治体の指定に従って処分するのがポイントです。

仏壇を処分するときの費用

処分場所

費用相場

お寺

お寺によって異なる

仏壇屋

10,000~80,000円

不用品回収業者

業者によって異なる

粗大ごみ

500~1,200円

※ LIMIA編集部が仏壇屋5社と5つの自治体を調べたおおよその料金目安です。(2023年9月現在)

“お仏壇のクマダ 公式HP”参照
“田岡仏壇店 公式HP”参照
“浜屋 公式HP”参照
“朱宮神仏具店 公式HP”参照
“仏壇屋滝田商店 公式HP”参照
“名古屋市 公式HP”参照
“大阪市 公式HP”参照
“神戸市 公式HP”参照
“横浜市 公式HP”参照
“福岡市 公式HP”参照

仏壇は、サイズによって処分費用が異なります。また、仏壇屋によっては引き取りサービスも行っており、住宅のタイプや距離などでも費用が変動します。

お寺や不用品回収業者は、相談する場所によって費用が異なるので、直接問い合わせてください。

仏壇を処分するときは魂抜きしないといけないの?

仏壇は、魂抜きしてから処分するのが一般的なマナーです。魂抜きとはどのようなものかについて、解説します。

魂抜きとは

魂抜きとは、仏壇から魂を抜く儀式のことで、閉眼供養(へいげんくよう)とも呼ばれています。仏壇を処分する際は魂抜きをして、仏壇をただの入れ物の状態に戻してから処分するのが一般的です。

流れとしては、ご住職にお願いして魂を抜いてもらいます。魂抜きの必要性は宗派によって異なるため、事前に確認しましょう。

魂抜きしないとどうなる?

魂抜きしなくても問題ありません。しかし、仏壇を処分するときは、魂抜きするのが一般的なマナーです。

魂は目に見えないので、魂抜きしたかどうかはわかりません。法的に罰則はありませんが、供養されてきた先祖への感謝の気持ちを表す意味でも、魂抜きはしておきましょう。

魂抜きはどこですればよい?

先祖代々のお墓があるお寺に相談してみると、魂抜きをしてくれるところがほとんどです。お墓がないときは、近くの寺院や仏壇屋に相談してみましょう。

なお、仏壇を購入した仏壇屋に依頼するのも手段の一つです。魂抜きから処分まで対応してくれるところもあるので、一度問い合わせてみてください。

仏壇を処分するときの注意点

  1. 1.宗派によって処分方法が異なる
  2. 2.仏壇に貴重品が入っていないかチェックする
  3. 3.処分する際も仏壇は丁寧に扱う

先祖を供養していた仏壇を処分するときは、上記3つの注意点があります。

【1】宗派によって処分方法が異なる

仏壇の処分方法は、宗派によって異なります。例えば、浄土真宗は魂が仏壇に宿るという概念がありません。

浄土真宗が仏壇を処分するときは、遷座法要(せんぶつほうよう)をしてもらいます。遷座法要とは、仏壇の仏さまを一時的に移動させるときに行う法要です。

なお、遷座法要は閉眼供養と同様にご住職が仏壇の前でお経を読み上げてもらいます。

浄土真宗のように宗派によって処分方法が異なるので、まずはどこの宗派か確認するのがポイントです。

【2】仏壇に貴重品が入っていないかチェックする

仏壇を処分する前に、貴重品が入っていないか引き出しをしっかりチェックします。

仏壇の中には収納できる場所がいくつかあるため、通帳や印鑑、現金などの貴重品を入れている場合があるからです。

大切なものまで処分してしまわないよう、仏壇を隅々まで確認するのがいいでしょう。

【3】処分する際も仏壇は丁寧に扱う

仏壇は、先祖を供養していた大切なものです。魂抜きをしてもらって、ただの入れ物になったとしても、丁寧に扱うのがマナーだと頭に入れておきましょう。

処分するために運搬する際も、仏壇をぞんざいに扱わず、丁重に運ぶよう心がけます。

仏壇などの不用品をまとめて処分するなら業者に依頼!

  • 魂抜きから処分までやってくれる場合がある
  • 仏壇を運搬する手間がかからない
  • 回収してくれる日を相談できる
  • 仏壇以外のものも一式回収してもらえる

仏壇を運ぶのは、体力的な負担がかかります。マンションの場合、運び出すのに苦労するケースも考えられるでしょう。

また、魂抜きはお寺にお願いして、処分は業者などに分けると手間がかかります。仏壇などの不用品をまとめて処分したいときは、業者に依頼するのもおすすめです。

業者に依頼すると、体力的な負担がなくなる上に、魂抜きからやってもらえるところもあります。仏壇を運び出すのが難しいと感じる場合は、相談してみましょう。

不用品回収の依頼は「くらしのマーケット」がおすすめ

出典:くらしのマーケット

仏壇を処分したいという人は、「くらしのマーケット」の利用がおすすめです。

仏壇処分から害虫駆除、水回りのトラブルまで、暮らしにまつわるサービスを掲載しており、さまざまな事業者の中から、口コミや料金で比較して気になったところを選ぶことができます。実際に利用したユーザーの声を参考にしながら事業者を選んで依頼することができるのがポイントです。

また、登録している事業者は全国にいるため、サービス毎の対応エリアが広いのも魅力の一つ。

仏壇の処分にお困りの人は、この機会に一度試してみてはいかがでしょうか。

仏壇は正しく処分しよう

仏壇の処分方法は、依頼する場所によって異なります。それぞれの特徴を踏まえた上で、自分に合った処分方法をとりましょう。

一般的に仏壇を処分するときは、魂抜きするのがマナーです。処分するからといって、仏壇を雑に扱わないようにしてください。

また、引き出しなどに貴重品があるか確認するのも忘れずに。処分方法を知り、自身に適した方法で仏壇を正しく処分しましょう。

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※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年9月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。

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