【窓掃除まとめ】プロ並みの仕上がり!簡単・念入り窓掃除で外側までピカピカに大変身
ふと窓に目を向けると、うっすらかかる汚れが目についたりしませんか。この時期は花粉も重なり、一層汚れてみえるかもしれません。そんな窓を簡単にピカピカ窓にする掃除方法を紹介します。窓掃除をして心晴れやかな新生活をスタートさせましょう。
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窓につく汚れの原因
窓の汚れの原因は、外側と室内側で違います。
外側は主に、チリや砂埃、排気ガス、花粉に黄砂、鳥のフンまでつくことがあります。雨や風により、その汚れたちが固まっていくことで頑固な汚れとなってしまいます。
そして、室内側の汚れは、主にホコリや手垢、料理の油汚れ、タバコのヤニも窓の汚れの原因になります。
皮脂や油汚れの油性の汚れにホコリが合わさり固まると落としにくくなるので、汚れを溜めないようにするのがポイントです。
窓掃除をする際のポイント4つ
- 1.窓掃除は曇りの日に
- 2.窓掃除はサッシから
- 3.黒っぽい服で窓掃除
- 4.順番は、外側から内側
【1】窓掃除は曇りの日に
窓掃除に適した天気があるのをご存じですか?窓掃除をおこなうときは、「曇りの日」がおすすめです。
そのワケは、ガラス面に付着した汚れが見えやすく、湿度がある方が汚れが落ちやすいからです。
晴れの日だと、太陽光が窓ガラスに反射し汚れがみえにくくなります。また、空気が乾いていると、乾燥して汚れが固まってしまいます。
【2】窓掃除はサッシから
窓ガラス掃除をするとき、サッシの汚れも目に入ってくるのではないでしょうか。窓ガラス掃除とサッシ掃除を同時におこなうときは、先にサッシから掃除するようにします。
窓ガラスから掃除してしまうと水分がサッシの中に入り込み、ホコリや汚れが固まり、取りのぞくのが難しくなるためです。
窓掃除はサッシから始め、その後に窓ガラスの順番で、効率よく掃除しましょう。
【3】黒っぽい服で窓掃除
窓掃除には、黒っぽい服装がおすすめです。白っぽい服装だと窓ガラスに反射して、汚れがみえにくく、また、拭きムラも見つけにくいためです。
【4】順番は、外側から室内側
窓掃除はまず、汚れやすい外側の窓の汚れから落としていきます。そうすることで、大まかな汚れが落ちて、室内側の汚れにも気付きやすくなります。
また、キレイになった所と汚れている所が分かりやすく、効率的に窓掃除がおこなえます。
簡単!窓掃除のやり方
まずは、日頃気付いたときに、3ステップで簡単にできる窓掃除をご紹介します!
簡単な「サッシ」の掃除方法
▼用意するもの
・小さなほうき or 使い古しの歯ブラシ
・キッチンペーパー or ぞうきん 2枚(水拭き×1枚・乾拭き×1枚)
\簡単!サッシ掃除のやり方3ステップ/
簡単な「窓ガラス」の掃除方法
▼用意するもの
・ぞうきん 2枚(水拭き×1枚・乾拭き×1枚)
\簡単!窓ガラス掃除のやり方3ステップ/
本格的!窓掃除のやり方
ここからは、スクイジーを使った少し本格的な窓掃除のやり方を紹介します。年末の大掃除と花粉シーズンが落ち着く6月頃、年2回おこなうのがおすすめです。
本格的な「サッシ」の掃除方法
▼用意するもの
・そうじ機
・小さなほうき or 使い古しの歯ブラシ
・メラミンスポンジ
・ぞうきん or キッチンペーパー
・つまようじ
・空のペットボトル(500mL)
▼下準備
[1] ペットボトルに満タン水を入れる
[2] サッシの幅にメラミンスポンジに切り込みを入れる
\本格的!サッシ掃除のやり方/
[1] ゴミを大まかにそうじ機で吸いとる。
[2] 残った汚れは、ほうきや歯ブラシでかき出す。
[3] 隙間に残っている汚れは、つまようじを使いかき出す。
[4] メラミンスポンジを濡らし、サッシの汚れをこするように落とす。
[5] ペットボトルの水をかけ、汚れを外に流す。
[6] ぞうきん or キッチンペーパーで乾拭きする。
本格的な「窓ガラス」の掃除方法
▼用意するもの
・ぞうきん 1枚
・マイクロファイバークロス
・スクイジー
\スクイジーで本格的!窓ガラス掃除のやり方【外側】/
[1] ぞうきんを濡らし、窓全体を水拭きする。
[2] 頑固な汚れはプラスチック性のカードなどで、けずるように落とし、再度水拭きをする。
[3] スクイジーを使い、汚れや水滴を落とす。
スクイジーのゴム面を水平にガラス面に密着させ、斜めに少し傾けて、下方向に動かします。
窓の上の隅から下に向かって拭き、1列拭いたらスクイジーの水気をぞうきんで取ります。
スクイジー1つ分横にずらし、また上から下に向かって拭いていきます。
最後、下の隅まできたら、スクイジーを横方向に動かし、すべての水気をとります。
[4] マイクロファイバークロスで、乾拭きする。
\スクイジーで本格的!窓ガラス掃除のやり方【室内側】/
[1] ぞうきんは40℃くらいのお湯で濡らす。
[2] 窓全体を、水拭きする。
[3] スクイジーを使い、外側と同様に汚れや水滴を落とす。
[4] マイクロファイバークロスで、しっかり拭きあげをして、完了。
窓掃除に洗剤は必要?
窓ガラスの汚れは水拭きのみで落ちることが多く、基本的には洗剤は必要ありません。洗剤が残ってしまうと、落とすのにも時間がかかり、拭き跡が残ることもあります。
もし、洗剤が必要なくらい窓が汚れていたら、窓ガラス用の洗剤を使うようにします。
その際、サッシも含めた窓全体を掃除したいなら【中性】で、手垢など油汚れを中心に落したい場合は、【弱アルカリ性】を選ぶのがおすすめです。
さまざまなな汚れに【中性】洗剤
窓ガラスだけではなく、サッシなどの掃除にもつかえます。
また、ガラス用の洗剤がない場合は、食器洗い用の中性洗剤でも代用ができ、水300mLに小さじ2程度入れて薄めて使用します。
▼ 家中の掃除に「ウタマロクリーナー」
手垢や油汚れには【弱アルカリ性】洗剤
手垢や皮脂、油汚れは酸性の汚れのため、反対の性質をもつアルカリ性の洗剤を使うことで、汚れを中和し落としやすくします。
▼ 拭き筋を残さない「ガラスマジックリン」
水垢汚れには【酸性】のクエン酸やお酢
窓ガラスが水垢で汚れている場合は、クエン酸やお酢を使って掃除してみましょう。
クエン酸なら水200mLに小さじ1程度、お酢なら、水とお酢を1:1の割合で薄め、ぞうきんに染み込ませて拭きます。
新聞紙や100均の道具で窓掃除を簡単に!
家中の窓掃除をするとなると、かなりの大仕事になります。そこで、新聞紙や100均を利用して、さらに窓掃除を簡単にしましょう。
新聞紙で窓掃除をする
新聞紙をつかうと、簡単にピカピカ窓にすることができます。新聞紙のインクの成分には汚れを落とす作用があり、またツヤを出してくれます。
▼用意するもの
・新聞紙
・ぬるま湯の入ったバケツ
▼掃除方法
- 1.水拭き、乾拭き用に新聞紙を数個まるめる
- 2.新聞紙を丸め、ぬるま湯に入れて十分濡らす
- 3.窓ガラスの上から下まで、全体をこすりながら拭く
- 4.濡れていない新聞紙を、クルクル円をかくように動かし、水気をしっかり拭き取る
100均の掃除アイテムを活用する
100均には、さまざまな掃除道具や便利な掃除アイテムがそろっているため、掃除を始める前に100均をのぞいてみるのもおすすめです。
掃除がはかどると同時に、自分に合ったアイテムや掃除方法が見つかり、掃除が楽しくなるかもしれませんね。
窓にできた「カビ」を退治
窓は結露も起こることから、カビが発生することがあります。
窓枠やゴムパッキンに、発生したカビを除去する方法を紹介します。
アルミ性窓サッシのカビは【中性洗剤】で除去
塩素系漂白剤などを使いたいところですが、変色の恐れもあるため、アルミ性の窓サッシには、住宅用中性洗剤を使うようにします。
先ほども紹介した「ウタマロクリーナー」もおすすめです。
▼ 用意するもの
・住宅用中性洗剤
・ぞうきん 2枚(水拭き×1・乾拭き×1)
▼掃除方法
- 1.カビに洗剤を拭きつける
- 2.5分ほど置く
- 3.時間が過ぎたら、濡れたぞうきんで拭く
- 4.乾拭きする
窓のゴムパッキンのカビは【塩素系漂白剤】で除去
ゴムパッキンはカビの根が奥まで張りやすく、除去が困難なため、塩素系漂白剤を使用します。
塩素系漂白剤を使うときは、換気をしっかりおこない、ゴム手袋をはめて、必要に応じてゴーグルやマスクを着用しましょう。
また、使用する塩素系漂白剤は垂れにくいジェルタイプがおすすめです。
▼ 用意するもの
・塩素系漂白剤(ジェルタイプ)
・使い古しの歯ブラシ
・ラップ
・ぞうきん
▼掃除方法
- 1.はじめに歯ブラシで表面の汚れを落とす
- 2.汚れを水拭きして拭きとり、乾燥させる
- 3.洗剤を塗布して、ラップをする
- 4.数十分~数時間ほど置く
- 5.ラップをとり、しっかり水拭きをして、完全に洗剤を落とす
▼ ゴムパッキンのカビ取りをもっと詳しく知りたい方はこちら
届かない外側の窓をキレイにするには
誰もが悩む、手の届かないところの窓掃除。汚れには気付いてるものの、落とし方が分かりませんよね。そんなときは、次の3つの方法を検討してみましょう。
- 1.伸縮性のワイパーをつかう
- 2.窓拭きロボットをつかう
- 3.業者に依頼する
また、吹き抜け窓や高所の窓の掃除は労力が必要になるため、日頃から、開けられる窓ならば換気をおこない、ホコリを溜めないようにすることと、結露でカビが発生しないようにしておきましょう。
【1】伸縮性のワイパーを使う
▼ 「ガラスワイパージャンボセット」
伸縮性のあるワイパーを使って掃除する方法です。
こちらのアイテムは全長が約4.6mまで延びるため、吹き抜けの窓や2階の外窓の掃除に役立ちそうです。アルミ素材のため、サビづらく重さも1kg弱で、使い勝手も良好です。
【2】窓拭きロボットをつかう
窓拭きロボットとなるものが存在します。窓ガラスに張り付き、拭き掃除をおこないます。価格の目安は大体25,000~70,000円程度と高価で、レンタルもあります。
▼ 「自動窓拭きロボット HOBOT388」
【3】業者に依頼する
手の届かない窓は業者に依頼してみましょう。依頼する際は、業者によっては高所窓に対応していなかったり、別料金がかかることがあるため確認が必要です。
自分では拭き跡が残ったり、窓掃除をする暇がないという方も、プロにお任せしてみるのもいいですね。
窓掃除を徹底的におこなうならプロに依頼
窓や窓サッシの掃除なら「くらしのマーケット」がおすすめ!
窓や窓サッシをキレイにしたいという人は、「くらしのマーケット」の利用がおすすめです。
窓サッシの掃除から害虫駆除、水回りのトラブルまで、暮らしにまつわるサービスを掲載しており、さまざまな事業者の中から、口コミや料金で比較して気になったところを選ぶことができます。実際に利用したユーザーの声を参考にしながら比較できるため、安心して事業者に依頼することができるのがポイントです。
また、登録している事業者は全国にいるため、サービス毎の対応エリアが広いのも魅力の一つ。
窓や窓サッシの掃除にお困りの人は、この機会に一度試してみてはいかがでしょうか。
窓の掃除に関するQ&A
Q1. 窓掃除する際に、気を付けることは?
A. 窓ガラスに洗剤を直接かけないようにしましょう。
洗剤を窓ガラスに直接吹きかけてしまうと、拭きムラや洗剤が垂れて跡になりやすくなります。洗剤を使う場合は、ぞうきんなどに洗剤をつけてから、拭き掃除をおこないます。
Q2. 窓掃除の頻度はどれくらい?
A. サッシや網戸を含めた窓全体の掃除は、年に2回おこないましょう。
窓掃除は、年末の大掃除と6月頃、年に2回おこないます。6月頃は、花粉シーズンが終わり、窓に汚れが溜まっています。また年末の大掃除は、結露が発生しやすくなる時期なので、掃除をすることでカビ予防をします。簡単な窓掃除を月に1回程度おこなうことで、年2回の本格的な窓掃除も楽になります。
窓掃除に関するその他の記事もチェック
※お掃除の際には、ゴム手袋をつけて、しっかりと換気を行い作業をしてください。
※記載している商品情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年02月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。
※製品によって、お手入れのしかたは異なりますため、必ず製品の取扱説明書に従って作業を行ってください。
※お掃除の際には、ゴム手袋をつけて、しっかりと換気を行い作業をしてください。
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