ゴムパッキンのカビ取りに片栗粉が使える!?お風呂や水筒の落ちないカビの落とし方を紹介
お風呂や水筒などのゴムパッキンに根強く残る黒いカビ。スッキリ落としたいと思う方も多いはずです。そこで今回は、ゴムパッキンのカビ取りにおすすめのアイテムや掃除方法をご紹介します!
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ゴムパッキンのカビ取り洗剤おすすめ
ゴムパッキンのカビにおすすめのカビ取り洗剤をご紹介します。ジェルや液体など、用途や使用する場所に合わせ使い分けてみましょう。
かびとりいっぱつ
タイルの目地に残る根強いカビの除去に「かびとりいっぱつ」。
飛び散りにくいゼリー状で、垂れにくく長時間カビに密着してくれます。ツンとした気になる臭いもほとんどないアイテムです。
GNカビ取りジェル 防カビプラス
浴室のカビに「GNカビ取りジェル 防カビプラス」。
ゴムパッキンやタイル目地、お風呂の蓋のカビなど、濃密なジェルが密着してカビを落とします。薄ピンク色のジェルなので、塗った場所が分かりやすく、流し忘れがないのもうれしいアイテムです。
ウルトラハードクリーナー カビ用
防カビ効果が約1ヵ月続く「 ウルトラハードクリーナー カビ用」。
密着ジェルがカビの根本まで浸透し、50種類以上のカビを落とします。また、防サビ剤配合で金属にやさしいのも魅力です。
茂木和哉 カビとり ジェル スプレー 掃除
シャワーカーテンなど広範囲のカビにおすすめ「茂木和哉 カビとりジェルスプレー」。
スプレーをすると、ジェル状の薬剤が飛び出しカビに密着、浸透して落とします。ジェル状なので、ツンとした臭いが少ないのもうれしいところです。
キッチンハイター
汎用性が高い、液体タイプの漂白剤「 キッチンハイター」。
水筒や弁当箱のゴムパッキンのカビ落としはもちろんのこと、窓枠のカビや、さまざまなものの漂白や除菌に役立ちます。
ゴムパッキンにできたカビの落とし方
ゴムパッキンのカビの落とし方はどの製品を使っても、カビ取り剤を塗布・放置・拭き取りや洗い流すの工程となります。場所により塗り方のコツがあるのでご紹介します。
また、洗剤を使用する際には、ゴム手袋を付けて、必要に応じてマスクやゴーグルの着用をします。
【お風呂】のカビ取り
水気が溜まりやすいお風呂ですが、カビ取りをする際は、洗剤を密着させるためにカビが発生している箇所の汚れを取り、乾燥させておくのがポイントです。
また、カビの根に洗剤をしっかり浸透させる時間が必要になります。
▼ 用意するもの
・ジェルタイプのカビ取り剤
・スポンジ
・乾拭き用ぞうきん
▼ カビ取り方法
- 1.換気をする
- 2.スポンジで表面の汚れをあらかじめ落とし、水気を取り乾燥させる
- 3.カビをおおうように洗剤を塗布
- 4.カビのとれ具合を見なが数十分~数時間放置する
- 5.スポンジでこすりながら、カビや洗剤を十分な水で流す
【水筒やお弁当箱】のカビ取り
水筒やお弁当のゴムパッキンも根強いカビが発生する場所です。口に触れるものなので、しっかり黒カビを落としたいですよね。
水筒やお弁当のゴムパッキンのカビ取りには、塩素濃度の高い「キッチンハイター」などの塩素系漂白剤でつけ置きが効果的です。
▼ 用意するもの
・液体のキッチン用塩素系漂白剤
・透明のビニール袋
・コップ
▼ カビ取り方法
- 1.透明のビニールにゴムパッキンを入れる
- 2.そこにキッチン用塩素系漂白剤を全体が浸かる量入れる
- 3.ビニールの空気を抜き、漏れないようにしっかり結ぶ
- 4.液だれ防止のため、(3)をコップなどの容器に入れる
- 5.カビの取れ具合を見ながら数十分~数時間程度放置する
- 6.ビニールから取り出し、充分な水で洗い流す
高頻度で塩素系漂白剤でカビ取りをおこなうと、ゴムパッキンの劣化につながります。
そのため、一度しっかり塩素系漂白剤で落としたら、カビが発生しないように日頃のお手入れが肝心です。日頃のお手入れ方法は以下になります。
●しっかり洗い、乾燥させる
水筒やお弁当のゴムパッキンは放置せず、できるだけ早めに洗って汚れを落とし、水気をしっかりと取り、乾燥させましょう。
●煮沸をおこなう
カビは熱に弱いため、熱湯に入れて煮沸消毒をおこなうのも有効的です。熱によりゴムパッキンが変形してしまう恐れもあるので、長くても2分程度で取り上げるようにしましょう。
● 消毒用エタノールで除菌
カビを除菌できる作用がある消毒用エタノールを使用してみましょう。アルコール濃度が低くなると除菌力も弱まるので、水気を取り乾燥させてから、消毒用エタノールで拭くようにします。
【窓】のカビ取り
ホコリが溜まり、結露が起こりやすい窓枠や窓サッシは、カビが発生するのに好条件の場所です。
広範囲に噴霧できるスプレータイプは、窓のカビ取りには不向きなため、ジェルタイプや液体タイプの塩素系漂白剤を使い、カビ取りをおこないます。
\ジェルタイプ/
▼ 用意するもの
・ジェルタイプの塩素系漂白剤
・ラップ
・使い古しの歯ブラシ
・ぞうきん
▼ カビ取り方法
- 1.歯ブラシで表面の汚れを落とし、水拭きし拭き取り、乾燥させる
- 2.カビに洗剤を塗布し、覆うようにラップをする
- 3.カビのとれ具合を見ながら、数十分~数時間程度放置する
- 4.水で流すか、しっかり水拭きをして、洗剤を完全に落とす
\液体タイプ/
▼液体タイプの塩素系漂白剤を使う場合の下準備
▼ 用意するもの
・液体タイプの塩素系漂白剤
・使い古しの歯ブラシ
・ぞうきん
・5cm幅程度に切ったキッチンペーパー
・ラップ
・バケツ
▼ カビ取り方法
- 1.歯ブラシで表面の汚れを落とし、水拭きし拭き取り、乾燥させる
- 2.漂白剤をバケツに入れて、キッチンペーパーを浸す
- 3.浸したキッチンペーパーをカビが発生しているゴムパッキンに貼り付ける
- 4.キッチンペーパーを覆うようにラップをかける
- 5.カビのとれ具合を見ながら、数十分~数時間程度放置する
- 6.ラップ、キッチンペーパーを外し、水で洗い流すか、水拭きして洗剤を完全に落とす
窓枠、窓サッシの素材によってはシミになったり、変色する可能性があるため、目立たない場所で試してから作業してください。
また、ゴムパッキン以外の余分な洗剤は必ず拭き取ってください。必要に応じて、マスキングするのもおすすめです。
試してみたい!「漂白剤+片栗粉」でカビを除去
根を張ったゴムパッキンのカビの除去には、洗剤をじっくり浸透させることが必要です。ですが、浸透させている間に洗剤が垂れて流れてしまうということも。
垂れにくいジェルタイプの洗剤が手元にないときは、「漂白剤+片栗粉」で、カビ取りをしてみましょう。トロリとしたペースト状の漂白剤がカビに密着します。
「漂白剤+片栗粉」で漂白ペーストを作る
液体タイプのキッチン用塩素系漂白剤と片栗粉を1:1で混ぜるだけ。垂れないように、やや固めのとろみになるように調整します。
漂白ペーストを使ったカビ取り方法
▼ 用意するもの
・漂白ペースト
・使い古しの歯ブラシ
・ぞうきん
・ラップ
▼ カビ取り方法
- 1.歯ブラシで表面の汚れを落とし、水拭きし拭き取り、乾燥させる
- 2.カビに漂白ペーストを塗布し、覆うようにラップをする
- 3.カビのとれ具合を見ながら、1時間以上放置する
- 4.ラップを外し、水で洗い流すか、水拭きして完全に落とす
刺激が少ない「お酢+重曹」でカビ取り
塩素系の漂白剤を使用する場合は、しっかり換気をおこない、ゴム手袋などを着用してからおこなうなどの準備が必要になりますが、もう少し手軽にできるカビ取り方法があります。
できて間もない根が浅いカビには、「お酢+重曹」でカビ取りもおすすめです。
「お酢+重曹」で酢水スプレーを作る
▼ 用意するもの
・お酢(50mL)
・水(100mL)
・空のスプレーボトル
▼ 作り方
- 1.お酢(50mL)と水(100mL)を空のスプレーボトルに入れる
- 2.軽く振り混ぜる
酢水スプレーを使ったカビ取り方法
▼ 用意するもの
・酢水スプレー
・重曹
・使い古しの歯ブラシ
▼ カビ取り方法
- 1.カビがあるところに酢水スプレーをかける
- 2.スプレーしたところに重曹をかけ、重曹の上から、再度酢水スプレーをかける
- 3.1時間程度放置する
- 4.放置時間が過ぎたら、水で洗い流す、またはしっかり拭き取る
- 5.汚れが残る場合は、歯ブラシでこする
▽ 重曹や酢を使ったカビ取りを詳しく知りたい方はこちら
ゴムパッキンのカビが落ちない理由
カビ取りをおこなっても、なかなか手強く残るゴムパッキンのカビ。
カビを長期間放置し、色素がうつるとキレイに取りのぞくことは難しくなりますが、その前に、カビ取り方法が間違っているかもしれません。
掃除をする際は、以下のことに気を付けてみてください!
【1】水分が残っている
浴室や結露した窓など、カビは水分がある場所に発生しやすいですが、カビ取りをおこなう際、水分が残ったままで掃除をしていませんか?
水気が残ったまま洗剤をスプレーしても、水分で洗剤が薄まり、カビ取り効果が下がります。
そのため、カビ取り掃除をおこなう際は、しっかり水分を拭き取り、乾燥させてからおこなうようにしましょう。
【2】洗剤の密着時間が少ない
通常、洗剤が密着してる時間が長ければ長いほど効果がでますが、洗剤が垂れてしまい、カビに留まっていない場合があります。
そういった際は、キッチンペーパーやラップを使って垂れないような工夫をしてみます。
洗剤をスプレーし、その上からキッチンペーパー被せて再度スプレーし、放置します。または、キッチンペーパーを覆うようにラップをかけて放置します。
こうすることで、洗剤のツンとした臭いも軽減されますし、蒸発させずに長時間密着させることができます。
素材によっては、長時間放置できないものもあるので注意しましょう。
《予防》ゴムパッキンにカビを発生させないために
ゴムパッキンにカビが発生してから、お手入れするのはなかなか大変ですよね。日頃から、ゴムパッキンにカビを発生させない方法はないものでしょうか。
カビの発生条件は、「温度」「湿度」「汚れ・ホコリ」のため、この3つが揃わないようにしましょう。
水筒や弁当箱のゴムパッキンは、使用したら早めに洗うようにし、しっかり乾燥させます。また、カビは熱に弱いので、煮沸消毒も有効的です。
ゴムパッキンを熱湯に1~2分程度くぐらせて、乾燥させましょう。ゴムパッキンは熱で変形する恐れもあるので、長くても煮沸時間は2分程度にします。
浴室を使用後は、換気扇を回すなどして換気をおこない、高湿度にならないようにします。そして、カビの栄養となる、皮脂汚れや石鹸カスなどを溜めないよう、こまめに掃除をしましょう。
また、カビの発生に気付いたら早めに対処し、カビの根が奥深く張ることを避けます。
カビ掃除なら、ハウスクリーニング110番がおすすめ!
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ゴムパッキンのカビに関するQ&A
ゴムパッキンのカビの予防方法は?
A. 乾燥とこまめな掃除で予防します。
多くのカビは、湿度60%以下になると動かなくなります。そのため、水気を溜めず乾燥させておくことで、カビの繁殖を抑えることができます。また、カビは汚れやホコリを栄養にして繁殖するため、こまめに掃除をすることも、ゴムパッキンのカビの予防策となります。
どうしても落ちないゴムパッキンのカビには?
A. 塗って隠すという方法があります。
洗剤でいくら掃除をしても、落ちないゴムパッキンのカビに、塗って隠すという方法があります。使用するアイテムは「カビダッシュ 防カビ・リカバリーマジック」です。ペンタイプで、気になるカビや黒ずみを、なぞるように塗って隠します。防カビ剤配合で、カビの再発も防ぎます。
▼ 「カビダッシュ 防カビ・リカバリーマジック」
カビに関するその他の記事もチェック
※お掃除の際には、ゴム手袋をつけて、しっかりと換気を行い作業をしてください。
※記載している商品情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年2月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。
※製品によって、お手入れのしかたは異なりますため、必ず製品の取扱説明書に従って作業を行ってください。
※お掃除の際には、ゴム手袋をつけて、しっかりと換気を行い作業をしてください。
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