小さい蜘蛛は退治する?小さい蜘蛛の種類や駆除方法を徹底解説
小さい蜘蛛が家に出たら、駆除するべきかそのままにするか悩んでしまうかもしれません。小さい蜘蛛の中には猛毒を持つものもいます。本記事では小さい蜘蛛が出る原因、対処法などを詳しく解説します。
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小さい蜘蛛は益虫?殺さない方がいい?
「蜘蛛は益虫だから殺さない方が良い」と聞いたことのある方もいるかもしれません。大きい蜘蛛であれば駆除も大変ですが、小さい蜘蛛は簡単に駆除できるのでそのままにしておくか駆除するか迷う方も多いと思います。
実際、小さい蜘蛛のほとんどは人間に害を与えることは無く、家の中に出た場合は外に逃がしてあげたり、放置しておいても問題ありません。蜘蛛の多くは、小さい虫を食べてくれる益虫として古くから言い伝えられています。
気持ち悪いと感じたり、卵を産んで大量発生している場合は駆除が必要でしょう。
毒を持つ種類もあるので要注意
家の中に出る小さい蜘蛛の大半は、ヒトに害を与えない益虫ですが、中には毒を持つ危険な蜘蛛も存在します。特に、赤いラインが入った黒くて小さい「セアカゴケグモ」は非常に危険な毒を持つことで有名です。外来種ですが、近年日本のさまざまなエリアで確認されている危険な蜘蛛ですので、見つけた際は絶対に素手で触らないでください。もし噛まれた場合は患部を温水や石けんでしっかりと洗い、早めに病院に受診してください。
家に出る可能性のある小さい蜘蛛の種類は?
ここでは家に出やすいとされる小さい蜘蛛の主な種類を紹介します。
アダンソンハエトリ
捕まえようとするとピョンピョンと跳ねる、大きさ1cm以下の蜘蛛はアダンソンハエトリの可能性が高いです。家に出る小さい蜘蛛のほとんどはアダンソンハエトリであるといわれています。
アダンソンハエトリはコバエやゴキブリの子ども、ダニを食べてくれる益虫ですので、そのまま放置していても問題はありません。
チャスジハエトリ
チャスジハエトリは、糸を出しながら動く茶色っぽい蜘蛛です。大きさはアダンソンハエトリより少し大きめの約1cm。糸を出しながら移動しますが、巣は作りません。チャスジハエトリもコバエやダニをエサとする益虫なので、そのままにしておいても大丈夫な蜘蛛です。
セアカゴケグモ
先ほどもお伝えしましたが、赤いラインが入った黒くて小さい蜘蛛は毒のあるセアカゴケグモの可能性があるので要注意です。公園に出現したり、車に付着して移動することも考えられます。見つけたら素手では触らず、早急に駆除しましょう。
※参考:愛媛県庁HP
家の中に小さい蜘蛛が出る原因
気づいたら部屋の中にいる小さい蜘蛛。小さな蜘蛛はどこから、何を目的に部屋に侵入しているのでしょうか。ここでは小さな蜘蛛が出る原因を紹介します。蜘蛛が苦手な方は、以下の項目に当てはまる部分がないか確認してください。
【1】窓やドアを開けっぱなし、隙間がある
小さな蜘蛛は、他の虫と同じように窓やドアから侵入します。窓を開ける際は網戸にする、ドアを開けるのは短時間などを意識するだけでも小さい蜘蛛を含む虫の侵入を防げます。また、換気扇や排水溝から侵入する恐れもあるので、ネットを貼るなどの対策がおすすめです。
【2】家の中や周辺に蜘蛛が好む環境がある
小さな蜘蛛はコバエやゴキブリの子どもをエサにします。小さな蜘蛛を頻繁に見かけるということは、エサとなる害虫が家の中や周辺に多いと考えられます。
小さい蜘蛛は、エサがなければ他の場所に移動するので、部屋を清潔に保つなどの害虫対策も蜘蛛が住みにくい環境作りにつながります。
【3】段ボールや発泡スチロールを溜めている
小さい蜘蛛も大きい蜘蛛も段ボールや発泡スチロールで暖を取ることがあります。そのため段ボールを捨てずに取っておくと、蜘蛛や害虫が潜む場所を作っていることになります。段ボールや発泡スチロールを定期的に処分し、蜘蛛の居場所を無くすことで蜘蛛が出にくい環境を作れます。
家に小さい蜘蛛が出たときの駆除方法
小さいとは言え、蜘蛛が部屋に出るのは不快ですよね。ここでは小さい蜘蛛が部屋にでた時の対処法を紹介します。
ホウキとちりとりを使って外に逃す
害のない小さい蜘蛛は、できれば駆除せず外に逃すと良いでしょう。しかし蜘蛛が苦手という方も多いはず。そんなときに使うのがホウキとちりとりです。ホウキを使って蜘蛛をちりとりに乗せ、そのまま外に運べば、蜘蛛に直接触ることなく逃がせます。蜘蛛は臆病な性格なので、逃す際は優しく慎重に運びましょう。
殺虫剤を使用する
簡単で効果的な方法は、殺虫剤で駆除する方法です。ホームセンターやバラエティショップ、ネットで簡単に購入でき、種類も豊富。蜘蛛の駆除に特化したものからさまざまな虫に効果があるものまであります。
簡単にできる小さい蜘蛛の予防法3選
小さいとはいえ、蜘蛛を目にするのは気持ちの良いことではありません。蜘蛛と遭遇するのを事前に防ぐ方法をご紹介します。
【1】網戸やドアは開けっぱなしにしない
小さな蜘蛛は小さな隙間をすり抜けて部屋に侵入します。網戸やドアはこまめに閉めましょう。また排水口や換気扇から侵入する可能性もあるので、ネットやテープで隙間を埋めると効果的です。
【2】柑橘系やハッカ油を有効に使う
蜘蛛は柑橘系やハッカ油を嫌う傾向があります。そのため部屋に柑橘系のアロマをたいたり、ハッカ油を活用するといいでしょう。化学系の薬品の使用を控えたい場合は試してみてください。
【3】家はきれいに保つ
小さい蜘蛛は、コバエやゴキブリの子どもを捕食します。もしエサがなければ、小さい蜘蛛は食料を求めて自然に移動するので、家を清潔に保ち、コバエやゴキブリのいない環境を整えることも有効です。個人で害虫駆除が難しい場合は、一度業者に依頼するのも効率的な選択です。
小さい蜘蛛対策は業者に依頼するのもおすすめ
小さな蜘蛛の被害に困っているという人は、蜘蛛退治から、蜘蛛のエサとなるゴキブリ大事まで相談できる「害虫駆除110番」の利用がおすすめです。
8,800円(税込)から依頼でき、最短30分の無料診断も可能。害虫駆除のプロがスピーディーに対応してくれます。
電話・メールでの相談は24時間365日受付中のため、小さい蜘蛛の駆除に困ったら、まずは気軽に事前見積もりの相談をしてみましょう。
※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前に了承得た上で調査費用等が発生する場合があります。
小さい蜘蛛に関する記事をチェック
※記載している商品情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年2月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。
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