風呂釜の掃除方法をタイプ別に紹介!掃除の頻度も解説
風呂釜を「オキシクリーン」や「ジャバ」などを使って掃除する方法を紹介します。風呂釜の掃除をしないとどのようなことが起きるのか、風呂釜の掃除の頻度についても紹介します。
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風呂釜を掃除しないとどうなる?
- お湯から異臭がする
- お湯が白っぽくなる
- 浴槽にザラザラ(ぬるぬる)した汚れがつく
- 茶色の紙クズのようなものがお湯に浮遊する
浴槽についている風呂釜を掃除したことがないと、皮脂やカビなどの汚れが配管内に付着したままになるので、お湯が臭ったり、白っぽく濁ったりすることがあります。
ほかにも、風呂釜の汚れが浴槽についたり、お湯の中に剥がれた汚れが入ることもあり、お湯が不衛生になります。そのため、定期的に風呂釜を掃除するのがおすすめです。
風呂釜掃除の前にタイプをチェック
風呂釜には一つ穴タイプと二つ穴タイプがあります。風呂釜の掃除をする前に風呂釜のタイプをチェックしてから、タイプにあった掃除方法で掃除しましょう。
一つ穴の仕組み
浴槽に穴が1つしかない場合、一つ穴タイプとなります。このタイプの風呂釜は、穴の奥に2つの管があり、給湯器の内のポンプを稼働させてお湯を循環させます。
お湯がムラなく温まり、循環する速度も早く、汚れもつきにくいタイプです。
二つ穴の仕組み
浴槽内に穴が2つある場合は、二つ穴タイプです。このタイプは、下の穴からお湯を吸い込み風呂釜内で温めて、上の穴から温めたお湯を排出します。
一つ穴タイプと比較して、お湯が流れる速度がゆっくりなため、お湯が冷めやすく、汚れも溜まりやすいです。
風呂釜の掃除方法をタイプ別に紹介
- 1.一つ穴には酸素系漂白剤がおすすめ
- 2.二つ穴は風呂釜用洗剤で汚れを押し出す
一つ穴には酸素系漂白剤がおすすめ
一つ穴タイプの掃除には、過炭酸ナトリウムが含まれている「オキシクリーン」を使った掃除方法がおすすめです。「オキシクリーン」以外にも重曹やセスキ炭酸ソーダを使って掃除することもできます。
必要なもの
- オキシクリーン(または重曹やセスキ炭酸ソーダ)
掃除の手順
- 1.上の穴から5〜10cm上程度まで水を張る
- 2.オキシクリーン500〜600gまたは重曹を250〜300g程度入れる
- 3.40〜50℃で追い焚きをする
- 4.10分〜1時間程度つけ置きして排水する
- 5.再度上の穴から5〜10cm上まで水を張る
- 6.5分程度追い焚きして排水するのを2〜3回繰り返す
二つ穴は風呂釜用洗剤で汚れを押し出す
二つ穴を掃除する場合は、「ジャバ」などの風呂釜用の洗剤で汚れを押し出すのがおすすめです。洗剤によって使い方が異なるので、使用上の注意などはあらかじめ確認しておきましょう。
また、ヒノキや大理石など特殊な素材が使用されている浴槽には、使用できない場合もあるので注意してください。
必要なもの
- 風呂釜用洗剤
- ゴム手袋
- ホース
掃除の手順(押し出すタイプの風呂釜用洗剤)
- 1.上の穴の5〜10cm上まで40℃程度のお湯を張る
- 2.風呂釜用の洗剤を配管に押し流す
- 3.風呂釜用の洗剤を穴から外してお湯を1〜2分沸かす
- 4.お湯を張ったまま下の穴に容器を差し込み汚れを押し出す
- 5.排水する
掃除の手順(粉末タイプなどの風呂釜用洗剤)
- 1.上の穴の5cm上まで水または残り湯を入れて洗剤を入れる
- 2.約40℃までお湯を温めて10分つけ置きする
- 3.下の穴にホースを差し込み勢いよく水を流す
- 4.排水する
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風呂釜の掃除頻度
- 一つ穴は2ヶ月に1回
- 二つ穴は1ヶ月に1回
風呂釜の掃除する頻度は、タイプによって異なります。一つ穴タイプは汚れが溜まりにくいので2ヶ月に1回程度、二つ穴タイプは汚れが溜まりやすいので1ヶ月に1回を目安に掃除しましょう。
風呂釜の掃除に関するQ&A
Q1. 風呂釜を掃除しないとどうなる?
A. 汚れがお湯に入ったり、浴槽に付着する
風呂釜を掃除しないと、お湯から異臭がしたり、白く濁ったりします。ほかにも、紙くずのような汚れがお湯に混ざったり、浴槽にザラザラ(ぬるぬる)する汚れがつきやすくなります。
Q2. 風呂釜の掃除方法は?
A. 穴のタイプによって掃除方法は異なる
風呂釜には一つ穴タイプと二つ穴タイプがあり、タイプによって掃除方法が異なります。一つ穴では「オキシクリーン」などでつけ置きするのがおすすめです。二つ穴では風呂釜専用の洗剤を使うことで、簡単にキレイに汚れを取り除けます。
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※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年1月)に基づいたものです。
※一部画像はイメージです。
※お掃除の際には、ゴム手袋をつけてしっかりと換気を行い作業をしてください。
※製品によって、お手入れのしかたは異なるため、必ず製品の取り扱い説明書に従って作業を行ってください。
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