お風呂の水垢や湯垢の落とし方4つ!原因や予防方法も紹介

お風呂に付着する水垢や湯垢は性質が異なり、落とし方にも違いがあります。水垢や湯垢がつく原因や予防方法についても紹介します。

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お風呂につく水垢や湯垢の正体は?

  • 水垢は水道水に含まれるミネラルが原因
  • 湯垢は皮脂や石鹸カスが絡まったものが原因

水垢は水道水に含まれるミネラルが原因

お風呂につく水垢は、水道水に含まれるマグネシウムやカルシウム、ケイ素などのミネラル成分が原因です。浴室についた水をそのまま放置し、乾いてしまうことでミネラル成分だけが残り、白っぽい水垢になります。

水垢はアルカリ性の性質を持っているため、酸性の洗剤を使うことで、汚れが中和され落ちやすくなります。

湯垢は皮脂や石鹸カスが絡まったものが原因

湯垢は、水垢に皮脂汚れや石鹸カスが絡まってできるものです。バスチェアや浴槽につきやすく、ヌルヌルまたはザラザラとした質感があります。

湯垢の性質は酸性なので、アルカリ性の洗剤を使うと、汚れを落としやすくなります。

お風呂につく水垢や湯垢の掃除方法4つ

  1. 1.湯垢には重曹
  2. 2.頑固な湯垢には酸素系漂白剤
  3. 3.水垢にはクエン酸
  4. 4.ウロコ状の水垢にはメラミンスポンジ

【1】湯垢には重曹

湯垢には、アルカリ性の重曹で掃除すると効果的です。重曹スプレーを作ると掃除しやすくなります。また、重曹には研磨作用もあるので、傷がつかないように注意しながら使いましょう。

重曹はドラッグストアやホームセンター、100均でも売られているので、チェックしてみてください。

必要なもの

  • 浴室用洗剤
  • 重曹スプレー(水100mlに対して小さじ1杯の重曹を入れる)
  • スポンジ

掃除の手順

  1. 1.浴室用洗剤を汚れにかける
  2. 2.その上に重曹をかける
  3. 3.スポンジなどで軽くこする
  4. 4.洗剤と重曹をしっかり洗い流す

【2】頑固な湯垢には酸素系漂白剤

重曹でも落ちない頑固な湯垢には、「オキシクリーン」などの酸素系漂白剤がおすすめです。

浴槽にオキシクリーンを溶かしておき、バスチェアや洗面桶などをつけ置きするとキレイに汚れを落としてくれます。また、床の排水口に栓をしておけば、床のつけ置き洗いもできます。

必要なもの

  • オキシクリーン

掃除の手順

  1. 1.浴槽にお湯100Lに対して付属のカップ10〜15杯のオキシクリーンを入れる
  2. 2.バスチェアや洗面おけなどを浴槽につける
  3. 3.20〜1時間程度つけ置きする(汚れに合わせて調節)

【3】水垢にはクエン酸

水垢を落とすには、酸性のクエン酸がおすすめです。クエン酸もドラッグストアや100均などで売られています。

塩素系洗剤が混ざると有毒なガスが発生するため、使用時には注意してください。また、くもり止め加工がされた鏡などに使用すると、加工が取れてしまうことがあります。

必要なもの

  • クエン酸スプレー(水200mLに対して小さじ1杯)
  • スポンジ
  • キッチンペーパー
  • ラップ

掃除の手順

  1. 1.クエン酸を水垢に吹きかける
  2. 2.その上をキッチンペーパーで覆ってラップをする
  3. 3.30分〜1時間つけ置きする(汚れに合わせて調節する)
  4. 4.時間が経ったらラップなどを外してスポンジで擦る
  5. 5.シャワーでクエン酸を流す

【4】ウロコ状の水垢にはメラミンスポンジ

ウロコ状についた水垢にはメラミンスポンジを使ってみましょう。水を含ませて擦るだけで、水垢を落としてくれます。

ただし、コーティング加工のしてあるものや、光沢があるものには使用できないので注意しておきましょう。

必要なもの

  • メラミンスポンジ

掃除の手順

  1. 1.メラミンスポンジに水をたっぷり含ませる
  2. 2.メラミンスポンジで汚れが気になる部分を擦る

お風呂の水垢や湯垢が落ちないときにはプロに依頼してみよう!

落ちにくい頑固な汚れには、「ハウスクリーニング110番」に依頼するのもおすすめです。

掃除がしにくい水回りセットプランや家中をキレイにしてくれるプランもあります。1ヶ所から掃除をお願いすることもできるので、まずは相談をしてみましょう!

お風呂に水垢や湯垢をつけない方法

  • お風呂上がりにお湯と水をかける
  • 水分を残さないようにする
  • しっかり浴室を乾燥させる

お風呂に水垢や湯垢をつけないように、使用後は50℃程度のお湯をかけてから冷水をかけるのが効果的です。また、水分を残さないように、なるべく拭き取り、換気扇などを使ってしっかり浴室を乾燥させるようにしましょう。

お風呂の水垢や湯垢に関するQ&A

Q1. 水垢と湯垢の違いは?

A. 成分と性質が異なる

水垢はアルカリ性の性質で、水道水に含まれるミネラル成分が残ると白っぽく付着します。

湯垢は酸性の性質を持っており、水垢に皮脂汚れや石鹸カスが絡まり、ザラザラまたはヌルヌルとしています。

Q2. 水垢や湯垢の落とし方は?

A. 水垢は酸性の洗剤、湯垢はアルカリ性の洗剤で落とす

汚れは反対の性質を持った洗剤などで落とすことができます。そのため、水垢は酸性のクエン酸を使い、湯垢は重曹を使うと効果的です。

Q3. 予防方法は?

A. 使用後に熱湯と冷たいシャワーをかけて、しっかり乾燥させる

浴室を使った後は、50℃程度の熱湯をかけた後に冷たいシャワーをかけます。水分をよく拭き取り、浴室をしっかり乾燥させるようにしましょう。

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※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年1月)に基づいたものです。
※一部画像はイメージです。
※お掃除の際には、ゴム手袋をつけてしっかりと換気を行い作業をしてください。
※製品によって、お手入れのしかたは異なるため、必ず製品の取り扱い説明書に従って作業を行ってください。

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