冷蔵庫がうるさい原因は？対策方法も紹介

冷蔵庫がうるさい原因6つと対策方法

【1】ブーンとした低い音はコンプレッサーの誤作動

コンプレッサーは冷蔵庫内を冷やす装置であり、稼働する際は一定時間ブーンといった低い音がします。急な温度上昇によりコンプレッサーが必要以上に動いてしまうことで、大きな音につながることも。

対策方法

冷蔵庫内の温度が上がらないようにドアの開け閉めをなるべく少なく抑えたり、閉め忘れたりしないように心がけましょう。

また、冷気を外に逃さないための役割としてドアにはパッキンがついていますが、汚れやごみが付着していると隙間ができてしまうため、パッキンを定期的に掃除することも大切です。

【2】カラカラとした音はファンが原因

冷蔵庫のドアを閉めている間にカラカラという音が聞こえ、ドアを開けると止まる場合は、ファンが原因です。ファンの寿命や劣化でファンが外れかけていると、カラカラという音がします。

ほかにも自動で霜を取り除く装置の故障で霜が溜まり、ファンの部分に接触してしまうと、カラカラという音が鳴ることも。

対策方法

ファンの劣化や霜取り装置の故障の場合は、修理や交換をする必要があります。自分で交換するのは難しいため、メーカーに依頼するのがおすすめです。

【3】サーモスタットの不具合

サーモスタットとは冷蔵庫内の温度を管理するセンサーのこと。サーモスタットに不具合があると、冷蔵庫の温度が上がったと勘違いしてコンプレッサーが過剰に稼働し、ブーンといった大きい音がします。

対策方法

サーモスタットに不具合がある場合は、メーカーに問い合わせて修理を依頼するようにしましょう。サーモスタットが正常に動くようになれば、コンプレッサーの稼働音もなくなります。

【4】冷蔵庫設置場所

冷蔵庫が平らな場所に設置できておらず傾いていると、ジーといった音のすることがあります。

また冷蔵庫と壁の間に隙間がなかったり、物に触れたりすることで、コンプレッサーの稼働音や振動音が反響してしまうことも。

対策方法

冷蔵庫の脚の高さは変えられるため、傾いている場合は高さを調節しましょう。

また冷蔵庫が壁や他の物と密着してしまっている場合は、少し離すようにしてください。冷蔵庫の上に物が置いてあるのも異音の原因となるため、気になる場合は物を置かないようにするのがおすすめです。

【4】冷蔵庫の寿命

上記で紹介した原因に当てはまらない場合は、冷蔵庫が寿命を迎えている場合も。冷蔵庫の寿命は約8年〜12年といわれています。

また、各家電のメーカーは修理に必要な部品を保有する期間を9年と定めており、その期間を過ぎて故障した場合は修理ができないことも。

そのため、寿命を迎えた冷蔵庫は買い替えが必要になります。

音の原因が分からない場合の対策法

防振マットを敷く

冷蔵庫の故障や不具合でなくても、普段からコンプレッサーなどの作動音がするため、冷蔵庫の音をなくすことはできません。どうしても気になる場合は防振マットを敷くと、床に振動音が響くのを抑えることができるのでおすすめです。

冷蔵庫の電源を抜く

冷蔵庫の電源を抜いて少し時間を置き、再起動することで音が収まる可能性もあります。

電源を抜いている間は冷えないため、長い時間抜きっぱなしにしないよう気を付けてください。電源を切る前に冷蔵庫の中身を保冷ボックスなどに移動させておくのもおすすめです。

冷蔵庫がうるさいことに関するQ＆A

Q. 冷蔵庫がうるさい原因は？

A. 冷蔵庫がうるさい原因は以下の5つです。

Q. 冷蔵庫がうるさい時の対策方法は？

A. 冷蔵庫がうるさい時の対策方法は以下の通りです。

Q. 冷蔵庫がうるさい原因がわからない時の対策方法は？

A. 原因が分からない時の対策方法は以下の通りです。

Q. 冷蔵庫のうるさい高音の原因は？

A. ピーピーといった高い音は警告音の可能性があります。

冷蔵庫の閉め忘れや、パッキンの破損によりドアが正常に閉まらない場合などに、ピーピーといった警告音が鳴ることがあります。

そのためドアを開けっ放しにせず、きちんと閉めるように心がけましょう。パッキンの破損が原因の場合は、取り替えるようにしてください。

Q. 冷蔵庫がうるさい場合に返品はできる？

A. 冷蔵庫の初期不良により音がうるさい場合は返品可能です。

初期不良は使用する前から故障していたとみなされるため、モーター音がうるさいなどの理由でも返品の対象となります。ただ一定期間使ったあとに、音がうるさくなった場合は返品できないので注意してください。

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※画像は全てイメージです。
※一般的な使用方法をご紹介しています。製品の効能・使用法は、各社製品によって異なる場合もございます。各製品の表示・使用方法に従ってご利用ください。
※記事内の情報は、LIMIA編集部の調査結果（2023年1月）に基づいたものです。