【洗濯機のゴミ取りネット】掃除&交換方法!破れたときの対策やおすすめ商品も紹介
「洗濯物に糸くずやホコリが付着している」それは、洗濯機にあるゴミ取りネットの劣化に原因があるかも。見落としがちな部分ですが、ゴミ取りネットも定期的にお手入れする必要があります。そこで今回は、洗濯機のゴミ取りネットの掃除と交換方法を解説。また、100均など市販で買えるおすすめ商品もご紹介します。
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洗濯機のゴミ取りネットの働き
洗濯機のゴミ取りネットは、洗濯時に出た糸くず・ホコリ・髪の毛などのゴミを集めて洗濯物に付着するのを防ぐ役割を果たします。縦型洗濯機・ドラム式洗濯機ともに搭載されており、糸くずフィルターやくず取りフィルターと呼ばれることも。放置していると汚れがどんどん溜まっていくので、こまめにお手入れする必要があります。
ゴミ取りネットの種類(縦型・ドラム式)
▼「縦型」洗濯機のゴミ取りネット
縦型洗濯機のゴミ取りネットは主に、ネットタイプとプラスチックタイプの2種類あります。
▼「ドラム式」洗濯機のゴミ取りネット
縦型洗濯機の場合は洗濯槽の内側に、ドラム式洗濯機であれば洗濯機の上部と下部に搭載されていることがほとんど。
いずれも果たす機能は同じ。消耗品のため、掃除・交換は必須となります。
掃除しないとどうなる?
- 洗濯物にゴミが付着する
- 洗濯物が臭くなる
- カビや雑菌が繁殖する
- 排水口が詰まる
- 水漏れなどの故障を招く
ゴミ取りネット内の汚れを放置していると溜まったゴミが洗濯物に付着するほか、カビや雑菌が繁殖して異臭がすることも。また、排水口や排水管の詰まりを招いて水漏れを起こしたり、場合によっては洗濯機本体が故障してしまうケースも考えられます。せっかくお洗濯したのに余分に汚れてしまっては本末転倒。清潔性を保つためにも、大きなトラブルを防ぐためにも、定期的なお手入れを心掛けましょう。
洗濯機のゴミ取りネットの掃除方法
洗濯機のゴミ取りネットは取り外し可能でお手入れも簡単。ここでは週に一度の手軽なお掃除方法と、しつこい汚れに役立つお掃除方法の2通りをご紹介します。
週に一度簡単なお掃除
▼準備するもの
- 使わない歯ブラシ
- キッチンペーパー(ウェットティッシュ・濡れたタオルでも可)
▼お掃除手順
- 1.洗濯機からゴミ取りネットを取り外す
- 2.ゴミ取りネットを裏返して溜まったゴミを捨てる(プラスチックタイプはケースを外してゴミを捨てる)
- 3.ゴミ取りネットをぬるま湯に着け、歯ブラシで付着した汚れを擦り落とす
- 4.ゴミ取りネットの取り付け部分(設置場所)の汚れをキッチンペーパーで拭き取る
- 5.ゴミ取りネットを元の場所に取り付ける
ゴミ取りネットが濡れたままの状態だとゴミを取り出しにくいため、乾いているときに作業するのがおすすめ。また、ゴミ取りネットの取り付け部分(設置場所)にも汚れが溜まっていることがあるので、同時に清掃しておくと◎。ひと通りの流れを終えた後は、洗濯槽内のカビの繁殖を防ぐためにも洗濯機のフタは開けておきましょう。
なお、このように手軽なお手入れは、週1回を目安に行うのが理想的です。
しつこい汚れは洗剤を使用
水洗いでも取れないしつこい汚れには、オキシクリーンなどの酸素系漂白剤もしくはカビキラー(ワイドハイター)などを使用するのが有効です。
▼準備するもの
- ゴム手袋
- 酸素系漂白剤(もしくはカビキラー)
- キッチンペーパー(ウェットティッシュ・濡れたタオルでも可)
- つけ置きができる容器
▼お掃除手順(酸素系漂白剤を使用する場合)
- 1.洗濯機からゴミ取りネットを取り外す
- 2.溜まったゴミを捨てて流水で洗う
- 3.容器にぬるま湯(40度程度)と酸素系漂白剤を入れ、ゴミ取りネットを30分程つけ置きする
- 4.ゴミ取りネットの取り付け部分(設置場所)の汚れをキッチンペーパーで拭き取る
- 5.ゴミ取りネットについた酸素系漂白剤を洗い流す
- 6.ゴミ取りネットをよく乾かしてから元の場所に取り付ける
▼お掃除手順(カビキラーを使用する場合)
- 1.洗濯機からゴミ取りネットを取り外す
- 2.溜まったゴミを捨てて流水で洗う
- 3.ゴミ取りネットにカビキラーをつけて5分程放置する
- 4.ゴミ取りネットの取り付け部分(設置場所)の汚れをキッチンペーパーで拭き取る
- 5.ゴミ取りネットについたカビキラーを洗い流す
- 6.ゴミ取りネットをよく乾かしてから元の場所に取り付ける
酸素系漂白剤とカビキラーいずれもご使用の際は、ゴム手袋を着用するようにしましょう。また、ゴミ取りネットに既にカビが発生している場合、これらの洗剤を用いても完全に除去するのは難しいことも。場合によっては交換を検討したほうがよいでしょう。
場合によっては交換が必要
繰り返しますが洗濯機のゴミ取りネットは消耗品です。定期的なお掃除はもちろん、以下のような状態が見られたら交換する必要があります。
破れている
ゴミ取りネットを長年使用していると破れることも。そのままの状態ではゴミ取りネットとしての機能を十分に果たせず、洗濯物にゴミやホコリが付着してしまいます。お洗濯を気持ちよく仕上げるためにも早めの交換が賢明です。
汚れが蓄積して取れない
ゴミ取りネットに汚れが蓄積していると、洗濯時に出たゴミやホコリを収集できなくなるだけでなく、カビや雑菌の繁殖にも繋がります。洗剤を使用しても汚れが落ちない場合は、交換のタイミングとみてよさそうです。
カビや黒ずみがある
洗濯機内は湿気が溜まりやすく、ときとしてゴミ取りネットにカビが発生することも。カビが生えたまま使い続けると衛生的にもよくなく、また一度発生したカビはカビキラーなどでも完全に除去するのは困難です。直ちに交換するようにしましょう。
生地が薄くなっている
ゴミ取りネットは長年使用するうちに生地が薄くなり、ゴミやホコリを収集する機能も衰えます。また、後に破けてしまう恐れもあるので、生地が傷んできたと感じたら交換するのがおすすめです。
すぐに外れてしまう
ゴミ取りネットがすぐに外れてしまうときは、ゴミ取りネット自体が破損している可能性があります。放置していると洗濯機本体の故障に繋がることもあるので、交換するようにしましょう。
洗濯機のゴミ取りネットの交換方法
洗濯機のゴミ取りネットの交換方法は至ってシンプル。ここではネットタイプのゴミ取りネットを例に挙げてご紹介します。
準備するもの
- ハサミ
- 新しいゴミ取りネット
交換手順
- 1.フレームからゴミ取りネットをハサミで切り取る
- 2.新しいゴミ取りネットをフレームの内側に通してゴム部分をかぶせる
- 3.ゴミ取りネットの形を整えて洗濯機に取り付ける
プラスチックのフレームを残してゴミ取りネットを切り取ったら、新しいゴミ取りネットをフレームの内側に通し、フレームを覆うようにネットをかぶせればOK。なかにはゴミ取りネットを切り取らずそのまま取り付けられるものもあり、より簡易的な交換が可能になります。
【おすすめ商品】洗濯機のゴミ取りネット
ゴミ取りネットは市販されており、価格も比較的安いのがポイント。以下に、LIMIA編集部おすすめの商品をまとめました。
メーカーの純正品
現在使用しているゴミ取りネットと同じものを新調したいのであれば、メーカーの純正品を選びましょう。価格も500円~1,000円程度のものが多く、家電量販店やネット通販で購入できるものもあります。ただ、同じメーカーでもネットの形状が洗濯機の種類によって異なるので、ご自宅にある洗濯機の品番を確認してから対応しているものを購入するようにしてください。
▼SHARP(シャープ)
▼Panasonic(パナソニック)
100均など市販品
純正品を探すのが面倒であれば市販品を選ぶのも手。100均などでも取り扱いがあり、出費を抑えたい方に好適です。なお、あらかじめ自宅にあるゴミ取りネットのフレームサイズを測っておくと、購入の際に選ぶ商品を間違えることがなく安心です。
最終手段はストッキングで代用
緊急の場合は、いらなくなったストッキングをゴミ取りネット代わりに使用しましょう。代用方法は、ストッキングをつま先から10cm程の場所で切り、プラスチックのフレーム部分にかぶせるだけ。ただし、長期間の使用には不向きのため、あくまでも応急処置と捉えておくとよいでしょう。
困ったときは掃除のプロに相談!
ゴミ取りネットに加え、洗濯機本体の定期的なお掃除も必要不可欠。ただし、自分でできるお手入れは限られているため、1~2年に一度を目安に業者にクリーニングを依頼してみるのもおすすめ。専門の知識と技で汚れやトラブルをリセットしてくれるはずです。
「おそうじ本舗」でまるごとピカピカ
「おそうじ本舗」の洗濯機クリーニングは、プロならではの技で蓄積した汚れ・カビ・雑菌を除菌洗浄(※)してくれるのが強み。縦型洗濯機は1台12,100円(税込)~、ドラム式洗濯機は1台18,700円(税込)~対応してくれます。洗濯機の取れない汚れが気になる方は、まずは気軽に事前のお見積りだけでも利用してみてはいかがでしょうか。
※ 全ての菌を除去するものではありません。
洗濯機のゴミ取りネットに関するQ&A
Q1. 洗濯機のゴミ取りネットの掃除頻度はどのくらい?
A. 簡単なお掃除を週1回、念入りなお掃除を月1回行うのがおすすめです。
洗濯機の使用頻度にもよりますが、ゴミ取りネットは溜まったゴミやホコリを取り除く簡易的なお掃除を週に1回、洗剤を用いる入念なお掃除を月に1回行うのが理想。作業方法も簡単なのでこの機会に習慣化して、清潔な状態を保つようにしましょう。
Q2. 洗濯機のゴミ取りネットが破れたときはどうすればいい?
A. 買い替えが必須。緊急時はストッキングで代用するのも有効です。
ゴミ取りネットが破れてしまったら交換のタイミング。買い替えが必要となりますが、すぐに購入できないなど緊急の際は糸で破れた部分を縫うか、ストッキングで代用するとよいでしょう。なお、ストッキングでの代用方法は記事内に記載しています。合わせてご確認ください。
Q3. 洗濯機のゴミ取りネットのカビの取り方を教えて!
A. ぬるま湯に酸素系漂白剤を入れてつけ置きする、もしくはカビキラーを使用するとよいでしょう。
ゴミ取りネットのカビが気になる場合は、40度程度のぬるま湯に酸素系漂白剤を入れ、そこに30分程つけ置きします。その後、細かい汚れを歯ブラシなどで取り除けば◎。また、カビキラーを使用するのもひとつの手。ただし、一度発生したカビを完全に除去するのは難しいため、場合によっては交換を検討したほうがよいでしょう。
Q4. 洗濯機のゴミ取りネットを上手く掃除するコツは?
A. ゴミ取りネットが乾いている状態でお掃除するのがポイントです。
ゴミ取りネットが濡れた状態だと付着した汚れが取れにくくなります。そのため、お手入れは洗濯前などゴミ取りネットが乾いているときに行うのがおすすめ。また、ゴミ取りネットを清潔にするのと同時に衣類を正しく洗濯することも大切。「洗濯をする前に衣類に付着したゴミやホコリを取り除く」「大事な衣類や下着は洗濯ネットに入れる」このようなことを意識してみてください。
洗濯機関連の記事をまとめてCHECK!
以下の記事でも洗濯機のお掃除方法やトラブル発生時の解決策を掲載しています。気になる方は、合わせてチェックしてみてください。
※記事内の情報は、LIMIA編集部の調査結果(2022年12月)に基づいたものです。
※画像の一部はイメージです。
※お掃除の際には、ゴム手袋をつけて、しっかりと換気を行い作業をしてください。
※お手入れをする際は、必ず電源プラグを抜いてから作業を行ってください。
※製品によって、お手入れのしかたは異なりますため、必ず製品の取扱説明書に従って作業を行ってください。
※一般的な使用方法をご紹介しています。製品の効能・使用法は、各社製品によって異なる場合もございます。各製品の表示・使用方法に従ってご利用ください。
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