
エアコンのカビ取り術&防止策!カビを放置すると危険?自分でできる簡単な掃除方法をご紹介
【エアコンのカビの原因&除去方法】なんだかエアコンがカビ臭い……。そのまま使い続けたら病気になるのでは? と心配になりますよね。今回は、エアコンのカビの原因と自分でできる掃除方法についてまとめました。カビを生えにくくするカビ防止策も紹介するのでチェックしてみてください。
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エアコンにカビが生える原因3つ
実はエアコンの内部は、カビが発生しやすい条件が揃っています。カビの原因となる温度、湿度、栄養分の3つについて見ていきましょう。
【原因1】快適な温度
一般的にカビは寒さに弱く、20~30℃の気温で発生率が上がると言われています。冷房や暖房で室内を適温に保つことは、人にはもちろん、カビにとっても活動しやすい環境になるのです。
【原因2】高い湿度
カビは湿度が高い場所に発生しやすくなります。冷房や除湿を使うと、エアコンの内部で結露が起こり、濡れたままの状態が続くことでカビが生えやすくなります。
【原因3】栄養分となる汚れ
エアコンは、室内の空気を取り込む際に、室内のホコリも一緒に吸い込んでしまいます。エアコン内部に蓄積したホコリや汚れは、カビの大好物。前述した温度や湿度も相まって、繁殖しやすい環境を作ってしまうことになります。
エアコンのカビ取り!自分で掃除する方法
- 本体上部・フロントカバー
- フィルター
- 吹き出し口・ルーバー
エアコンを自分で掃除できる範囲は主に、外から見えるパーツとフィルターです。ここでは、簡単にできる掃除方法をパーツ毎にご紹介します。

「本体上部・フロントカバー」の掃除方法
まずは本体上部とフロントカバーを掃除します。本体上部を掃除しないままフロントパネルを開けるとホコリが舞い散ってしまう可能性があるので注意してください。
▼必要なもの
- ハンディモップ
- 雑巾
- 水
▼掃除の手順
- 1.エアコンの電源を切り、コンセントも抜く
- 2.ハンディモップでエアコン上部のホコリを取り除く
- 3.フロントパネルの表裏を、かたく絞った雑巾で水拭きする
「フィルター」の掃除方法
フィルターにホコリが溜まると、カビが発生しやすくなるだけでなく、エアコンの効きが悪くなる可能性があります。月に1~2回の掃除がおすすめです。
▼必要なもの
- 掃除機
- 雑巾
- 水
▼掃除の手順
- 1.エアコンの電源を切り、コンセントも抜く
- 2.フィルターを取り外す前に、ホコリを掃除機で軽く吸い取る
- 3.フィルターを取り外し、表面から掃除機をかける
- 4.汚れがひどい場合は水洗いする
- 5.水分を拭き取り、日陰でしっかり乾燥させる
フィルターのお手入れ方法はこちらの記事も参考にしてください。

「吹き出し口・ルーバー」の掃除方法
吹き出し口とはエアコンの風が出る部分、ルーバーとは風向きを変える羽の部分です。こちらは取り外さずに、湿らせたキッチンペーパーで汚れを拭き取って掃除します。
▼必要なもの
- 割りばし
- 輪ゴム
- キッチンペーパー
- 水もしくはお湯
▼掃除の手順
- 1.エアコンの電源を切り、コンセントも抜く
- 2.割りばしにキッチンペーパーを巻き付け、輪ゴムで固定する
- 3.キッチンペーパーを湿らせて優しく汚れを拭き取る
- 4.水気が残らないように乾拭きする
エアコンのカビを防止する方法は?
- こまめな掃除
- 内部クリーン・送風運転
- 定期的な換気
エアコンにカビが生えにくくなる3つの方法をご紹介します。毎日のお掃除は難しいですが、できる範囲で日頃からカビ対策することが大切です。
こまめな掃除
エアコン内部はどうしてもカビが発生しやすくなるため、こまめな掃除が必要です。とくにホコリが溜まりやすいフィルターは、月に1~2回を目安にお手入れすることをおすすめします。
内部クリーン・送風運転
冷房や除湿運転の後はエアコン内部に結露が起こるため、内部クリーン・送風運転でエアコン内部を乾燥させましょう。1回30分以上、頻繁に使用しない時期も月1回は行うことで、カビの繁殖を抑えることができます。
定期的な換気
換気をすると部屋の湿度が下がるだけでなく、部屋の中のホコリを外に出すことができます。エアコンが取り込む空気をキレイに保つことで、エアコン内部のカビ・ホコリ対策につながります。
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エアコンのカビに関するQ&A
Q1.エアコンのカビをそのまま放置すると病気になる?
A. 人によっては健康被害が出る場合があります
カビが発生したエアコンを使い続けることで、必ずしも健康被害が出るというわけではありませんが、人によっては咳やアレルギー症状などを引き起こす可能性があります。日頃からできる限りのカビ対策をしておくことが大切です。
Q2.エアコンのカビは気にしすぎなくていい?放っておいても問題ない?
A. 気にしすぎる必要はありませんが、放置するのはNGです
エアコンのカビはある程度は仕方のないものですが、放置して使い続けることはおすすめしません。汚れたエアコンを使い続けると、健康被害を引き起こしたり、風量が落ちて余計な電気代がかかったり、エアコンそのものの寿命が縮まってしまう可能性があります。
Q3.エアコン専用の掃除スプレーや、アルコールスプレーは使ってもいい?
A. 故障や火災につながる可能性があるためおすすめはしません
市販のエアコンクリーナーを使用して掃除することもできますが、使い方を間違えると目詰まりや故障、火災などのリスクにつながる可能性があるため、おすすめはしません。どうしても使いたい場合は、パッケージの使用方法をよくご確認ください。また、アルコールスプレーは、火災につながる危険性があるため使用しないようにしましょう。
エアコンのカビに関するその他の記事はこちら
※画像の一部はイメージです。
※お掃除の際には、ゴム手袋をつけて、しっかりと換気を行い作業をしてください。
※お手入れをする際は、必ず電源プラグを抜いてから作業を行ってください。
※製品によって、お手入れのしかたは異なりますため、必ず製品の取扱説明書に従って作業を行ってください。
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