fumoto—週末をすごす五右衛門風呂のある別邸
Aさんは普段は都会で働いていますが、もともとご両親が御殿場で使っていたマンションを譲り受け、週末だけ過ごす「別邸」としてリノベーションをしたいとご相談にいらっしゃいました。
A さんの理想の休日の過ごし方は、ゆっくりお風呂につかり、本を読んだり映画を見たりすること。
そこで、「旅館」をテーマに、大正ロマン的な和洋折衷の雰囲気をご提案。リビングが旅館の“ラウンジ”、窓側の小上がりが“お部屋”で、“離れ”にお風呂があるというイメージです。
なんといっても目を引くのは、五右衛門風呂。五右衛門風呂には垂木、鋳鉄、羽釜、磁器、陶器などがあります。値段も千差万別で、10万円以内のものから100万以上するものまでいろいろですが、今回は信楽焼のものを。部屋のキーカラーの青に合わせて、青色の釉薬(うわぐすり)が美しいものを選びました。
働き方が多様化している今、郊外に別邸を構え、遊び心のある週末を楽しむという生き方も選択肢のひとつです。
ブルースタジオ