K邸-「抜け」のあるLDKを楽しむために
施工当時20代だったお二人は、ともに関西出身で、社会人になってから東京へ来られました。お二人の要望は、とにかく広々としたLDKを楽しめること。将来的に子どもができたらスペースを区切って子ども部屋を造ったり、子どもが独立したら、また広いLDKに戻したり。そんな風に長いスパンで住み続けることを視野に入れ、部屋の中心より右側を水まわりや寝室といったプライベート空間に、左側を広々としたLDKにすることにしました。
プライベート側は、ベッドルームからバスルームまで一直線に繋がっています。寝室とリビングは壁で仕切られていますが、窓側がオープンになっており、空間としてはつながっています。壁があるだけなので、部屋全体が目隠しのあるワンルーム、という感じです。1LDKをとことんカスタマイズしたら、こうなったという感じのお部屋。選択肢に幅のあるリノベーションをしつつ今を楽しむ、若いお二人にぴったりのリノベーションになりました。
ブルースタジオ