【コックピット収納】を意識して！時短・便利・キレイを叶えるキッチンの収納例

コックピット収納って？

飛行機のコックピットを思い浮かべてみると。。。

飛行機を操縦する為に必要なレバーや計器類のボタンなどは
全て座ったままパイロットの手の届く範囲に位置づけられています。
特に重要なレバー類はパイロットが操作しやすいように
使いやすい位置に設置してあります。

このイメージを持ちながら、
キッチンのモノをどこに収めていくか決めていきます。

作業する場所に立ったらできるだけ動かないように、
そこで一番よく使う「一軍」のモノを一番良い位置に置いてみます。
ほぼ動く事なく手の届く範囲で目的のモノを取り出せるのがBESTです。

我が家のキッチンを例にしてご紹介致しますので、
よろしければ参考にしてみて下さいね。

コンロ周りでは。。。

コンロ前に立ったら、その場所からはほとんど動かずにすむように、
調理する時に必要な物はこちらに集めてあります。

フライパンやお鍋類はコンロ下の引き出しに収納。
菜箸やお玉も手を伸ばせば、調理中でも必要な時にすぐ取れる位置に出しっ放し収納です。

この時季、特に何度も沸かす麦茶のお茶パックもコンロ前におき
やかんはお気に入りの物を選んでディスプレイも兼ねながら、
カウンター上が定位置になっています。

調理中では。。。

調味料などもコンロ横の引き出しにまとめて収納してあります。

調理中、引出しは開けっ放しなので、
焼いたり・煮たりの途中でもほとんど動く事なく、
必要な調味料を取り出し、使ったらすぐ元に戻す事ができ便利です。

洗い終わった食器を戻す時

出来るだけ食洗機の前から動かず、
洗い終わった食器を戻せるようにしています。

例えば毎朝必ず使う食器は、
食洗機から振り返った食器棚の目の高さにある場所が定位置です。

カトラリー類やフライパン、ボウルやザルなども
キッチンの引き出しをすべて開けておき、
横へ一歩移動するだけで簡単にしまえるような収納に。

忙しいとついつい、次の食事の支度まで食洗機や水切りカゴに入れっぱなし。
なんていう事も多い食器類ですが、
戻す場所が近くにあるとその手間も簡単になるので、
食器の片付けが習慣化されやすくなります。

洗いっぱなしの食器がキッチンからなくなるだけでも、
見た目がスッキリなキッチンになりますよ。

ちょっと一息のコーヒー時間も

家事の合間や家に帰ってきた時のホッとする時間。

そんな時も「コックピット収納」で、
すぐに美味しいコーヒーを飲むことが出来ます。

カウンター下のバスケットの中からマグカップを取り出し、
上の扉をあけてコーヒーの粉を出していれたら、
後はお湯を注ぐだけ。

一息入れる時間を少しでも長く過ごしたい為の工夫です。

コックピット収納のポイント３つ

①毎日よく使う物を見極める。
　　キッチンで毎日よく使う物は実は思っていたよりも多くはないかもしれません。
　　本当によく使う「一軍」の物だけを手の届く範囲に置くようにしてみて下さいね。

②おく場所はゴールデンゾーンを意識する。
　　人が使いやすい物の置き場所は「ゴールデンゾーン」と呼ばれています。
　　「目の高さから腰の位置」が一番手に取りやすい位置です。
　　この場所に一軍の物だけが置いてあると、
　　グーンと使いやすいキッチンになりますよ。

③小さなキッチンでも広いキッチンでも出来る。
　　飛行機のコックピットはそれほど大きなスペースではありません。
　　手が届く範囲に一軍のモノを収納するには
　　小さなキッチンの方が仕組みを作りやすい。
　　という利点もあります。

　　また広いキッチンでは、
　　　＊洗う場所
　　　＊切ったり盛り付けたりする場所
　　　＊火のまわり
　　などとエリアごとにわけて考えてみて下さいね。


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忙しく立ち回るキッチンではモノを出す時・しまう時の
「動作を一歩でも少なくする」と
時短になり家事の効率が上がってきます。

すぐに出来なくても大丈夫！
日々のお料理中にまずは意識してみる事から始めてみてはいかがですか？

手の届く範囲に必要な物がある「コックピット収納」で、
みなさんが快適なキッチンライフを過ごせますように♪